コンテンツマーケティング

Googleペナルティとは?順位下落の原因と解決策をみつける方法

Googleアルゴリズムのアップデートを機に、一晩でアクセス数が限りなく0に陥るWebサイトがある、ということを知っていますか? このような場合、もしかするとGoogleによる何かしらの対策「Googleペナルティ」を受けている可能性があります。

2021-04-30 2021-09-27更新

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しかしながら、Googleは公式にアップデート内容を公開しておらず、流入数の減少が本当にアルゴリズムの変更によるものなのか、正しく知ることはできません。とはいえ、Googleのアルゴリズムの変更によって、サイト自体にGoogleペナルティが課せられているのだとしたら、その原因を明らかにし、取り除く必要があります。

そこで、今回はGoogleアルゴリズムアップデートがWebサイトのアクセス数に影響したか否かをチェックするツールをご紹介したいと思います。まずはサイトに課せられるペナルティ、「Googleペナルティ」について簡単に解説していきます。

Googleペナルティとは?

Googleペナルティは、Googleの提示するガイドラインに違反すると課せられる罰を指します。

Googleペナルティが課せられてしまうと、Webサイトは順位を下げられたり、酷い場合にはインデックスから削除されて検索圏外へと追いやられたりする可能性があります。

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順調なアクセス数の成長を見せていたが、突然集客数が下落したWebサイト

したがってSEO従事者、あるいはコンテンツマーケティングでサイトへの集客を狙っている担当者などにとって、Googleペナルティを受けることは絶対に避けなければならないものだと言えます。

さて、気になるのはその原因です。なぜGoogleペナルティを課せられてしまうのでしょうか? ここでは、その理由について考えていきます。

Googleペナルティの原因

Googleの品質に関するガイドラインから、原因と考えられるものは大きく分けて2種類に分類できます。

  1. 低品質なコンテンツを抱えている
  2. 不自然なリンクが貼られている

Google Search Consoleのヘルプによると「低品質なコンテンツ」とは、

  • 自動生成されたコンテンツ
  • 内容の薄いアフィリエイトページ
  • 他のソースからのコンテンツ(例: 無断複製されたコンテンツ、低品質のゲストブログ記事)
  • 誘導ページ

が代表例として挙げられています。

リンク:Google Search Console [手動による対策] レポート

一方で、「不自然なリンク」とは、

  • 購買などの商取引で得たリンク
  • リンク目的で作られた低品質なサイトからのリンク
  • 過度な相互リンク
  • 内容の薄いアフィリエイトサイトからのリンク
  • 国内向けのサイトへ貼られた海外からのリンク
  • 低品質なブックマークサイトへ登録した代わりに得たリンク

などが挙げられます。

大きく分けると以上の2種類ですが、ほかにも隠しテキスト・隠しキーワードが盛り込まれているサイトや、ユーザーの意図を無視して他サイトのページへとリダイレクトさせるような悪質な転送を行うスパムサイトも、Googleペナルティの対象になります。

なおGoogleペナルティにも、最も罰が重い「手動ペナルティ」と、比較的に軽い「自動ペナルティ」の2種類あります。

Googleペナルティの種類

Googleペナルティには「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」2種類が存在します。

手動ペナルティはGoogleの社員が直接サイトを調査して行われ、自動ペナルティはGoogleのアルゴリズムで自動で行われます。両者について詳しく解説していきます。

手動ペナルティ

Google Search Console ヘルプにあるように「手動による対策」が、いわゆる手動ペナルティです。

手動ペナルティの特徴として、Googleの人間が直接確認していることが挙げられます。この手動ペナリティとしてガイドラインに違反していると判断された場合、インデックスから削除されたり、検索順位に表示されなくなるといった、重いペナルティが課せられてしまいます。

なお、手動ペナルティを受けると、Googleからその旨の報告があります。これはSearch Consoleの「メッセージ」か「手動による対策」で確認することができます。

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もし、手動ペナルティを確認したら、その原因を取り除くようにしましょう。Googleは、手動ペナルティの場合、Search Consoleにサイトのどこが問題だったのか記載してくれます。

