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今回は、関連キーワードとは何か、またコンテンツ作成やリライトへの役立て方、さらにはそのために効率よく関連キーワードを抽出する便利なツールについて紹介します。ぜひご覧ください。
目次
関連キーワードとは?
そもそも関連キーワードとは何を意味するのでしょうか?
端的に表現してしまえば、「メインとなるキーワードから連想される、あるいは関わりのあるキーワード」です。しかし、これだけでは関連キーワードが具体的にどんなものなのかはっきりしません。
そこで、ここでは関連キーワードを捉えやすくするために、
- Googleサジェストキーワード(オートコンプリート)
- 他のキーワード/他の人はこちらも検索
- LSIキーワード(再検索キーワード)
の3点に絞って考えていきたいと思います。LSIキーワードとは包括的な概念で、あまりなじみのない言葉ですが、重要なポイントですので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
サジェストキーワード
サジェストキーワード(あるいは、Googleサジェスト)とは、検索窓にキーワードを入力した際に表示されるキーワード候補のことを指します。
英語ではもっぱら「オートコンプリート」と呼ばれています。

このサジェストキーワードは、実際にユーザーが打ち込んだ検索クエリであり、ユーザーの検索意図がそのまま表れています。たとえば、上図のように「東京 スポット」と検索窓に打ち込むと、穴場やデート、遊び、夜といったキーワード候補が自動で表示されます。
なお、Googleの公式発表によると次のようなデータをもとに、サジェストを表示しているそうです。
- 一般的なクエリ : 多数のユーザーが検索しているワード
- トレンドクエリ : 検索数が増加傾向にあるワード
- 検索者の言語 : 検索者の言語に沿ったワード
- 検索者の位置 : 検索されている国に沿ったワード
- 一部予測 : クエリ全体から一部を予測して返されるワード
- 新しいクエリ : スポーツの試合結果といったタイムリーな情報
- 関連性 : 特定のトピックに固有で関連性のある情報
Googleのサジェストキーワードについては「Googleサジェストとは?検索における意味や使い方、抽出ツールを徹底解説」で詳しく説明していますので、併せて参考にしてみてください。
他のキーワード(検索に関連するキーワード)
一方で、他のキーワードは検索結果画面(SERPs)の一番下、ページネーションの上に表示されるキーワードです。以前は、「○○に関連するキーワード」と表示されることが多かったので、そちらを思い浮かべる方もおおいでしょう。なお、モバイル版では「関連キーワード」と表示される傾向にあります。
サジェストキーワードとは似て非なるもので、検索クエリ、関連サイト、共起語、再検索ワード※などを参考にして抽出されたキーワードです。
(※再検索ワードはLSIキーワードとも呼ばれます。非常に重要なポイントなので後述で詳しく解説します。)

そのため「東京 スポット」と検索した場合、図2のように、スポットというキーワードが省かれ、その代わりに「観光」に焦点が当てられた様々な関連キーワードが候補として提示されています。
他の人はこちらも検索
検索結果ページ(SERPs)から、あるページをクリックしSERPsに戻ると、以下のように「他の人はこちらも検索」という項目が表示されます。上述した「他のキーワード」と同一ではありませんが、キーワードが重複している傾向にあります。
この「他の人はこちらも検索」はそのページから離脱した人が、続いて検索したキーワード(再検索ワード)を表示しているため、ユーザーニーズを多分に含んでいると考えられます。その点において、上記で説明したサジェストや他のキーワードと同様に、新規コンテンツの作成時やリライト時に参考にすることができます。
例えば、「東京 スポット」と検索して、ページをどれかクリックし、その後検索結果画面(SERPs)に戻ると、以下のように表示されます。

LSIキーワード(再検索キーワード)という関連キーワード
関連キーワードの一つにLSI(Latenet Semantic Indexing)キーワードというものがあります。
LSIキーワードは再検索ワードとも呼ばれ、文字通り、Webページを閲覧した後に再度検索された言葉を指します。そのため、上述した「他のキーワード」と「他の人はこちらも検索」に表示されるワードが、LSIキーワードであると考えられます。
LSIキーワードは、検索数が多かったり、あるいはトレンドを反映しているサジェストワードと違い、潜在的なニーズを表しています。

LSIキーワード(再検索キーワード)の特徴
LSIキーワードは、Webページにおいて顕在的なニーズを満たした後に検索されるため、潜在的なニーズが表れている特徴があります。Webページを読んでいて、新しく浮かんできた疑問やそのページでは分からなかったことが検索されます。
一方で、他にも別パターンとして以下のような特徴があります。
- 本来の目的であるキーワード
- もともと検索する予定だったキーワード
- 既存の検索結果に不足している情報
言うまでもなく、キーワード選定、およびコンテンツ作成、リライトなどにおいて非常に重要な情報です。
LSIキーワード(再検索キーワード)の調査
LSIの調査は、手動で行うパターンとツールを用いるパターンがあります。
検索結果の下部にある「他のキーワード」を調査、さらにその先の「他のキーワード」を見に行くことで、網羅的にLSIキーワードを押さえることができます。

