SEO対策で成果を出すためのキーワードツール
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SEO対策におけるキーワードとは?選定方法や入れ方について解説

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seo対策キーワードのアイキャッチ

「SEOに取り組んでいるが、中々検索結果で上位表示させられない」という悩みには、対策キーワードの選定が正しく行えていないという種が見つかることが多い傾向にあります。キーワード選びはSEOの基本でありながら、難易度が高いのが特徴的です。

キーワードはSEOの成果に大きく関係しています。ただなんとなく、「検索ボリュームが大きいから」、「自社に関係があるから」というだけでキーワードを選んでいても、思うような成果に繋がらないかもしれません。(始めは成果が出ても、長期的には失敗しやすい。)

そこで本記事では、アクセス数や集客数の増加、あるいは売上をあげるといった成果を出すために、SEO対策として正しいキーワードの選定方法や使い方について解説していきます。

⇒SEO対策で重要なキーワードをKeywordmapで簡単に調査してみる

SEO対策におけるキーワードとは

SEO対策における「キーワード」とは、検索エンジンにおいて検索される語句(クエリ)のことであり、かつ、自社サイトに誘導させたいターゲットが検索するキーワードのことを指します。「対策キーワード」と呼ばれることもあります。

そもそもSEO対策とは検索結果の上位に自社サイトを表示させるための施策のことです。SEO対策には様々な施策がありますが、中でもサイト設計やコンテンツ制作の土台であり、その成否を占うであろうキーワード選定はSEOの要となる施策とも言えるでしょう。

キーワードはなぜSEOの基本なのか

SEOにおいてキーワードが重要なのは、キーワード選定と対策を正しく行っているかどうかによって、自社サイトの検索流入、ひいてはコンバージョン数に差が出るからです。

ごくごく単純化した例を挙げましょう。洗顔料を商品として扱う会社であれば、「ニキビ」「毛穴」といったキーワードで検索するユーザーは、自社のターゲットに近いと考えられます。つまり、「ニキビ」「毛穴」というキーワードで自社サイトが検索上位にあがればサイト集客数が増えるため、コンバージョンにつながり、売上の増加に結びつきやすくなります。当たり前ですが、「毛布」「山登り」で上位を獲得しても売上には結びつかないでしょう。

自社サイトが、誰のどのような悩みに対して検索結果で表示されれば成果を見込むことができるのか。それがキーワード選定であり、SEO対策における非常に重要なポイントです。

⇒コンバージョンを増やすキーワードをKeywordmapで調査してみる

SEO対策キーワードの重要な観点

SEO対策キーワードを考えるにあたって重要な観点は3つあります。実際にキーワード選定を行う前に、以下の3つを頭に入れておくようにしましょう。とても大切です。

  • SEO対策キーワードの種類
  • ロングテールキーワードから狙う
  • 上位表示の可能性があるか調査する

SEO対策キーワードの種類

SEO対策キーワードは検索ボリューム(月間の平均検索回数)によって、主に3つの種類に分けられます。

キーワードの種類キーワード例月間検索ボリューム(目安)
ビッグキーワードニキビ1万以上
ミドルキーワード頰 ニキビ1,000~1万
ロングテールキーワード(スモールキーワード)頰 ニキビ 治し方1,000以下

ビッグキーワードは月間検索ボリュームが1万以上あるようなメジャーなキーワードのことを指します。基本的には「ニキビ」のように1語のことが多いですが、2語であっても月間検索ボリュームが1万以上あるのであればビッグキーワードと言えます。

ミドルキーワードは月間検索ボリュームが1,000〜1万と中程度のキーワードを指します(例:頰 ニキビ)。「頰 ニキビ」のように2語以上で構成されることが多い傾向にあります。

ロングテールキーワード(またはスモールキーワード)は月間検索ボリュームが1,000以下と少ないキーワードを指します。「頰 ニキビ 治し方」のように3語以上で構成されることが多く、キーワードの具体性もぐっと高まります。言い換えれば、キーワードから推測される興味、関心、悩みの解像度があがり、ニーズが色濃く表れるようになります。

キーワードの種類期待できるアクセス量対策難易度
ビッグキーワード多い高い
ミドルキーワード普通普通
ロングテールキーワード(スモールキーワード)少ない低い

ビッグキーワードのほうが検索ボリュームが多い分、期待できる自社サイトへのアクセス量も多いですが、対策の難易度が高くなります。つまり競合が多いため上位表示を狙うのが難しいということです。ミドルキーワード、スモールキーワードになるにつれて、アクセス量は減りますが、短期間で上位表示を得やすい傾向にあります。

