記事作成におすすめの無料ツール22選！工程別に紹介

最終更新日: 2023-12-20

コンテンツマーケティング

最終更新日: 2023-12-20

コンテンツマーケティング

ブログやオウンドメディアの記事を書いている方の中には、記事作成を楽にするツールを活用したいと考えている方は多いのではないでしょうか。ただ、ひとえに記事作成のツールといっても様々な種類があります。というのも、記事作成には、ライティング以外にも（コンテンツSEOの場合）キーワード選定や記事構成案の作成、コピペチェックなど、複数の工程があり、それぞれに適したツールが存在するからです。

そのため、「記事作成の中でどの作業を楽にしたいか」という観点でツールを選ぶことが重要です。作業別・工程別に記事作成に役立つ代表的なツールは主に以下です。

当記事では、ブログやオウンドメディアの記事作成に役立つお勧めのツールを上記のように、工程別に紹介します。Web記事を執筆される方はぜひ参考にしてみてください。

キーワード選定からAIによる記事作成、検索順位の定点観測まで網羅したツール「Keywordmap」～無料トライアルはこちらから～

※無料トライアル以降、自動で料金が発生することはありません。お気軽にご利用ください。

記事作成ツールの種類

冒頭で述べた通り、記事作成にはキーワード選定やライティングなど様々な工程があります。そのため、各工程でおすすめのツールが異なります。

ツールの種類を大きく分けると以下の6種類です。

1. 文章作成（テキスト入力）ツール
2. キーワード選定ツール
3. ニーズ（検索意図）調査ツール
4. 推敲・校正支援ツール
5. コピペチェックツール
6. AIブログ記事作成ツール

それぞれについて、以下で解説していきます。

キーワード選定、記事トピック調査、記事構成案の自動生成、検索順位計測なら「Keywordmap」

文章作成（テキスト入力）ツール

文章作成ツールとは、文字通り文章を作成するためのツールです。執筆した文章を保存したり、呼び起こしたりするために必要なツールで、一般的にはMicrosoftが提供する「Word」や、Googleが提供する「Googleドキュメント」が知られています。

キーワード選定ツール

検索エンジンの自然検索経由でユーザーにアクセスしてもらいたい場合、ユーザーが検索したキーワードで上位表示されている必要があります。そのため、あらかじめ、どのキーワードで上位表示させたいか決めておき、記事を作成することが重要です。

しかし、なんとなくでキーワードを選んでしまっては、効果的に流入数を増やしていくことは難しいです。

そこで必要になるのがキーワード選定ツールです。キーワード選定ツールでは、キーワードの検索ボリュームやリスティング広告におけるクリック単価を調査できるなど、キーワードを選ぶうえで必要なデータを取得することができます。

コンテンツSEOを行う場合、キーワードの選定に役立つツールの活用は必須といえるでしょう。

ニーズ（検索意図）調査ツール

ユーザーにとって役に立つ、かつ検索エンジンから評価される記事を作成するためにはユーザーニーズ（≒検索意図）に応えるコンテンツにする必要があります。

人力で調査することも可能ですが、工数を削減しつつ精度高くユーザーニーズを調査・分析するためには、ツールの使用が不可欠です。具体的には、検索ユーザーのニーズが反映されやすいサジェストキーワードや関連キーワードを抽出できるツールがおすすめです。

推敲・校正支援ツール

推敲・校正支援ツールとは、文字通り推敲や校正作業の手助けをしてくれるツールのことです。いくら熟練したライター・編集者といえども、誤字脱字は発生してしまいます。目視や音読では気付けなかった箇所も、推敲・校正支援ツールは指摘してくれます。ライターは記事の提出前に品質を高める目的で使用でき、編集者は掲載するWebサイトに合った文章に編集する目的で活用できます。

また、一部の推敲・校正支援ツールは、利用者のニーズに応じて細かくチェック項目を設けることも可能で、Webサイトの表記ルールに沿ったチェックもできます。

コピペチェックツール

コピペチェックツールとは、ライターから納品された記事（文章）が第三者メディアの盗作・コピーでないかどうかを判定するツールのことです。著作権の侵害を避けるためにも、使用しておくと良いでしょう。

また、コピーされた文章や自動生成されたコンテンツはGoogleによって厳しく評価しており、ペナルティを受けるケースがあります。

自動文章生成ツール

「ChatGPT」に代表される「テキスト生成系AI」を記事作成に活用するケースが増えています。機械が自動で文章を作成してくれるため、効率的に記事を作成できるようになると考えられます。