もちろん、「東京 スポット」のLSIキーワードとして重要なのは、「東京 スポット」の他のキーワードですが、さらに深くユーザーの検索意図に踏むこむ調査として、次の他のキーワードまで調べにいきます。(上図参照)
手動では、以上のように調査することができます。調査したLSIキーワードはExcelやスプレッドシートなどでまとめておきましょう。検索ボリュームの大きさやLSIキーワードの重複などから重要度を決めることができます。
上記のように手動で行うのが難しい場合は、ツールを使ってみましょう。
LSI抽出においては「LSIGraph」というツールが一般的です。無料で使うことができますが、無料版では日本語対応していません。どうしても使いたい場合は、有料版に登録しましょう。
LSIGraphはこちらから
関連キーワードでキーワード選定
さて、関連キーワードについて一通り見てきましたが、これらは検索ユーザーにとって利便性の高いものだけではなく、Webサイトで集客したいと考えている方にとっても非常に役立つものです。たとえば、コンテンツを企画する際のキーワード選定、記事コンテンツ作成、およびリライトが挙げられます。まずはキーワード選定からみていきましょう。
現在、WebページがGoogleの検索結果で上位に表示されるために最も重要なポイントは、ユーザーのニーズを満たしているかどうかです。ユーザーニーズとは、すなわち検索された意図であり、この検索意図は関連キーワードから調査することができます。
たとえばサジェストキーワードです。
サジェストキーワードでキーワード選定
テーマを大まかに決めたら、まずは検索してみましょう。
上の図にもあるように「東京 スポット」と検索すれば、サジェストキーワードとして様々な候補が表示されます。サジェストには、デートや穴場、夜といった言葉が並んでいるのがわかると思います。
これらを参考にして、
- 「東京 デート」:検索ボリューム、18,100
- 「東京 デート スポット」:検索ボリューム、8,100
- 「東京 穴場」:検索ボリューム、1,000
- 「東京 観光 穴場」:検索ボリューム、3,600
- 「東京 ドライブ 夜」:検索ボリューム、1,600
といったようにキーワードの候補を挙げていくことが可能です。サジェストキーワードは、実際にユーザーが興味や疑問をもって検索した言葉です。それゆえ、たしかな需要があり、それだけに集客につながる可能性が大きいといえます。
なお、SEOツールのKeywordmapでは、Googleのサジェストキーワードを以下のようにマインドマップ状にグルーピングしています。ユーザーの検索意図が可視化され、調査の手間も省けるので、興味がある方は無料トライアルで使ってみてください。

関連キーワードでコンテンツ作成・リライト
コンテンツ作成やリライトの際に、サジェストキーワード、さらにはLSIキーワードを役立てることができます。
サジェストで記事構成案
サジェストには、ユーザーの顕在化したニーズが表れているため、より詳しく解説すべき箇所です。したがって、記事の骨組みとなる見出し(hタグ)に設定することができます。
たとえば、「東京 デート」というサジェストには、恵比寿、六本木といったエリア系のワードや、ご飯、和食、ランチといった食事系のワード、さらにはイルミネーションやサイクリングといったイベント系のワードなどが抽出されます。したがって、「東京 デート」というキーワードで構成案を作る場合、これらを見出しとして設定することで、ユーザーニーズに合致したコンテンツを作り上げることができます。

各h2の配下には、h3として詳細な情報が掲載されます。
エリアなら、恵比寿、渋谷、新宿、六本木、上野といった形。ランチであれば、お勧めのレストランやバーなどを紹介するなど。なお、h2を並べる順番は、文脈に違和感がない限り、検索ボリュームが大きい順に並べるのが無難です。
LSIキーワード(再検索キーワード)でリライト
上述したように、LSIキーワードを調査した結果、検索ボリュームやLSIキーワードの重複によって、それぞれに優先順位を付けます。その後、以下のようなコンテンツのリライトに役立てることができます。
- 内部リンクの拡充
- 新しいテーマの追加
LSIキーワードで新しくWebページを作り、それをリライトコンテンツの一部に内部リンクとして設置します。「東京 スポット」というキーワードで作成したコンテンツの記事に、「東京観光 自然」や「東京 ホテル」の関連ページを「あわせて読みたい」ブロックに設置するイメージです。
LSIキーワードは、ユーザーが次に知りたい情報を基にしているため、内部リンクでつなぐことにより、サイト内回遊性が高まり、かつユーザー満足度も上昇します。

