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SEOに強い記事の書き方を徹底解説!具体例でわかるSEOライティング

SEOを意識した記事を書いても順位が上がらない、という課題には必ず原因があります。この原因と向き合い、押さえるべき要素を対策しない限りSEOに強い記事を作成することも、検索順位を上げることも難しいでしょう。では、SEOに強い記事の要素、そして書き方とはどんなものなのでしょうか。

2021-12-08

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SEOに強い記事を書くために必要なことは、じつは非常に単純で、ある3つのポイントを押さえるだけです。ただし、このポイントを押さえることは簡単ではありません。当記事では、この3つのポイントを理解して、SEOに強い記事を書くためにはどうすればよいのか、その答えを用意しています。

可能な限りわかりやすく、具体例を用いてSEOに強い記事の書き方を解説していますので、是非参考にしてみてください。まずは、SEOに強い記事の3つのポイントは何か、という点からみていきましょう。

SEOに強い記事とは何か 

SEO(検索エンジン最適化)に強い記事とは、検索結果において上位表示されやすい記事を指します。なお、上位表示されるためには、検索エンジンのランキングアルゴリズムで高く評価されるような複数の要素を満たしている必要があります。

検索順位を決定するランキングアルゴリズムは数多くあり、またその実態は謎に包まれていることもあって、多くのSEO担当者が頭を悩ませています。その一方で、SEOに強い記事を書くために必要なことは、じつはそんなに多くなく、単純なことばかりです。

  • ユーザーのためのコンテンツである=NeedsMet
  • 専門的で情報網羅性が高い≒E-A-T
  • 読みやすい(利用しやすい)≒UX

Googleのアップデートや、実際の上位記事を見る限り、上記3つのポイントを満たす記事を作成することが、近年のSEO記事作成において求められていると考えられます。これは既存記事の更新、つまりリライトにおいても同様です。

さて、ではこれらのポイントを満たす方法、つまりSEOに強い記事の書き方について紹介していきます。まずはSEO記事の大前提であるユーザーニーズ(検索意図)から考えていきます。

SEO記事の大前提:ユーザーニーズ(検索意図)を考える

ユーザーは検索する際に、必ずその目的となる何かしらのニーズを持っています。いわゆる検索意図と呼ばれるものであり、SEOに強い記事は、この検索意図にこたえるコンテンツでなければなりません。

たとえば、「京都 観光」と検索するユーザーのニーズ(検索意図)には、京都の観光スポットを知りたいというニーズがあります。この場合、SEOに強い記事を書くためには、観光客に好まれそうな観光名所を、ユーザーが満足いくレベルで「複数」紹介する必要があるでしょう。2、3箇所紹介したところで、ユーザーの検索意図は満たされません。

SEO記事の書き方_検索意図について

このように、検索意図にこたえる点については、Googleが検索エンジンの理想として掲げている検索品質評価ガイドラインにも、Needs Met(ニーズとの一致)として記載してあり、検索順位に最も影響力を持った要素の一つだと考えられます。

ではどのようにしてユーザーの検索意図を把握すればよいのでしょうか。ここでは、非常に簡単な方法の一つであるGoogleサジェストについて紹介します。

Googleサジェストを用いる

Googleなどの検索エンジンにおいて検索窓にキーワードを入力した際、候補となるキーワードが出現することがあります。これをGoogleサジェスト、あるいはオートコンプリートなどと呼びます。

SEOに強い記事の書き方_Googleサジェスト

こちらは、Googleが検索ユーザーに提案する「ユーザーがよく検索するキーワード」の候補になります。つまり、検索ユーザーのニーズ(検索意図)がそのまま表れていることを意味します。

上記図からわかる通り、「seo記事」のキーワード候補を見ただけでも、検索ユーザーは様々なニーズを持っていることがわかります。

SEOに強い記事の書き方_検索意図を考える

なお、検索意図はキーワード選定および、コンテンツ作成のどちらにも活用できます。

キーワード選定においては、seo記事というテーマに対し、「seo 記事 作り方(書き方)」、「seo記事 文字数」、「seo記事 構成」、「seo記事 外注」という別々の対策キーワードを設定することができます。