無料トライアルでChatGPTを使ったAI記事作成機能を使って、簡単に記事を作成できます。
⇒30秒で簡単登録！Keywordmapで記事を作成してみる。

おすすめの文章作成（テキスト入力）ツール【無料・有料】

ここからは記事作成の工程別に必要なツールを紹介していきます。今回紹介する代表的な文章作成ツールは以下の4つです。

• Googleドキュメント
• fumi-co
• Microsoft Word
• WPS Writer

【無料】Googleドキュメント

Googleドキュメントは、Googleが提供する文書作成ツールです。数あるGoogleアプリの1つで、他アプリとの互換性があるほか、オンライン上でリアルタイムの文書の編集・共有が可能なツールとなっています。クライアントへの納品フォーマットとしても多く採用されるツールで、拡張性の高さも評価されています。

個人の利用は無料ですが、法人として利用する場合は、GoogleWorkspaceに登録する必要があります。

【無料】fumi-co

fumi-co（ふみこ）は、CROCO株式会社が提供するWebライティングに特化したクラウド型テキストエディタです。Webライティングの現場では、クライアントから指定されるフォーマットに合わせて随時HTMLタグの装飾が必要になりますが、互換時に装飾が外れてしまうケースが珍しくありません。fumi-coはそうした煩わしさを解消するために、アウトライン機能（ツリー構造）を実装しています。

また、作成した文章の自動保存や、文章チェック機能も搭載されているため、1つのツール上で作成した文章の品質を高めることが可能です。

【無料】Microsoft Word

Microsoft Wordは、Microsoftが提供する文書作成ツールです。豊富な装飾が可能なテキストエディタをはじめ、文章チェック機能（校正）、テンプレートギャラリーなどが特徴として挙げられます。

Microsoft WordはMicrosoftの各アプリとの互換性に優れており、「Microsoft 365」に登録することで、Microsoftの他アプリも利用できるようになります。オンライン・オフラインをそれぞれ使い分けられるため、法人向け業務支援ツールとしても定評があるツールです。

料金の内訳は以下の通りです。

【有料】WPS Writer

WPS Writerは、キングソフトが提供する文書作成ツールです。UIをMicrosoft Wordに最大限近づけているのが特徴で、Microsoft Wordへの互換性も高いツールとなっています。基本的にはMicrosoft Wordと同じように使用でき、表・グラフの作成や文章の校閲などにも対応しています。

おすすめのキーワード選定ツール【有料・無料】

おすすめのキーワード選定ツールは以下の4つです。主にキーワードの検索ボリュームやリスティング広告におけるクリック単価を調査できる特長があります。

キーワード選定ツールの中には、他社サイトが上位表示しているキーワードを調査できるツールがあります。

• Googleキーワードプランナー
• aramakijake
• Ubersuggest
• Keywordmap

キーワード検索ボリューム調査、競合サイトのキーワード調査、コンバージョンキーワードの調査なら「Keywordmap」

【無料】Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Google広告が提供する広告用のキーワード選定ツールです。広告の出稿者が自身の広告を適切なユーザーに表示することを目的として提供されているツールで、広告主は商品やサービスに関する抽象度の高いキーワードを打ち込むだけで、Googleで実際に検索されている関連性の高いキーワードを知ることができます。発掘できるキーワードには、「月間検索ボリューム」や「推奨入札単価」が表示されているため、競争率が高いキーワードや、売上に繋がりやすいキーワードを見つけることが可能です。

注意点としては無料版の場合、検索ボリュームが「1万～10万」といったざっくりとした値で表示されてしまうことがあげられます。

そのため、キーワードプランナーで正確にデータを取得したい場合は、少額でもリスティング広告を配信することがおすすめです。

キーワード検索ボリューム調査、競合サイトのキーワード調査、コンバージョンキーワードの調査なら「Keywordmap」

【無料】aramakijake

aramakijakeは、入力したキーワードの月間検索回数を表示するツールで、GoogleとYahoo!それぞれの検索回数を確認できます。検索結果には関連語も表示されているため、検索需要の高いキーワードを効率的に探すことが可能です。Googleキーワードプランナーなどのツールと合わせて活用することで、検索需要の高さと売上に繋がるキーワードかどうかが把握できます。

【無料】Ubersuggest

Ubersuggestは、入力したキーワードの検索ボリュームやCPC（Google広告におけるクリック単価）、ドメインオーソリティ（ドメインの強さ）を把握できるツールです。関連キーワードの検索ボリュームやCPCも同時に可視化できるため、競合性が低いキーワードを選定する際に重宝されます。また、これらの指標をもとに「SEO難易度」としてキーワードごとの上位表示させる難易度も示されるため、キーワード選定の検討材料として活用できます。

料金の内訳は以下の通りです。

【有料】Keywordmap

Keywordmapは特定のキーワード、及びその掛け合わせキーワードの検索ボリューム、CPCなどを調査できるツールです。掛け合わせキーワードまで調べられるため、検索ボリュームは小さいものの、ユーザーのニーズが色濃く反映されたロングテールキーワードを発見しやすいです。

