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今回は、数あるSEOの順位チェックツールの中から、押さえるべき指標を基に、自社や競合を調べられるツールを紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
検索順位チェックツールの種類
検索順位チェックツールには、大別していくつかの種類あります。
まずはそれらの種類をしっかり理解することで、自社サイトにおいて使用するべきツールを正しく選ぶことができるようにになります。
定点モニタリング型とショット検索型
定点モニタリング型は、ドメインやキーワードを登録することで、検索順位の変動を追うことができるようなツールです。こちらのメリットは、一度登録してしまえば、常時あるいは定期的に検索順位の変動を追ってくれるので、変動推移から効果測定が行いやすく、かつ、都度キーワードやドメインを入力する手間が省けます。
一方で、ショット検索型に関しては、調べたいタイミングで調べたいキーワードとドメインを入力するタイプのツールです。ショットの検索型なので、リアルタイムの検索順位の取得は可能ですが、定期的なデータ更新はしできません。

無料ツールと有料ツール
無料で使えるツールから有料で使えるツールまで、多数存在しています。自社サイトのフェーズに合わせて使い分けることが望まれます。開設したばかりで小さなWebサイトなら無料ツールで、Webサイト規模が大きく、キーワードが多い場合は有料ツールといった具合です。
また、有料ツールを検討する場合は、SEOの順位計測だけでなく、そのほかの機能もあわせて検討するべきでしょう。たとえば、ユーザーの検索意図の把握や競合サイトのトラフィック可視化などにもすぐれたツールが存在します。
ブラウザ型とオンプレミス型
ブラウザ型はデバイスへのインストールが不要で、その名の通りブラウザ上で使えるものです。逆にオンプレミス型は、高度な機能を持つことも多いですが、インストールしたデバイスでしか使えません。最近ではID・Passwordとメールアドレスを紐づけたようなSaaS型のツールも多く存在します。
検索順位チェックツールでの測定できる範囲
検索順位チェックツールの種類が様々のように、その機能も一つではありません。順位計測対象となるデバイスや検索エンジン、計測できる地域などで異なってきます。機能同様、これらも理解したうえで、どのツールを用いるか意思決定をするべきでしょう。
対応している検索エンジンの種類
基本的にほとんどのツールは、日本のシェア1位であるGoogleには対応しています。しかしながら、BingやYahooなどの検索エンジンには対応していないツールもあります。Google以外の順位も計測したいのであれば、各種対応のツールを検討してください。
対象デバイス
PCの検索順位結果とモバイルでの検索順位結果は大きく異なります。
自社のWebサイトがどちらからの流入が多いのかを把握したうえで、どの検索順位結果ツールを使用するかを決めましょう。
モバイルの結果をスタンダードとするMFIへの強制移行が控えているので、今後、順位計測を考えられている方は、スマートフォンの検索結果を計測できるツールを念頭にいれるようにしましょう。自社サイトへのアクセスとして、デスクトップとモバイルのどちらが多いかなども判材料になります。
地域の検索順位
検索結果は地域や言語によって異なります。たとえば、Googleが2014年にリリースしたベニスアップデートによって、検索者の現在地にあわせて検索結果が変化するようになりました。当然、順位も検索者の現在地で変動します。
そのため、しっかりと検索順位を上げたい地域、商圏がある場合は、地域別の検索順位の取得が可能な順位チェックツールを導入する必要があります。
自社サイトの検索順位を確認するツール
ここまで、検索順位チェックツールを比較検討する上で重要な、種類や機能といった点に言及しました。それでは、上記を踏まえて、用途ごとの具体的に使用できるツールをご紹介します。
まずは、自社Webサイトの検索順位を確認できるツールです。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)

Google Search Consoleとは、言わずと知れたGoogleが提供している無料ツールです。自社Webサイトにおける、検索クエリ(キーワード)に基づいた様々な指標をチェックできます。
SEO順位の調査という観点では、以下のような項目を日別、期間別確認することが可能です。
- 検索クエリごとの順位
- 平均掲載順位