ロングテールキーワードから狙う

SEO対策に取り組むにあたっては、ロングテールキーワード(スモールキーワード)から狙うことをおすすめします。

特に、Webサイトを立ち上げて間もない・コンテンツ量が少ないなど、検索エンジンからの評価があまり高くない(ドメインパワーが弱い)サイトであればなおさらです。運用開始時期にいきなりビッグキーワードから対策しても、強力な競合が多いため、なかなか上位表示させることができず、思うように検索流入が増えません。

前述のように、ロングテールキーワードはビッグキーワードより対策難易度が低いです。上位表示される可能性が高く、またキーワードが具体的なのでコンテンツが作りやすい特徴があります。1つの記事で期待できるアクセス量は少ないですが、「塵も積もれば山となる」の考え方で、地道にコンテンツを増やしていくことで長期的には多くのアクセス量を見込むことができます。

キーワードの種類キーワード例ニーズ
ビッグキーワードニキビニーズが抽象的
ミドルキーワード頰 ニキビーー
ロングテールキーワード(スモールキーワード)頰 ニキビ 治し方ニーズが明確

またコンバージョン・売上という観点でみても、ビッグキーワードで流入するユーザーよりもロングテールキーワードで流入するユーザーの方がコンバージョン率が高い傾向にあります。「頰 ニキビ 治し方」のようにキーワードから想定できるユーザーの悩みが具体的なので、その悩みにアプローチする商材であれば購買に繋がりやすい傾向にあります。

総じて、ロングテールキーワードから狙っていくほうが多くのWebサイトにとっては効率的であると言えるでしょう。

ロングテールSEOについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
ロングテールSEOとは?対策方法やキーワード選定のコツを解説

上位表示の可能性があるか調査する

キーワードを決めるにあたっては、上位表示の可能性があるか調査することも忘れてはいけません。非常に大事な判断基準になります。

以下のようなキーワードは上位表示しにくいキーワードの代表例なので、覚えておくようにしましょう。

競合サイトが強すぎるキーワード

対策したいキーワードで上位表示されるのが、大手企業のサイトや一般認知の高いサービスサイトばかりであった場合、新規参入の障壁は高いと言えます。主にビッグキーワードからミドルキーワードにかけて該当する可能性が高く、自社がそれら競合と同等の認知度がない限りは、別のキーワードを狙うなどして避けた方が無難でしょう。

サイト形態が異なるページが上位にくるキーワード

Webサイトには、ECサイト・旅行サイトなど型にはまったデータが体型的に格納されている「データベース(DB)型サイト」と、記事などのコンテンツからなる「記事型サイト」といったように形態が異なるものがあります。

なお、ある特定のキーワードの検索結果(上位表示されるサイト)は、どれか一つのサイト形態に偏ることが多い傾向にあります。たとえば「キャップ 夏 メンズ」というキーワードの上位はECサイトが多く、記事型のサイトはあまり見かけられません。このように、対策キーワードの検索結果が、自社とは違うタイプのサイトで占められている場合、上位表示の難易度が非常に高い可能性があります。

それについて言及する資格のないキーワード

Googleの検索品質評価ガイドラインでは、専門知識を必要とするいくつかのトピックを「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼んでいます。例えば時事問題、法律、健康・医療といったトピックです。法律関係の有資格者ではないのに法律についてのコンテンツを作成したり、医療関係の有資格者ではないのに医療に関するコンテンツを作成しても、それらのキーワードで上位表示される可能性は低い傾向にあります。これは、そのキーワードに対してE-E-A-Tを満たしていないことが原因です。

対策したいキーワードがE-E-A-Tを満たしているか、よく確認してください。確認する最も簡単な方法は、実際に検索エンジンで検索して1ページ目に表示されるサイト群をチェックすることです。

なお、E-E-A-Tについては以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
E-A-T(E-E-A-T)を徹底解説! SEOに重要な理由と高め方をガイドラインから読み解く

SEO対策キーワードの選定方法

実際にSEO対策におけるキーワード選定の方法について学んでいきましょう。キーワードを選定していくにあたり、主に2通りのやり方が考えられます。

  • テーマキーワードから探す
  • 競合他社のサイトから探す

テーマキーワードから探す

自社サイトに関連するテーマからキーワードを選定していく方法です。以下のステップで行います。

  1. 軸となるキーワードを決める
  2. キーワードを拡張する
  3. キーワードをグルーピングする
  4. キーワードの優先度をつける

①軸となるテーマキーワードを決める

まずキーワード選定の軸となるテーマキーワードを決めます。

自社に関連するキーワード、特にターゲットとしているユーザーが検索しそうなキーワードを列挙してみましょう。サーチコンソールで自社サイトに流入している検索クエリデータを参考にすることも可能です。