検索意図をSEO記事作成に役立てる

一方で、コンテンツ作成の場合、上記で挙げたそれぞれのキーワードに対する回答を、一つのコンテンツでまとめてしまうような対策が考えられます。その結果、実際の対策キーワードにもよりますが、情報網羅性の高いコンテンツが作成できるでしょう。seoに強い記事を書く場合は、様々なユーザーニーズにこたえられるように、複数の検索意図に対する回答をまとめたコンテンツを作ることが推奨されます。

※ただし、検索意図が網羅されているコンテンツではなく、一つの検索意図のみの回答を専門的に取り扱っているコンテンツが評価される場合もあります。情報網羅性か専門性か判断に迷う場合は、実際に検索結果上位にランクインしているページを調査してみましょう。

なお、Googleサジェストからだけでなく、検索意図についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。検索意図の必須知識、調べ方、活用の仕方について解説しています。
検索意図とは?調べ方や活用法、SEOにおける重要性を完全解説

記事の「構成案」を作る

構成案とは、記事の設計書であり骨子です。

SEOに強い記事を作るための必須条件として、この記事の構成案を作ることが挙げられます。なぜ記事の構成案が必要なのでしょうか。それは本文を執筆する前に、その設計書を作っておくことで、以下のようなメリットがあるためです。

  • 検索ニーズに回答しやすい
  • 情報網羅性を担保しやすい
  • テーマがブレない

いきなり本文を書くよりも、どんなニーズに対して、どのような情報を提供するのか、予め決めておく方が、検索意図からハズれた内容を書く危険を回避できるでしょう。同時に、ニーズ回答に網羅的な構成案を用意しておくことで、本文執筆中に情報が欠落するようなことも防げます。そして何より、書くべきことが決まっているのでテーマがブレにくくなり、記事を執筆しやすくなります。

SEOにとってもコンテンツの制作者にとってもメリットしかないので、記事構成案は必ず作成しましょう。

構成案はh2からh3まで決めておく

構成案には、見出しを示すhtmlタグの<h>の中でも、中見出しである<h2>と小見出しである<h3>を含めます。これで、大まかな方針は決まりつつ、本文執筆段階の自由度までは損なわない、柔軟な記事作成が可能になります。

下図は2021年12月現在「検索エンジン 仕組み」で1位の記事を作成した際の構成案です。

なお、原則として見出しの順番はニーズが大きい順番に並べるのが定石です。要するに、検索ボリューム(回数)が多い順になりますが、これは単純に回答を知りたいと思っているユーザーが多いトピックを先に並べるのが、ユーザーの利便性が高いためです。

なお、記事構成案の作り方に関してはさらに詳しく以下の記事で解説しています。あわせて参考にしてみてください。
記事構成案の作り方!Webライティングで必須のプロット作成法を解説

タイトル(titleタグ)にこだわる

SEOに強い記事は、タイトル(titleタグ)が、検索意図に強く関連していて、本文の内容を正しく反映しています。

たとえば、「京都 観光」という検索に対して、「京都のオススメ観光スポット30選」と「京都観光で外せないスポットは洛外にある」では、どちらがニーズを反映しているといえるでしょうか。先ほども述べましたが、この場合は、京都の観光スポットを複数知りたいニーズがあるので、後者では検索意図を反映しているとは言えないでしょう。

また、タイトルはコンテンツ本文の内容を正しく反映している必要があります。観光スポットを30か所、わかりやすくリスト形式で解説してあるからこそ、「京都のオススメ観光スポット30選」というタイトルを付けることが可能になります。かりに10か所しか記載していないコンテンツだと、検索エンジンから評価されることはありません。いわゆる釣りタイトルと呼ばれるものに該当します。

※Google検索エンジンは、検索ユーザーに最適な情報を返すために、検索結果に表示されるタイトル(タイトルリンク)を書き換えることがあります。これは、検索されたキーワードに対して最適なタイトルを、Webページのコンテンツ内容を参考にして自動で抜粋しているためです。したがって、少なくともメインとなる対策キーワードに対しては、狙ったタイトルが表示されように、titleタグは慎重に付けることが重要です。