また、他社サイトが上位表示している、あるいは流入を獲得しているキーワードを調査できます。そのため、自社で上位表示できていない機会損失を起こしているキーワードを見つけることが可能です。

キーワード選定ツールを詳しく調べたい方はこちらもチェックしてみてください。
「キーワード選定ツール13選！無料のおすすめツール情報まで網羅」

おすすめのニーズ（検索意図）調査ツール【有料・無料】

おすすめのニーズ（検索意図）調査ツールは以下の3つです。主にサジェストキーワードや関連キーワードを調査できるツールが該当します。

• ラッコキーワード
• ruri-co
• tami-co

【無料】ラッコキーワード

ラッコキーワードは、無料で利用できるニーズ調査ツールで、調査したいキーワードのサジェストキーワードや、共起語、上位20サイトの見出し抽出などが行えます。Yahoo!知恵袋での検索結果やGoogleトレンドとも連携しているため、様々な観点からキーワードの価値を把握することができます。

有料プランにアップグレードすることで、サジェストキーワードプラスや、他のキーワード/質問β（再検索キーワード）、月間検索数の取得、などのツールを利用できるようになります。

【無料】ruri-co

ruri-co（るりこ）は、CROCO株式会社が運営する無料のニーズ調査ツールで、調査したキーワードの検索ボリュームやサジェストキーワード、検索順位の類似率を知ることができます。これらのデータを活用することで、よりユーザーニーズを詳細に把握できるように工夫されています。

【有料】Keywordmap

Keywordmapはユーザーの検索意図（ニーズ）をマインドマップ形式で表示させることができるツールです。ユーザーニーズが可視化されるため、検索意図に応えた上位表示されやすいコンテンツ作成を支援します。また、ユーザーニーズが大きい順に並べられている対策キーワードに対して、関連性が強く、より本質的なテーマ・トピックを調べることができます。

【有料】tami-co

tami-co（たみこ）は、CROCO株式会社が提供するオールインワンSEO分析ツールで、調査したいキーワードのサジェストキーワード（顕在ニーズ）や再検索キーワード（潜在ニーズ）、競合獲得キーワードといった機能が搭載されています。ユーザーニーズが某グラフやキーワードクラスタなどで視覚的に確認できるため、調査結果を社内で共有する際にもレポートとして役立ちます。ruri-coの上位互換ツールであるため、ruri-coより踏み込んだ分析を行いたい人は利用を検討するとよいでしょう。

料金の内訳は以下の通りです。

おすすめの推敲・校正支援ツール【有料・無料】

おすすめの推敲・校正支援ツールは以下の4つです。

• Enno
• 文章校正ツール
• Just Right!7 Pro
• 文賢

【無料】Enno

Ennoは、日本語の文章に対応している推敲・校正支援ツールです。調査したいテキストをコピー＆ペーストすることで誤字脱字や変換ミスなどを可視化します。ユーザー登録も不要で気軽に活用できるため、記事を納品する前に凡ミスがないかチェックする目的で活用できるでしょう。

【無料】文章校正ツール

文章構成ツールは、入力されたテキストの誤字脱字や変換ミス、わかりやすい表記にするための提案、用語の言い換えの提案などを行う推敲・校正支援ツールです。記事を公開する前に使っておくと安心でしょう。

【有料】Just Right!7 Pro

Just Right!7 Proは、株式会社ジャストシステムが提供する推敲・校正支援ツールです。高度な日本語処理技術を活用して誤字脱字や表記ミスをスピーディーにチェックします。目視で校正を行う場合よりも、作業時間を66％削減できるとのデータもあり、効率的に細かくチェックできるツールとして定評があります。チェック箇所を色分けでマーキングしたり、指定したルールに基づいて執筆されているかチェックしたりする機能があるなど、利用者の負担を軽減する機能が豊富です。

【有料】文賢

文賢は、株式会社ウェブライダーが提供する推敲・校正支援ツールです。100を超える視点で文章の読みやすさをチェックする「推敲支援機能」や、誤字脱字・間違った日本語を調査する「校閲機能」、Webメディアに合わせた「辞書（表記ルール）の共有機能」などが搭載されています。

Webメディアなどのスピーディーにコンテンツを作成しなければならない現場において多く活用されており、個人・法人かかわらず人気の高いツールとなってます。

おすすめのコピペチェックツール【有料・無料】

おすすめのコピペチェックツールは以下の3つです。

• CopyContentDetector
• chiyo-co
• こぴらん

【無料】CopyContentDetector

CopyContentDetectorは、入力したテキストがWeb上に公開されている文章をコピーした文章でないかをチェックするコピペチェックツールです。調査した文章を「類似率」「一致率」「テキスト判定」の3つの指標からコピペされた文章でないかチェックします。調査結果は「詳細表示」から確認でき、マークアップされた該当文章に直接編集を加えることも可能です。