いくつか候補となるキーワードを洗い出したら、そこから軸となるテーマキーワードを決定します。なお選定の次の段階で、キーワードの拡張を行うため、テーマキーワードは検索ボリュームの大きいキーワードを選ぶのが無難です。

②キーワードを拡張する

①で挙げた軸となるテーマキーワードをもとにして、とにかく多くのキーワードを洗い出す「拡張」の段階に入ります。関連するキーワードを拡張することで、キーワードを大量に洗い出していきます。

関連するキーワードを手軽に調べるには、テーマキーワードで検索した際のサジェストや再検索キーワード(LSIキーワード)が参考になります。

関連するキーワードの種類_サジェスト、再検索

「京都 観光」というテーマキーワードから洗い出した関連キーワードの一部が以下になります。

  • 京都 観光
  • 京都 観光 マップ
  • 京都 観光 おすすめ
  • 京都 観光 バス
  • 京都 観光 モデルコース
  • 京都 観光 穴場
  • 京都 観光 子供
  • 京都 観光 食べ歩き
  • 京都 観光 カップル
  • 京都 観光地 ランキング
  • 京都 観光 若者 向け

なお、「ラッコキーワード」、「Googleキーワードプランナー」、「Keywordmap」といったキーワードツールを使えば、時間や工数を削減しながら、膨大な量の関連キーワードを洗い出すことが可能です。キーワードツールについては種類や使い方などを以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

キーワード選定ツール13選!無料のおすすめツール情報まで網羅

③キーワードをグルーピングする

キーワードを拡張したら、次にそれらのグルーピングをしていきます。

グルーピングをすることで、ある対策キーワードの検索結果上に自社ページが複数重複してしまう、いわゆるキーワードの「カニバリ」を防ぐことができます。カニバリ自体は悪いことではありませんが、工数が無駄になったり、検索エンジンからの評価が分散してしまう可能性があるため、基本的に避けるに越したことはありません。

複数のキーワードに対して、ひとつのページ(記事)でカバーするのが自然であれば、可能な限りそうすべきです。例えば「頰 ニキビ 原因」をメインキーワードとするとき、「頰 ニキビ 治し方」も同一ページで対策することができ、また実際、それを裏付けるようにこの二つのキーワードの検索結果もほとんど同じになっています。

キーワード選定において正しくグルーピングを行っておけば、コンテンツ制作の工数を無駄にすることなく、検索エンジンからの評価を一つにまとめることができます。

キーワードのグルーピングを人力で行うのは現実的ではありません。無料で大量のキーワードをグルーピングできるツール「キーワードグルーピングツール」を活用しましょう。

キーワードグルーピングツール

キーワードグループピングツール_GetKeyword

④キーワードの優先度をつける

グルーピングまで完了したら、どのキーワードから対策をするのか、優先順位を付けていきます。

優先順位をつける際は、「検索ボリューム」と「競合の多さ」、両方の観点から判断していく必要があります。先ほど述べた通り、ビッグキーワードであっても競合性の高いキーワードは上位表示が難しいため、よほどドメインパワーの強いサイトでない限りは優先順位としては下げ

このような判断を行うためには、「Keywordmap」などのキーワード調査ツールを用いて、グルーピングした各キーワードの検索ボリュームや競合性を調査します。

Keywordmap:検索ボリューム調査

Keywordmap_検索ボリューム調査

競合他社のサイトから探す

テーマからキーワードを選定する以外にも、競合他社のサイトを調査・分析することでキーワードを選ぶ方法をおすすめします。手順は以下の通りです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

  1. SEO上の競合サイトを特定する
  2. 競合サイトの流入キーワードを調査する
  3. 機会損失キーワードを発見する
  4. お宝キーワードを発見する

①SEO上の競合サイトを特定する

まずはSEO上の競合サイトを特定しましょう。SEO上の競合とは、Googleなどの検索結果上で頻繁に競合するサイトを指します。分かりやすい例でいえば、amazonと楽天市場はSEO上の競合です(当然、事業上の競合でもあります)。

SEO上の競合を探すうえで注意したいのは、事業上競合としているサイトが必ずしもSEO上の競合になるとは限らない点です。また、事業上は競合していなくても、同じキーワードを狙っているのであればSEO上は競合になる点にも注意が必要です。

SEO上の競合は、自社が獲得している、あるいは獲得したいキーワードの検索結果から調査することができます。「Keywordmap」というツールを用いれば、自社サイトが自然検索で上位を獲得しているキーワード群をもとに、SEO上の競合を発見することができます。