新しいWebページとして内部リンクを設置するのではなく、既存の「東京 スポット」記事の一つの見出しとして、LSIキーワード「東京観光 自然」、「東京 ホテル」を含めることもできます。LSIキーワードを活用して新しいテーマを加筆すれば、情報網羅性が高まり、ユーザーの離脱、再検索を防ぐことができます。
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増え続けるクエリに対応する
便利な関連キーワードですが、検索窓や検索結果画面に表示される数には限りがあります。
また、2018年、カンファレンスに登壇したGoogleのスポークスマンであるジョン・ミューラー氏は、日々検索されるクエリのおよそ15%が過去に一度も検索されたことのない新しいものであると報告しています。
毎日、膨大な増加をみせる新クエリに対応するためには、選択肢は多い方が好ましいのは言うまでもありません。たくさんのキーワードの中から吟味、精査してテーマやアイディアを出したほうが、コンテンツの質が高まるということも言うまでもないでしょう。
そこで紹介したいのが、関連キーワードを抽出する便利なツールです。
関連キーワードを取得できるツール
例えば、検索エンジン上に表示されるサジェストワードの数には限りがあります。ユーザーニーズを詳しく把握するためには、関連キーワードを網羅的に調査することが必要です。
そこで必須となってくるのが関連キーワードを洗い出してくれるツールになります。ツールを用いれば、気軽にキーワードを取得し、ユーザーニーズの分析につなげることができます。ここでは以下の3ツールを紹介します。
- キーワードプランナー
- Keywordmap
- ラッコキーワード
Googleキーワードプランナー

Googleが提供するキーワードプランナーでも関連キーワードを取得することができます。
以下の図のように対策したいキーワードを検索すると、関連キーワードが表示されます。さらに、それらの関連キーワードの月ごとの検索ボリューム(検索回数)も一緒に把握できるというメリットもあります。

Keywordmap

Keywordmapでは、サジェストワードをマップ形式で把握できます。そのため、ワード同士の繋がりが分かり、より細かいニーズの理解に役立ちます。
下の図であれば、「京都 観光」から「夜」というドットに線が伸びており、さらに、「バス」「ご飯」「11月」「12月」というドットへ繋がっています。つまり、「京都観光」と検索したユーザーには、夜の食事処やバスの時刻、季節に合わせた楽しみ方を知りたいニーズがあると考えられます。

また、サジェストワードの検索ボリュームも表示される仕様となっているため、サジェストの中でも検索数の多い、需要のあるワードを調査可能です。

Keywordmapは無料で7日間、全機能をご利用できます。
ラッコキーワード(旧:関連キーワードツール(仮名・β版))

ラッコキーワードを使うと、そのキーワードに関連したサジェストワードが表示されます。
例えば「東京 スポット」と検索すると、以下のようにサジェストワード、さらにそのサジェストが表示されます。サジェストのサジェストまでわかるので、よりユーザーニーズが細かく把握できる点が魅力です。

Keywordmapの関連ワード抽出機能とは
最後に、上記で紹介したKeywordmapに搭載されている「関連ワード」という機能を紹介します。
「関連ワード」では対象ワードに関連するキーワードを抽出できる機能となっており、単なる掛け合せワードでは無く、対象ワードと同義関係にあるワードや関連性が強いワードを抽出することができます。
そのため、ユーザーの潜在的なニーズを含んでいる可能性があります。
そのため、新クエリに対応する可能性のあるキーワードを抽出できたり、ペルソナ策定時に決めたメインとなるキーワードから、新たなテーマを調査する際に利用できます。もちろん、コンテンツ制作時、あるいはリライト時にも役立ちます。
実際の機能画面や、使い方を紹介します。
関連ワードを抽出する

関連ワード抽出機能にアクセスし、上図の検索窓に軸となるワードを入力します。
例として、「六本木 ホテル」で関連ワードを抽出してみます。

すると、軸ワード「六本木 ホテル」に関連するワードが一覧で表示されます。0~100%の関連スコアが付与されており、100%に近づくほど対象ワードと関連性が強いと判定されています。
(なお、他にもキーワードごとの検索VolやCPC=クリック単価や競合性も表示されます)
さらに詳しく見ていきましょう。

六本木に存在する「グランドハイアット 東京 バイキング」や「リッツカールトン グランハイアット」など、軸ワードに共起する(関連する)ワードが表示されます。
サジェストキーワードとは異なり、関連ワードに軸ワード(この場合「六本木 ホテル」)が一切含まれないワードもあります。
あくまでも意味的に関連しているワードを表示するため、新しい表現(クエリ)に対応したり新しいテーマを発見することができます。

上の図は「エンジニア 求人」の関連語です。
「転職サイト 技術者」や「se 転職 しやすい」など共起にあたるワードが表示されます。
関連キーワードを探す
では実際に当機能を利用して関連ワードを探してみましょう。
今回はキーワード「離婚」を取り上げてみたいと思います。以下の図をご覧ください。

「離婚」の関連ワードマップを見ると、「慰謝料」や「弁護士」、「裁判」、「調停」、「費用」が表示されます。
確かにどのワードも日本語的に関連性が高いものであることが分かります。
では、次に拡大表示してある「慰謝料」を検索してみます。

すると、「浮気」、「相場」、「不倫」、「裁判」が表示されました。ということは、

上図のように、関連ワードマップを用いることで、関連語や連想語などを簡単に抽出することができます。その結果、新たなテーマが芋づる式のように見えてくるので、コンテンツの企画やアイディア出し、リライトの際に十分活用できると思われます。
以上のように、対象ワードの関連テーマが一目で把握することができます。
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