構成案が完成した後にタイトルをつける

  • 検索意図に関連している
  • 本文の内容を正しく反映している

上記を満たすために、タイトルには対策キーワードを必ず含め、本文の内容を要約したキャッチコピーにしてください。コツは、記事の構成案を作成した後にタイトルを付けることです。

上述したような、ユーザーニーズを反映した構成案が用意できていれば、それをタイトルとして要約するだけで、本文の内容は適切に反映されるでしょう。当然、キーワードも含まれますし、ユーザーが知りたいことも自ずとタイトルに表れるはずです。さらにタイトルを最適化したい場合は、検索結果上位ページのタイトルを参考にすることをお勧めします。

なお、SEOに強いタイトルの作成方法については以下の記事が参考になります。
SEOに効果的なタイトル(titleタグ)を付けるコツ9選!順位上昇の秘訣や事例を紹介
検索結果のタイトルリンクを管理する

キーワードを含める

対策キーワードをコンテンツの中に含めるというのは、SEOに強い記事を書くためには必須です。ただし、これはキーワードを○○個含めた方がいい、というような含有率の話ではありません。それは、現在のGoogleの評価基準ではないし、SEOにおいて無意味な行為です。

言い換えると、キーワードの数ではなく位置が重要ということです。参考として、以下の箇所に、なるべくキーワードを含めることが推奨されます。

  • タイトル(titleタグ)
  • 導入文(記事の最初の段落)
  • h1タグ
  • h2タグ
  • ページURL

上記の箇所にキーワードを含める理由は、ユーザーと検索エンジンの利便性のためです。

ユーザーの視点に立ってみましょう。そもそもタイトルの中に、ユーザー自身が検索しキーワードが入っていなかったら、ユーザーはクリックするでしょうか。これはコンテンツ内部においても同様です。「京都 観光」というキーワードの記事の導入文(冒頭の文章)で、京都・観光の言葉が含まれていないと、ニーズを持って訪問したユーザーのメリットにはならないでしょう。

大見出しのh1もユーザーの利便性を考慮すれば必ずキーワードを入れるべきであり、中見出しのh2は、文脈において不自然でなければキーワードを含ませるのをお勧めします。

検索エンジンの利便性

上記箇所にキーワードを含めることは、ユーザーにとって有益であるため、検索エンジンにとっても有益です。根拠としてはこれだけでも十分なのですが、もう少しSEO寄りに考えてみると、検索エンジンにコンテンツを正しく理解してもらうために、適宜、キーワードを含める必要があります。

検索エンジンはあくまでもロボットです。現在のところ人間のように雰囲気から全体を察する、といった高度な認識能力はまだありません。検索エンジンは、<p>タグで囲まれた本文テキストよりも、大きな括りである<h1>や<h2>といった見出しタグを、より優先的に記事の内容を理解するための要素として認識します。

SEOに強い記事の書き方_タイトル

したがって、適宜、h1やh2にキーワードを含めることで、この記事が「京都 観光」をテーマとしているコンテンツであることを、検索エンジンにわかりやすく伝えることが重要になります。

その結果、「京都 観光」にニーズがあるユーザーに対し、最適なWebページであるとして検索結果に上位で返される可能性が高まります。

専門性を高める

SEOに強い記事の特長として、専門性が高い、という点が挙げられます。

昨今SEOにおいて対策が必須となっているE-A-Tは、専門性、権威性、信頼性を示していますが、中でも権威性や信頼性と比べて、中小Webサイトでも比較的対策が容易なのが「専門性」です。インデックス数や被リンクの多さ、ドメインパワーの強さで及ばずとも、テーマやトピックの専門性で勝ることができれば上位表示も可能です。また、それがEC系、ポータル系ではないコンテンツ(記事)メディア系の攻略ポイントでもあります。