問題のあるコンテンツ、あるいはリンクへの対処を施したら、Googleへ「再審査リクエスト」を行う必要があります。ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反していないという旨を伝え、Googleに再審査リクエストを送信しましょう。再審査リクエストが受理されて、違反が無いと確認されれば、手動ペナルティが解除されます。その結果、削除されていたインデックスが復活、検索順位もすぐに戻るはずです。

自動ペナルティ

一方で、Googleのアルゴリズムが自動でスパムを検出し、自動で順位を下げるというのが「自動ペナルティ」になります。

検索順位は落ちてしまいますが、インデックスから削除されたり検索圏外になったりするほどではないので、手動ペナルティよりは軽いペナルティといえるでしょう。ただ、この自動ペナルティの厄介さは、Googleからのメッセージが届かないというところにあります。メッセージが届かないということは、ペナルティを受けているのかどうかはもちろん、受けていた場合、何がガイドラインに違反しているのかもわかりません。つまり自力で、ペナルティを受けている可能性のある箇所を見つけていく必要があります。

また、再審査リクエストもないので、解除にはクローラーの回遊を促して、Googleのアルゴリズムが再評価してくれるのを待つしかありません。検索順位が以前の状態に戻れば、自動ペナルティが解除されたと考えてよいでしょう。

自動ペナルティの原因を推測する

自動ペナルティの原因はたしかにわかりません。しかし、推測することは可能です。

自動ペナルティは、Googleのアルゴリズムアップデートと深く関連しており、アルゴリズムが更新されるタイミングで、ペナルティを受けてしまうということがあります。言い換えれば、アップデート実施日とトラフィックの増減を照らし合わせ、どのようなアップデートが行われたのか知ることができれば、その原因を推測することができる、ということを意味します。たとえば、パンダアップデートであればコンテンツの質、ペンギンアップデートであれば被リンク、といった具合です。

さて、そこで紹介したいのが、アップデートの実施日と、その内容を把握するためのチェックツールです。

Googleペナルティの確認ツール

本章では、アップデートの実施日と、その内容を確認するツールを紹介します。

具体的には以下の4つです。

  • The Google Penalty Checker From Fruition
  • Panguin Tool ← おススメ
  • Google Algorithm Change History
  • Keywordmap(SERPs変動)

The Google Penalty Checker From Fruition

米国Webサイトコンサルティング会社Fruition社のペナルティチェックツールです。

Google Analyticsのアカウントと連動させることで、過去Googleアップデートが行われた日に自社サイトのアクセス数がどう変化したか、どう影響を受けたかを分かりやすいグラフと共に確認できます。

リンク:The Google Penalty Checker From Fruition

セットアップ

まずは使用前のアカウント作成のフローについて解説します。

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登録画面で「Register Now」というボタンをクリックします。

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メールアドレスを入力し、「Create Account」をクリックします。

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入力したメールアドレス宛てに上図のようなメールが届きます。

「Verify My Email Address」と表示された青いボタンをクリックします。

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登録画面に戻ると上図のページに遷移します。

入力事項を記入し、「Finish」をクリックしましょう。

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登録が完了するとトップページが表示されます。

ベーシックプランの「Get Started」をクリックしましょう。

このツールでは、2サイトまで無料でチェックできます。ただし、使用にはGoogle Analyticsアカウントへの連携を許可する必要があります。

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「Continue with self service」をクリックします。

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「Autherticate Google Analytics」をクリックし、Googleアカウントの連携に入ります。

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「承認する」をクリックし、Google Analyticsのデータを取得する事を許可します。

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ペナルティ調査をしたWebサイトプロファイルにチェックを入れ、「Continue」をクリックします。

これでチェックの準備が完了しました。

ペナルティチェック

それでは早速Googleペナルティに引っかかっているか否かを確認してみましょう。

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過去のGoogleアルゴリズムのアップデートが行われた日付とアップデート内容が一覧で表示されます。