特徴的な点としては、上記以外にもCTR(クリック率)までわかる点です。Googleが提供しているツールだからこそ見られるデータであり、他のツールでは、ここまで正確にCTRを測ることは難しいでしょう。ブラウザ上で動作するツールであり、インストール等は特に必要ありません。SEOを行う上で導入すべき必須ツールの一つです。
- 定点モニタリング型
- ブラウザ型
- 無料
検索順位チェッカー

- 1ドメイン、5キーワードまで一括で順位調査が可能。
- 対象ブラウザは、Google・Yahoo!・Bing
- 対象デバイスは、PCデータ、スマホデータ。
特徴は、Google、Yahoo!、Bingの検索順位の結果が一元で見ることができるという点です。また、PCとスマホのデバイスデータを取得することもできるため、非常に便利です。無料、かつインストールなども必要としないためすぐに使用することができます。
- ショット型
- ブラウザ型
- 無料
- ページはこちら
ohotuku.jp

- GoogleとYahoo!JAPANの検索結果をが取得可能。
- 1ドメイン、3キーワードまで検索可能。
- Googleは100位までの検索順位の取得が可能、Yahoo!JAPANは10位までの検索順位の取得が可能。
GoogleとYahoo!JAPANの2つのプラットフォームの検索順位取得が可能です。Googleは100位までの検索順位の取得が可能ですが、Yahoo!JAPANは10位までの検索結果のみ取得可能なため、注意が必要です。また、チェック履歴をを残すことができるため、次回からのチェックも簡単です。
- ショット型
- ブラウザ型
- 無料
- ページはこちら
キーワードファインダー画像

- 最大7社まで登録したキーワードの順位変動の取得が可能。
- 検索意図の把握から、コンテンツマーケティングのフローまでトータルでサポート。
- コンテンツを書く際に効果的なキーワードを自動取得。
キーワードファインダーは、Google AnalyticsやSearch ConsoleのGoogle無料ツールとの連携が可能です。順位変動を追うだけではなく、キーワードごとの上位表示難易度やコンテンツ作成時のスコアリングなど便利な機能が多数あるツールです。
- 定点モニタリング型
- ブラウザ型
- 有料:50,000円~200,000円
- ページはこちら
Keywordmap

- リアルタイムでの順位取得が可能。
- 1ドメイン、50キーワードまで順位取得が可能。
- デバイスはPC、スマートフォンの検索結果を表示可能。
SEOツールKeywordmapの一機能「順位一括チェック」は、ショット型の順位計測ができるツールです。自社で対策しているキーワードの順位チェックができます。なお、Keywordmapは順位計測だけでなく、競合他社のWebサイト分析や、コンテンツ作成に必要なユーザーニーズの抽出、リスティング広告最適化に必要なデータなどもチェックすることができ、様々な場面で使用することができます。

- ショット型
- ブラウザ型
- 有料:詳しくはお問い合わせください
- ページはこちら
検索エンジンの順位を一括で定期的にチェックするツール
自社Webサイトのドメインを指定することで計測するタイプの順位チェックツールを紹介しました。次に、定期的な検索順位の変化を観測するために使用するツールを見ていきましょう。
GRC

- Google、Yahoo!、Bingの3つの検索エンジンに対応。
- WindowsとMacで利用可能。
- 複数のWebサイト、複数の検索キーワード、複数のURLを登録することが可能。
GRCは、数千のキーワードの検索順位を調査することが可能です。
また、GRC内の設定で起動時に順位チェックを開始するという機能があるので、特に操作を必要とせず、順位データを取得できるため便利です。なお、過去の検索順位データを記録するため、ウェブサイトの検索順位の変化の変遷を分析できます。
- 定点モニタリング型
- オンプレミス型
- 有料:4,500円/年~22,500円/年
- ページはこちら
RankTracker