YMYL(医療や健康、お金といった生命・生活)領域を除けば、コンテンツの専門性がSEOに直結すると考えてよいでしょう。Googleも検索品質評価ガイドラインの中で、次のように述べています。

高品質なページやウェブサイトには、そのトピックにおいて権威があり信頼できると認められるだけの専門性が必要です。

General Guidelines(検索品質評価ガイドライン)

専門性は情報網羅性と相反しない

専門性を高めることは、情報網羅性を高めることとトレードオフではありません。両者は両立します。

そのテーマ、トピックに対して専門性が高いということは、そのテーマ、トピックに対して情報網羅度が高いことをも意味します。専門性の高い記事が評価されやすい傾向にあるとはいえ、一つのトピックのみではなく、その検索キーワードから連想されるニーズに対して、なるべく網羅的に答えられるコンテンツをつくりましょう。

SEOに強い記事作成として念頭に置くべきなのは、再検索されない=検索結果に戻らせないコンテンツです。

独自性にこだわる

SEOに強い記事を作るために、オリジナル性=独自性を追求しましょう。

上位ページや書籍を参考にした、それらをまとめるだけの記事であっても、ニーズを満たしていれば上位表示されることは可能でしょう。ただし、上位競合ページよりも一歩進み、順位を追い抜きたいのであれば、オリジナル・独自性のあるコンテンツ作成が必要不可欠になります。

独自性=経験

独自的なコンテンツを作成するポイントについて考えてみましょう。
Googleは、公式サイトで以下のように述べています。

記事は、独自のコンテンツや情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析を提供しているか。

質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス

Googleの述べる上記の独自コンテンツに当てはまるのが、「経験」です。
コンテンツ制作者の経験は制作者固有のものであるため、その経験をコンテンツに反映することが独自性を出す簡単な方法の一つです。

わかりやすい例がレシピ系の記事です。
検索結果上位にあるコンテンツのほとんど全てが制作者の「オリジナルレシピ」です。同一のレシピは存在しません。レシピ系以外であっても同様に考えてください。あなたの経験こそが、SEOに強い独自性を持った記事を作成する鍵になります。

読みやすさを重視する

SEOに強い記事は、可読性、視認性、判読性の三拍子がそろった読みやすいコンテンツであることが条件になります。これはユーザー体験の向上をはかる重要なポイントであり、決して、テクニカルなSEO要素を満たしていることだけが、SEOに強い記事の条件ではありません。

  • 可読性:わかりやすい文章
  • 視認性:理解しやすいコンテンツ(改行や文字の大きさ、あるいは画像・動画など)
  • 判読性:読み間違いを防ぐ

上記の3点を満たした記事は、ユーザーの利便性に高く寄与し、Webページからの早期離脱を防ぎます。その結果、Webページの滞在時間が伸び、副次的に離脱率の低下に貢献するので、SEOに強い記事になり得ます。

※サイト滞在時間、および直帰率はランキング要因ではないとGoogleは述べていますが、海外SEOサイトのBacklinkoが調査した結果、両者と検索順位には強い相関関係と判明しています。

では、どのようなポイントに気を付けて記事を書けば良いのでしょうか。まずは可読性を高めるためのポイントからです。

結論ファースト

SEO記事は、原則として結論から述べるようにします。これは、本文全体の見出し構成から一つのパラグラフ(段落)に至るまで結論ファーストで統一させることが望まれます。

小説やマンガといったエンターテインメントは、最後にオチ(結論)を明らかにして読み手を楽しませます。一方で、あるテーマ・トピックについて知りたいというニーズを満たすようなSEO記事は、読み手の理解を手助けするわかりやすさが最も重要になります。

したがって、ニーズへの回答となる結論を真っ先に示し、つづいて、その結論を補足する根拠や具体例を述べていくのが常套手段になります。なによりも、訪問者を「あれ?今何の話しているんだっけ?」という状態にしないことが肝心です。

結論ファーストの文章を書く役立つのが「PREP」というフレームワークです。「Point(結論)、Reason(理由)、Example(例)、Point(結論)」に沿ってライティングを行うと、簡単に理解しやすい文章を作れますのでぜひ活用してみてください。