各アップデート実施日と同じ日に自社Webサイトがどう影響を受けたか、アクセス数の変化率(%)とアップデートによる影響度(%)が表示されます。

影響度を表す「Prob Affected」の色は影響度合いと連動しており、緑色で表示されるほどアルゴリズムの変更によって自社Webサイトは好影響(アクセス数のUPなど)を受け、逆に赤色で表示されるほど悪影響(アクセス数の下落)を受けていることになります。

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「Details」をクリックすると、その日に実施されたアップデートの概要をチェックできます。

自社サイトのアクセス上昇・下落がどの様なアルゴリズム変更によって引き起こされたのか、今後の改善点は何なのかをある程度把握できるでしょう。

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また、バブルチャートで視覚的に影響度合いを把握することもできます。

GoogleAnalyticsと連動することで、素早くGoogleアルゴリズムの変更とアクセス数を突合して確認ができ、素早く正確な判断を可能にします。

Panguin Tool

こちらも同じく、Google Analyticsと紐付けることで、アップデート実施日にトラフィックがどの様に変化したか視覚的にチェックできるツールです。

リンク:PANGUIN TOOL

セットアップ

では、早速PANGUIN TOOLとGoogleアナリティクスを連動させてみましょう。

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「USE FOR FREE」をクリックします。

その後、「承認する」をクリックし、Googleアナリティクスデータの抽出を許可します。

これで設定は完了です。ほんの数十秒で終わります。

ペナルティとアクセス数の関係性をチェック

設定が完了したら、過去のアルゴリズム変更と自社サイトのアクセス変動に関係性があるのか否かを確認してみましょう。

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上図がTOPページとなっています。

オーガニック流入推移が線グラフで表示され、Googleアップデートが行われた日に、アップデートの種類に基づいて付与された色の縦棒が入っています。流入数が変化し始める段階でアップデートの縦棒が入っている場合は、GoogleアルゴリズムによってWebサイトが何らかの影響を受けている可能性が考えられるでしょう。

気になる箇所をクリックすると、クリックした日付に実施されたアップデートの内容を確認できます。

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今回は上記の2021年2月に行われたアップデートについて見ていきます。

グラフの赤い縦棒をクリックしてみましょう。

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上の画面に遷移します。矢印の部分でアップデートの内容を確認することができます。

アクセス数の増減がどういったアルゴリズム内容変更によって引き起こされたのか把握しましょう。内容がわかれば、ペナルティ箇所を推測し、修正してみてください。

Google Algorithm Change History

インバウンドマーケティングソフトウェアのMozは、過去のGoogleアップデートを全て記載しているアルゴリズムヒストリーを公開しています。

実施された日付とアップデート内容、参考記事URLを掲載しており、時系列でGoogleの動向や変化を調べる事ができます。

リンク:Google Algorithm Change History

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2002年から2021年現在までのアルゴリズム変更を全て記録しており、自社Webサイトのアクセスに大きな変化があった場合、このヒストリーを元に原因を探ることも出来ます。

Keywordmap(SERPs変動)

アルゴリズム変動を観測し、変動の影響度や影響を受けたサイトを抽出する機能です。

不定期に発生する検索結果(SERPs)の変動による影響度や影響を受けたサイトの調査が可能です。

リンク:keywordmap

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大々的なアルゴリズムの変更が行われる場合、Googleのスポークスマン的なJohn Mueller氏や他Google社員によって告知がされますが、常時適用型に運用されているPenguinなどは告知がなされずに突然本番環境に適用される事があります。この場合、Fruition社のGoogleペナルティチェッカーでは確認できない為、全体的な検索結果の変動を見て判断します。

Googleペナルティの解除方法

Googleペナルティの確認方法がわかったところで、解除する方法についてもおさえておきましょう。解除する方法は手動ペナルティの場合と自動ペナルティの場合で異なります。

手動ペナルティの場合

手動ペナルティを解除するためには、Googleから送られてきたメッセージで違反の内容を確認・修正した後、「再審査のリクエスト」をする必要があります。再審査のリクエストを送信してから、ペナルティが解除されるまで一週間程度かかると言われています。

また、手動ペナルティは、再審査のリクエストを行わなくても一定の期間が経過すると解除されることもあります。そのため、放置していても検索順位が戻る場合がありますが、再度ペナルティを受けて不利益を被らないためにも修正を行い、リクエストを送信することをおすすめします。