- Windows、Mac OS X、Linuxに対応。
- 検索エンジンのランキングチェックからレポートの出力も自動で可能。
- 世界中の検索エンジン、多言語に対応している。
現在、日本版は終了していますが、開発元の直販サイトにて購入することができます。RankTrackerは、関連キーワードの提案から競合分析まで行うことができるため、自社のWebサイトで狙うべきキーワードを多角的に知ることができます。
また、レポートの形式についても自由にカスタマイズすることができ、非常に便利なツールといえるでしょう。
- 定点モニタリング型
- オンプレミス型
- 無料・有料:フリーミアム($0~$699/年)
- ページはこちら
Serposcope(サーポスコープ)

- Googleの検索順位をチェックすることができる無料ツール。
- Windows、Mac、Linux環境で使用することができる。
- キーワードやWebサイトをどれだけ登録しても無料。
Webサイトの全体の順位変動をグラフとして知ることができるため、自社サイトがどのような影響を受けているのかを知ることができます。直近ではGoogleアルゴリズム変動も激しいので、異変を察知するためのツールとして非常に便利です。オープンソースなので誰でも無料で利用できる点もメリットの一つです。
- 定点モニタリング型
- オンプレミス型
- 無料
- ※日本語対応無し
- ページはこちら
Gyro-nSEO(ジャイロンSEO)

- WindowsとMacの環境で利用可能。
- 登録したキーワードの検索順位を定点で追うことは可能。
- 対応ブラウザは、Google(PC・スマートフォン)Yahoo!(PC)。
Gyro-n SEOは、毎日の検索順位の変動をミニグラフでチェックできます。また、過去1年間の検索結果が全て記録されています。そのため、検索結果がどのように移り変わっていったのかのチェックを可能にしています。
また、競合サイトの検索順位をキーワード単位で見ることができるため、競合調査もあわせて行うことができます。ほかにも内部対策やメタタグの情報など様々な視点での分析が可能なツールとなっています。
- 定点モニタリング型
- ブラウザ型
- 有料:500円/月~16,800円/月
- ページはこちら
競合サイトの順位を確認するツール
ここまでは、ドメイン、キーワードの登録が必要なツールを紹介してきました。以下に紹介するのは、ドメイン制限やキーワード制限のない自社データベースを保有するツールです。
自社だけでなく、あらゆるサイトの順位も測定可能なのが特徴です。
こうしたツールで競合サイトの順位を調査することで、自社サイトのポジションを明確にしたり、コンテンツ作成の方向性を見つけるのに役立てられます。
今回紹介するのは以下のツールです。
- Ahrefs
- Keywordmap
Ahrefs

- データベースからの逆引きで更新日時点での検索順位のチェックが可能。
- ドメイン制限、キーワード制限もなく、調査が可能。
- 被リンク調査が可能。
Ahrefsは、様々なドメインの流入キーワード調査が可能です。被リンク調査ツールとして有名ですが、競合分析もドメイン、キーワードの制限なく行うことが可能となっております。一方で、海外ツールのため、日本語データ量にやや懸念点を感じるかもしれません。
- 定点モニタリング型
- ブラウザ型
- 有料:$99/月~$999/月
- ページはこちら
Keywordmap

- ドメイン制限・キーワード制限なく分析が可能。
- データ更新日時点での順位調査が可能。
- 順位の上下落がわかるので次の対策が立てやすい。
- 世界最大級の日本語データを保有。
Keywordmapは2700万キーワードの検索結果のデータをデータベース上に保有しております。そのため、ドメインを検索すると1位~30位に流入しているキーワード、検索ボリューム、URLなどが、精度高く一括で抽出されます。
また、4社まで一括で流入調査が可能なため競合との順位比較や競合に市場を占有されているキーワードの抽出などが可能です。世界最大級の日本語データ量を保持しているため、日本語のロングテールキーワードにも幅広く対応しています。
Keywordmapで競合記事の検索順位を調べる方法は、指定の検索窓に調査したいサイトのURLを貼り付け、検索するだけです。以下の図のように各ページの順位が表示されます。

- 定点モニタリング型
- ブラウザ型
- 有料:詳しくはお問い合わせください
- ページはこちら
地域ごとの検索順位を確認できるツール
最後に地域ごとの検索順位を確認するツールのご紹介です。地域別に検索結果のデータが異なるため、決まった商圏のある場合はこの分析が必須となります。
Keywordmap