論理の飛躍に注意

結論ファーストを書く際に注意したいのが論理の飛躍です。

結論から書いたとしても、その根拠となる理由や、理由を補足するような説明がないと、読者の理解には寄与しません。簡単に言い換えると、AからDを導くとき、BとCを省くような飛躍した論理では、多くの人間は納得しないということです。

論理が飛躍していないわかりやすい例として、三段論法があります。「すべての人間は死ぬ」から「ソクラテスは死ぬ」を導くと、やや唐突で違和感がありますが、ここに「ソクラテスは人間である」を挟むと論理的になります。

  1. すべての人間は死すべきものである
  2. ソクラテスは人間である
  3. ゆえにソクラテスは死すべきものである

三段論法や上述したPREP法を参考にすることで、結論ファーストかつ、論理的な文章を書くことができます。

画像を使う

続いて視認性を高めましょう。
画像や動画といったメディアを用いると、視認性が高まり、直感的な理解に寄与します。これは画像優位性効果と呼ばれています。

道路標識は画像優位性効果の典型例です。文字よりも目立ち、膨大な情報で溢れる路上において瞬間的に理解できるため、短時間の判断が要求されるドライバーの認識に大きく貢献します。

これは、SEO記事においても同様です。
テキストのみだと伝わりづらい内容を画像や動画で補うことで、読者の理解を促し、結果的にサイト滞在時間の向上に役立ちます。単純にテキストのみの記事よりも、適宜、画像が挟まれているだけで、目が疲れにくく、視認性・判読性が高まります。(※画像がある=SEO効果がある、というわけではありません。)

なお、SEOに関する画像の取り扱いに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
SEOのための画像最適化17選!Googleに正しく画像情報を伝える方法

句読点、改行に注意を払う

視認性を高める手段は、他にも数多くあります。たとえば、「句読点や改行」が挙げられます。句読点、特に読点「、」を適切に使わないと、読者に読みづらい印象を与えてしまいます。同様に改行も視認性を高め、読みづらさを解消してくれます。

以下の図が、句読点と改行の正否を比較したものです。

SEO記事の書き方_句読点
  • 読点:一呼吸置く箇所に打つ・主語と述語の間に打つ・接続詞の後に打つ……etc
  • 改行:段落(パラグラフ)毎や、トピックのまとまり毎に入れる

また、句点「。」にも注意を払いましょう。
長すぎる文(センテンス)よりも、短く区切ったほうが、一度に伝える情報量が減るため、読者の理解促進に繋がります。

リスト(箇条書き)を使う

「リスト=箇条書き」を用いるのも、視認性を高める手段として非常に有効です。

たとえば、「検索結果のCTRについて、1位は13.94%で2位は7.52%3位は4.68%で4位は3.91%で5位は2.98%です。」と書くよりも、

検索結果のCTR

  • 1位: 13.94%
  • 2位: 7.52%
  • 3位: 4.68%
  • 4位: 3.91%
  • 5位: 2.98%

というふうにリスト形式にした方が、視認性が高いというのは言うまでもないでしょう。

また、リスト活用はユーザーだけでなく検索エンジンにも親切です。HTMLのタグの<ul><ol>を通してそれが箇条書きであることが伝わり、強調スニペットとして抜粋される可能性もあります。情報を項目として列挙する場合は、リストを使うことをお勧めします。

SEOに強い記事の書き方_リストを使う

誤字脱字をなくす

最後に判読性についてです。
判読性は読者に誤読をさせないことがポイントになります。したがって、誤字脱字をなくすことが、判読性を高める一番の近道です。

誤字脱字をなくすためには、

  • ダブルチェック
  • 声に出して読む
  • ツールを使う

などがあります。

MicrosoftのWordは、誤字脱字のチェックツールとして優秀なエディタです。青や赤の下線で誤字脱字をチェックしてくれる校正機能があり、単純にその該当箇所を修正するだけでも判読性は向上します。ほかにも無料・有料含め、様々な校正ツールがあるのでコストや使い勝手に合わせて、利用を検討してみましょう。