自動ペナルティの場合

自動ペナルティは手動ペナルティの場合とは違い、Googleから警告の通達を受けることはありません。そのため、検索順位が急激に下がったページなどに規約に違反する箇所はないかチェックする必要があります。

チェック方法は、上記のツールで紹介した通りです。

検索アルゴリズムのアップデートの影響を受けていないか調査し、受けていた場合は、どんなアップデートなのか調べ、それに基づいた修正を行うという流れになります。

修正を行ったのち、ペナルティが解除されるには、ページを巡回するクローラーによって再調査されるのを待つ必要があります。

Googleペナルティへの対策

Googleペナルティを受けないために行うべき対策を4つ紹介します。

  • ユーザーの検索意図に沿った高品質なコンテンツを作る
  • 低品質なコンテンツを排除する
  • 不自然なリンクを貼らない
  • 隠しキーワード・隠しリンクを盛り込まない
  • ユーザーの意図を無視して他サイトのページへリダイレクトさせない

ユーザーの検索意図に沿った高品質なコンテンツを作る

現行のGoogle検索アルゴリズムの根幹にあるのは、興味・関心・疑問・確認といった意図を持っているユーザーに対し、最適な回答となるWebページを検索結果に返却する、という考え方です。

つまり、検索アルゴリズムのアップデートに左右されず、Googleペナルティを受けない対策法として最も確実なものが、ユーザーが満足するような高品質なコンテンツを作成することです。

高品質なコンテンツですが、具体的には、訪問したユーザーがそのWebページ内で知りたいことをすべて知り、検索結果に戻って再検索しないようなコンテンツといえるでしょう。ユーザーの知りたいこと、そして、知った後で疑問を持つようなコトにも先回りして掲載されていれば、高品質なコンテンツだと考えられます。

低品質なコンテンツを排除する

低品質なコンテンツとは、自動的に作られたものや無断に複製されたものなどを指します。そのようなコンテンツを含まれたページはペナルティを受けやすいので、注意しましょう。

不自然なリンクを貼らない

関連性のないサイトにリンクを貼ったり、購入したリンクが貼り付けられていると、ペナルティの対象になります。こうしたむやみにアクセス数を増やす行為はかえって低評価を招くので注意しましょう。

隠しキーワード・隠しリンクを盛り込まない

隠しキーワード・隠しリンクとは、ユーザーには見えない状態だが、検索エンジンが読み取れるように工作されたキーワード(リンク)のことを指します。例えば、背景の色と文字の色を同じにし、キーワードが見えない形になっている場合などがあります。このような検索エンジンを騙す行為はペナルティの対象になります。

ユーザーの意図を無視して他サイトのページへリダイレクトさせない

ユーザーの意図を無視して関連性の低いページにリダイレクトさせる行為もペナルティを受ける要因の一つです。リダイレクト先のページはユーザーが知りたい情報が記載されている関連性の高いものか確認しましょう。

まとめ

Googleペナルティの原因や確認方法について解説しました。Googleペナルティを受けてしまうとサイトへの流入数が大幅に減少するなどのデメリットが生じてしまいます。

ペナルティを受けたのではないかを感じた場合には、今回紹介した確認ツールを活用してみることをおすすめします。最後に以下のポイントをおさらいしましょう。

  • Googleアナリティクスと連動するツールを使えば、アップデート実施日に流入数がどう変化したか素早く確認できる
  • 上記ツールや参考資料から原因を探る
  • 常時運用型アルゴリズムによる影響はSERPs監視ツールを用いて判断する
  • アップデートの影響を受けていない自動ペナルティは、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に則って、違反していそうな箇所を修正する
  • 手動ペナルティの場合、「再審査のリクエスト」を行う
  • 低品質なコンテンツや不自然なリンクの掲載は避ける
この記事を書いたライター
Keywordmap編集部
デジタルマーケティングに役立つ情報を発信していきます。KeywormdapとはコンテンツマーケティングやSEO、SNSマーケティングの調査、分析ツールです。詳しくはこちら⇒https://keywordmap.jp/

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