無料版は4,000文字、有料版は8,000文字のテキスト制限があるため、長文をチェックする際は分けて入力する必要があります。

【無料】chiyo-co

chiyo-co（ちよこ）は、CROCO株式会社が提供するコピペチェックツールです。調査テキストのコピペや剽窃テキストの存在を可視化するツールで、AI生成文章の増加にともなう著作権侵害リスクを低減するためにも活用できます。文章のコピペ率がグラフで分かりやすく表示されるほか、解析元の文章と検出された文章を横並びでマークアップしてくれるため、チェック担当者も一目で該当箇所を確認できるメリットがあります。

【無料】こぴらん

こぴらんは、入力された文章がWeb上の記事に使用されているかどうかを確認する簡易コピペチェックツールです。完全一致のテキスト・文章が「類似数」として可視化され、Yahoo!・Google両方の検索エンジンで該当ページを調べることができます。完全一致のテキストを調べる簡易的なコピペチェックツールであるため、深く調査したい人はCopyContentDetectorやchiyo-coなどのツールを活用しましょう。

おすすめの自動文章生成ツール【有料・無料】

おすすめの自動文章生成ツールは以下の4つです。

• ChatGPT
• Catchy
• Transcope
• Xaris
• Keywordmap（記事構成案作成）

【無料】ChatGPT

ChatGPTは、OpenAIが提供するテキスト生成AIで、入力した文章（プロンプト）に対して適切な回答をAIが自動生成するツールです。例えば「「SEOとは」で検索するユーザーに対して、適切な説明を400字で行ってください」といった入力を行うと、指示に基づいた文章を生成します。

ただし、出力される文章はAIが自動生成した文章であるため、あるパターンに基づいて執筆される可能性が高い特徴があります。したがって、生成した文章を記事コンテンツに使用する際は注意が必要です。

【有料】Catchy

Catchyは、株式会社デジタルレシピが運営するテキスト自動生成ツールです。SEO記事だけでなく、広告のキャッチコピーやYouTubeの企画、新規事業のアイデアなど、多様なビジネスアイデアを出力できます。SEO記事作成モードでは、作成したい記事のトピックやタイトルを入力した後に、質問に答える形で記事の概要や含めたい話題を入力していきます。画面上の質問に回答するだけで記事が自動生成されるため、記事作成の負担が大幅に軽減されるのがメリットです。

ただし、作成された文章の品質向上には人間の加筆が必要であり、全ての作業をAIに任せられるわけではありません。

【有料】Transcope

Transcopeは、シェアモル株式会社が運営するAIブログ記事作成ツールです。入力したキーワードや上位表示コンテンツを軸に、AIが自動でSEOに強い文章を生成します。Transcopeは上位記事の見出し構成からSEOに強い文章を生成しており、他にもCSVからのテキスト生成、画像ファイルからのテキスト生成などにも対応しています。

マルチモーダルといえばChatGPTが有名ですが、実際に記事として活用できるツールとしてはTranscopeがおすすめできます。

【有料】Xaris

Xarisは、株式会社スタジオユリグラフが運営するAIブログ記事作成ツールです。チャットの質問に答えるだけでAIが自動でSEO記事のタイトル・見出し・本文を出力してくれます。出力されたテキストが気に入らない場合は再度抽出することも可能で、文章の精度を高めていくことが可能です。

プランも1,280円/月～あるため、「試しにAIブログ記事作成ツールを使ってみたい」という人にもおすすめできます。

【有料】Keywordmap（記事構成案の作成）

Keywordmapは、AIが自動で記事構成案を作成してくれる機能を備えたツールです。

対策キーワードを入力するだけで、H1、H2、H3の見出しを自動で表示してくれます。また、自動生成された構成をボタン一つでWordファイルとしてダウンロードすることが可能です。

Keywordmap：AIで記事構成案作成機能

まとめ

記事作成ツールには、作業工程別に様々な種類があります。どの工程を効率的に行いたいのか吟味した上でツールを導入してみることをおすすめします。

当記事で紹介したツールは以下です。

＜文章作成（テキスト入力）ツール＞

• Googleドキュメント
• fumi-co
• Microsoft Word
• WPS Writer

＜キーワード選定ツール＞

• Googleキーワードプランナー
• aramakijake
• Ubersuggest
• Keywordmap

＜推敲・校正支援ツール＞

• Enno
• 文章校正ツール
• Just Right!7 Pro
• 文賢

＜コピペチェックツール＞

• CopyContentDetector
• chiyo-co
• こぴらん

＜自動文章生成ツール＞

• ChatGPT
• Catchy
• Transcope
• Xaris
• Keywordmap（構成案）

是非参考にしてみてください。