SEOに強い記事を書くためのヒント

SEOに強い記事を書くために必要となるポイントを紹介しました。ここまで述べた点を満たすことで、良質なコンテンツになり、検索結果で上位に表示される可能性は高まります。

ここからは視点を変えてみましょう。あるいはもう一歩進んでみましょう。
SEOに強い記事を目指し、コンテンツをさらに磨くためのヒントや方法について考えていきます。

共起語

共起語とは対策キーワードに対し、同記事内で頻出する語句が共起語にあたります。言い換えると、その対策キーワードを説明するにあたり、記事内に必要なトピックです。

たとえば、「アクアパッツァ 作り方」という対策キーワードであれば、あさり、レシピ、ミニトマト、白ワイン、フライパン、といった共起語が考えられます。

上記で紹介した、検索意図判別に役立つGoogleサジェストデータは、記事の大枠(見出しなど)の設計に使えます。その一方で、共起語はより細かな記事内に必要なトピックとして考えられるため、記事制作の際に有効活用できるデータとなります。

共起語活用:記事作成前

共起語は、一般的にツールを用いて抽出します。

抽出した共起語は、主に小見出し(h3)などの各テーマやトピックとして用います。上述した通り、中見出しとなるh2には、より検索意図が露骨に現れているサジェストデータなどを使い、その配下において情報網羅性を高めるために、共起語を含ませていくイメージです。

Keywordmap:共起語分析機能

SEOに強い記事の書き方_共起語

共起語活用:リライト

検索結果1ページ目の上位記事は、すでにGoogleから評価されているコンテンツであり、そこに含まれている共起語を活用することは、情報網羅性を高める手段として非常に有用です。

したがって、検索順位が伸び悩んでいる記事のリライトには、上位記事の共起語を新たに含ませるといった対応が有効です。これにより、不足していたニーズに対する回答が追加されれば、順位上昇する可能性も高まります。

共起語とその詳しい活用方法については、以下の記事で解説していますので合わせて参考にしてみてください。
共起語とは?SEOへの効果や使い方、調査ツールを解説

文字数

SEO記事において文字数は多ければ多いほど良いというわけではありません。文字数は作成する記事のテーマ・トピックによって異なります。重要なのは、情報量ではなくユーザーのニーズを満たしたコンテンツであるか否か、だと考えてください。

したがって、必要な情報を届けるために文字数が多くなるということも往々にしてあります。では、どれくらいを目安にすればよいのでしょうか。

たとえば、検索1ページ目の10個のWebページの文字数などを調査します。検索上位である1ページは、すでにユーザーニーズを満たしてGoogleに評価されていると考えられるため、それらの平均値が必要な文字数の目安と考えることができるでしょう。

文字数が少ないからといって、SEO的に不利ということはありません。ただし、ユーザーの検索意図に対し、専門的で、かつ情報網羅性が高いコンテンツを評価する現在のアルゴリズムにおいては、文字数が多い記事が自ずと上位に来るというのは、不思議なことではないでしょう。

構造化データ

余力がある場合は「構造化データ」のマークアップを行うと、さらにSEOに強い記事を作成することができます。

構造化データとは、コンテンツの情報を検索エンジンロボットに伝える目的で記述するスクリプト言語で、JSON-LDという形式に則ってHTMLの<head>などにマークアップします。

レシピ記事であれば、レシピの構造化データをWebページに記述することで、検索エンジンにその情報が伝わり、たとえば検索結果上でレシピ枠においてリッチリザルトとして画像付きで表示されたりします。レシピ枠は検索結果で上位に表示され、かつ非常に目立つのでクリック数の向上に大きく寄与します。

SEOに強い記事の書き方_構造化データ

他にも、ブログやニュース系の記事であればArticle構造化データを記述することで、レシピ枠同様、検索結果上の表示をリッチにすることができます(たとえば検索結果最上部のニュース枠など)。

WordPressやその他の一部CMSではプラグインなどで、簡単に構造化データを記述することができます。直にコードを書く場合は、以下のGoogle公式ページを参考にして記述してみてください。