- 対応デバイスは、PC、スマートフォン。
- 全国270拠点の検索結果を取得することが可能。
- 『順位データを取得』のボタンを押した時点での検索順位を抽出。
Keywordmap内では、順位をツール側で設定された更新日に追うパターンと、このようにリアルタイムで順位計測する2つのパターンがあります。
なお、順位だけでなく、特定地域の検索結果やリスティング広告のデータを取得することが可能で、レポートの生成機能も実装しています。

- ショット型
- ブラウザ型
- 有料:詳しくはお問い合わせください
- ページはこちら
順位計測の必要性
冒頭でも少し触れましたが、なぜ検索順位を追う必要があるのでしょうか。定期的に順位を追う必要性は2点あります。
1つ目は、施策が成功しているのかどうか、正しく判断するためです。
SEOはWebページを検索エンジンにインデックスして、それで終わりというわけではありません。一部を除き、そのページを公開したことで、本当に効果が出ているのかを測定し続けていくことが大前提になります。ページを公開しても順位が低ければ、当然閲覧される回数も少なく、セッション数を稼ぐためには日々改善することが求められます。
そのためには、定期的に順位を計測し、現在のWebサイトがどのような状態にあるのかを常に調査し続けなければなりません。SEOの効果を最大化させるためには、このプロセスが必要不可欠です。そして、順位を正しく効率よく計測するには、同じようにツールの存在も必要不可欠でしょう。
2つ目は、順位が落ちたときに対策を行うためです。
SEO施策はその特性上、競合に順位を追い抜かれることや、Googleアルゴリズムの影響で、順位が下がってしまうことがあります。初めから延々と上位表示される保証はどこにもありません。圏外の順位に落ちて、トラフィックがゼロになることも往々にしてあるでしょう。
順位チェックを常に行っておけば、順位が落ちたタイミングで対策に移ることができます。コンテンツを改善するリライトなどを行い、PDCAサイクルを回すことで、効率的にSEO効果を獲得することが可能になります。
検索順位の仕組み
そもそも検索順位はどうやって決まっているのか、その仕組みについて気になっている方も多いのではないでしょうか。順位は検索エンジンのアルゴリズムによって機械的に決められています。
具体的にページがランク付けされるまでの流れは以下の通りです。
- クローリング(Webページの情報を収集)
- インデックス(検索エンジンのデータベースに登録)
- アルゴリズムに即してランク付け
上記のようなフローで決められているため、公開したばかりのページは検索エンジンに認知されるのに一定の時間がかかります。
検索エンジンの仕組みについては以下の記事で詳しく解説しています。併せてチェックしてみてください。
「検索エンジンの仕組みを解説!その他検索機能や重要アルゴリズムも紹介」
検索順位を上げるSEO
検索順位を上げるための施策は、大きくコンテンツ対策、内部施策、外部施策に分けられます。
コンテンツ対策では具体的に以下のような取り組みを行うことをおすすめします。
- E-A-Tを高める
- ユーザーニーズを満たす
- 画像や動画を活用する
- 可読性を高める
内部施策としては以下があげられます。
- モバイル検索に対応する
- ページエクスペリエンスを向上させる
- 内部リンクを最適化する
最後に外部施策については、
- SNSでシェアをする
- プレスリリースに掲載
- 他社メディアへ寄稿
などをおすすめします。
検索順位を上げるためのSEO対策については以下の記事で詳しく解説しています。
「SEOとは?基本から実践的な対策方法まで完全網羅!」
まとめ
順位計測の必要性は、SEOに携わっているみなさまが感じられていることでしょう。もちろん、目視と手動で順位を追うのも、工数を割けるリソースがあれば選択肢の一つです。しかし、実際は、順位チェックに使える時間も限られていることでしょう。そういう時は、迷わずツールの活用をお勧めいたします。
当記事が、みなさまのツール導入検討にお役立ていただければ幸いです。
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