構造化データの仕組みについて
記事

アルゴリズムのアップデート

95%以上ものシェアを誇るGoogleの検索エンジン。SEO記事を作成する場合は、その検索結果を返すアルゴリズム(計算の仕組み)についても知っておく必要があります。

ここでは、SEO記事を書く際に意識しておくべきアップデート2つを紹介します。

BERTアップデート

2019年の10月25日、Googleは自然言語処理(NLP)のモデルのひとつであるBERTを用いたアップデートを行いました。

BERTの導入により、Google検索エンジンはユーザーの検索意図を、従来よりも正確に理解することが可能になりました。その結果、キーワードに関連性の高いWebページが検索結果に返されるようになっています。特に、検索意図が現れやすいロングテールキーワードに対する返却ページが正確性を増しています。

したがって、SEO記事の制作者としては、ユーザーニーズを余すことなく回答するようなコンテンツを作る必要があると思われます。また次に紹介するPassage Rankingアップデートも同様です。

Passage Ranking

2021年の2月にアメリカで導入されたPassage Rankingというアルゴリズムは、検索クエリにピッタリな回答である、Webページの中の「passage=一文(一節)」を評価対象としてランキングする仕組みです。(日本での導入はいまのところ未定。)

検索エンジンが評価してインデックスするのはWebページ全体です。一方でPassage Rankingはランキングシステムであり、インデックスされたWebページの中から最適な一文を探し出し検索結果として返します。

このシステムは、BERT同様、情報網羅性の高い記事にとって有利に働くと思われます。ロングテールキーワードで検索された際に、それに最適な一文を含むページ、あるいはその箇所が検索結果に返されるため、情報が網羅されている記事が有利だと考えられるでしょう。

結局のところ、両アップデートへの対策としては、上述してきたようなポイントを押さえ、ユーザーの検索意図を満たした記事を作成することが重要です。

Googleのアドバイス

SEOに強い記事を作るために、以下3つの点を前提としてながら解説しました。

  • ユーザーのためのコンテンツ
  • 専門的で情報網羅性が高い
  • 読みやすい(利用しやすい)

なお、これらについては、Googleも「質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス」、および「Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと」という2つの公式ページで同様のアドバイスをしています。

当記事で解説したのは、この2ページを凝縮したものにすぎません。SEO記事の作成で迷ったときは、Googleの基本方針となるアドバイスに立ち返ってみてください。公式ページで箇条書きとして言及されているポイントを満たすことができれば、自ずとSEOに強い記事が出来上がるでしょう。

参考:「質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス
Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと

ツールを使ったSEO記事の作成手法

最後に、具体的なSEO記事の作成手法を、弊社が提供しているツール「Keywordmap」を使用して解説していきます。データ抽出のためにツールを活用していますが、SEO記事作成の手順として参考になりますので、チェックしてみてください。

※なお、Keywordmapは無料の7日間トライアルが可能です。実際にツールを使いながら、記事構成案を作ってみましょう。

記事の見出し作成

今回は「プロテイン 飲み方」というキーワードで記事を作っていきます。

まずは、記事の大枠である見出し作成から入ります。Google検索窓のサジェストで調べる代わりに、ワードマップという機能でサジェストデータを表示しています(下図)。画像右側にニーズのある(検索数が多い)キーワードが並んでいるため、参考にして見出しを作ります。

サジェストの例

  • タイミング
  • 効果的
  • ダイエット
  • 注意
  • アレンジ
  • 女性

Keywordmap:ワードマップ機能

SEOに強い記事の書き方_Keywordmap

上位サイトの構成から抜け漏れを防止

見出しの目処を立てたら、次は上位サイトの見出しを可視化していきます。

特に上位3サイト~5サイトに関しては、細かくh2(中見出し)・h3(小見出し)の構成まで把握します。(今回の場合、サジェストのキーワードを反映している記事が多いことがわかりました。)

Keywordmap:ページ構成分析機能

SEOに強い記事の書き方_Keywordmap

その後、上位サイトのtitleやhタグごとに一覧化し、サジェストデータで作成したテーマ以外の要素がある場合、網羅性を高めるために必要要素として抜き出していきます。

Keywordmap:ページ構成分析

SEOに強い記事の書き方_Keywordmap

記事構成案を作成する

  • タイミング
  • 効果的
  • ダイエット
  • 注意
  • アレンジ
  • 女性
  • 種類
  • おすすめ

「プロテイン 飲み方」というキーワードを調べるユーザーには、上記のようなニーズがあることがわかりました。これらを参考にして、具体的な記事構成案を作成していきます。

※以下は、あくまでも記事構成案の一例になります。

「プロティン 飲み方」の記事構成案

見出し(h2):プロテインを飲むタイミングとは?
 └小見出し(h3):ダイエットに効果的なタイミング
見出し(h2):プロテインを飲む際の注意点
 └小見出し(h3):水の分量は?
 └小見出し(h3):飲みすぎに注意
見出し(h2):プロテインドリンクのアレンジレシピ
 └小見出し(h3):女性におすすめのアレンジ
見出し(h2):おすすめプロテインの種類
 └小見出し(h3):ホエイプロテイン
 └小見出し(h3):ソイプロテイン

このように調査したキーワード候補から、実際の見出し案を組み立てていきます。
記事構成案の作成は以上になります。

共起語データを事前把握

記事の情報網羅性を高めるために、共起語を抽出していきます。

先で上述した通り、共起語は対策キーワードを説明する際に原則必要になる語句です。したがって、記事執筆時に「参考にする要素」として押さえておくことが推奨されます。

Keywordmap:共起語分析機能

SEOに強い記事の書き方_Keywordmap

サジェストデータや、上位記事の見出しからは発見できなかった、「プロテイン 飲み方」に関する新しい情報を共起語でみつけることができます。

共起語からみつけた情報を、見出し化したり、あるいは見出し配下の本文でトピックを深堀する際に用います。

情報の抜け漏れを把握

記事執筆後には、テーマに対して重要な要素が抜け漏れていないか確認していきます。具体的には、上記で述べたサジェストデータ(ユーザーニーズ)や、情報網羅性を高める共起語の有無をチェックします。

これにより、

  • ユーザーのためのコンテンツである
  • 専門的で情報網羅性が高い

という、SEOに強い記事のポイントを満たしているか判別することができます。

Keywordmap:ワードマップの抜け漏れ確認(網羅チェック)

SEOに強い記事の書き方_Keywordmap

サジェストデータ(ユーザーニーズ)が、記事の中に含まれているかどうかチェックできます。

Keywordmap:共起語分析の抜け漏れ確認(含有チェック)

SEOに強い記事の書き方_Keywordmap

共起語が含まれているかどうかチェックできます。なお、共起語は上位サイトと比較することができるため、網羅率に大きな差分が出ていた場合に、すでに評価されているポイントとして参考になります。重要な抜け漏れが発生している場合、記事を加筆修正していきましょう。

また、この工程はリライト時にも当てはまります。

まとめ

今回は、SEO記事の書き方についてまとめました。
SEO記事は、まずユーザーの検索意図(ニーズ)を把握することから始めます。その上で、

  • 記事構成案
  • タイトル
  • キーワード
  • 専門性
  • 独自性
  • 読みやすさ

といった、各項目を最適化していく必要があります。

雑誌や本の文章とは異なり、SEO記事はユーザー視点・検索エンジン(Google)視点を押さえつつ、ユーザーニーズを満たしたコンテンツ作成が重要でしょう。一方で、もちろん文章・コンテンツの読みやすさ、という視点も同様に非常に重要となってきますので、当記事で紹介した手法を用いて、ぜひ実行してみてください。

この記事を書いたライター
佐藤孝紀
Keywordmapのカスタマーサクセスチームマネージャーとして従事。地元札幌ではラッパーとして活動。週4日でサウナに通うCINCトップサウナ―。

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  • 上位サイトのコンテンツ内容を調査して、自社コンテンツには何が欠けているか分析できる共起語分析機能がすごく便利
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