Keywordmap:競合ドメイン機能

Keywordmap_競合サイト調査

②競合サイトの流入キーワードを調査する

SEO上の競合サイトを洗い出せたら、次は競合サイトの獲得キーワード(ユーザーがどのようなキーワードで流入しているのか)を調査します。

普通、自社以外のキーワードを調査することはできませんが、「Keywordmap」といったツールを用いることで、競合の獲得キーワードを調査することができます。また、自社の獲得キーワードと並べて比較しながら確認することも可能です。

Keywordmap:自然検索ワード、競合サイト比較

Keywordmap_競合キーワード調査

③機会損失キーワードを発見する

競合サイトの獲得キーワードを洗い出せたら、自社サイトの獲得キーワードと比較しましょう。

比較の際に重要なポイントは、競合サイトでは上位表示ができているのに自社サイトでは上位表示できていない「機会損失キーワード」を見つけることです。これらは対策していれば自社サイトに流入していたかもしれないユーザーが、競合サイトに流れていってしまっているキーワードである可能性が高いです。

このような機会損失キーワードは積極的に対策すべきキーワードとして優先順位を上げることが推奨されます。

④お宝キーワードを発見する

また、複数の競合サイトと自社を比較することで、ある競合1社だけが上位表示できており、自社どころか他の複数の競合が対策できていない「お宝キーワード」が見つかることがあります。

このようなキーワードを幅広く洗い出すことで、将来的に競合を追い抜くようなキーワード戦略を設計することができるようになります。

SEO対策キーワードの選定に役立つツール

ここまで紹介してきたとおり、SEO対策キーワードの選定はすべてを人力で行おうとするのは現実的ではありません。月に1記事公開する程度で、規模の小さいサイトであれば、人力のみで対応できるかもしれませんが、企業が戦略的にSEOを推進するのであれば、専門のツールを用いたキーワード選定を行いましょう。

キーワード選定に役立つツールは数多くありますが、ここではその中から代表的なものをいくつか紹介します。

Googleキーワードプランナー

キーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは「Google広告」の機能の一つで、キーワードの検索ボリュームや関連キーワードを調べることができます。元はリスティング広告のためのツールですが、SEO対策にも活用可能です。キーワードプランナーの使い方について詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
【2023年版】Googleキーワードプランナーの使い方を初心者向けに解説!代わりになる便利ツールも紹介

特徴や具体的な機能は以下の通りです。

特徴機能
キーワードごとに競合性(高・中・低)やリスティング広告の想定クリック単価が分かる
  • 検索ボリューム調査
  • 関連キーワード調査

Keywordmap

Keywordmap

KeywordmapはSEO、コンテンツマーケティングに特化したツールです。膨大なキーワードデータを保持しており、サジェストや再検索といった関連キーワード、競合サイトの獲得キーワードまで幅広く網羅しています。初歩のキーワード選定から、長年のWebサイト運用でキーワードが枯渇しかけている状況にいたるまで、効果的なキーワード選定を実現します。

Keywordmapについて詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
キーワード分析ツール「Keywordmap(キーワードマップ)」とは?

特徴や具体的な機能は以下の通りです。

特徴機能
  • キーワードごとに検索Volや競合性、クエリタイプ(KnowやDoなど)がわかる
  • 競合サイトの流入キーワードがわかる
  • 検索ボリューム調査
  • 関連キーワード調査
  • リスティングキーワード調査
  • 料金:有料
  • トライアル:7日間の無料トライアル有り
  • リンク:Keywordmap

GetKeyword

GetKeyword

Getkeywordも特定のキーワードの検索ボリュームを調べることができる無料のツールです。関連キーワードの抽出に長けており、サジェストキーワード、再検索キーワード(LSI)なども網羅的に出してくれます。SEOに効果的なキーワード選定を行うために必要な機能をすべて取り揃えている優秀なツールです。

特徴や具体的な機能は以下の通りです。

特徴機能
キーワードごとに競合性(高・中・低)やリスティング広告の想定クリック単価が分かる
  • 検索ボリューム調査
  • 関連キーワード調査(サジェストワード、再検索するワード、質問や知りたい事、同時に検索ヒットするワード)
  • 料金:無料
  • トライアル:パスワードの発行で誰でも利用可能
  • リンク:Getkeyword

ラッコキーワード

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、関連キーワードの中でもサジェストキーワードの抽出に長けているツールです。サジェストキーワードだけではなく、「サジェストのサジェスト」までも提案してくれるため、より網羅的にキーワード選定をすることが可能です。

特徴や具体的な機能は以下の通りです。

特徴機能
  • 「サジェストのサジェスト」までキーワードを抽出できる
  • キーワードごとに競合性やリスティング広告の想定クリック単価が分かる(※有料版のみ)
  • サジェストキーワード調査
  • 検索ボリューム調査(※有料版のみ)
  • 料金:無料〜9,900円/月(一部機能が有料)
  • トライアル:無料版は登録なしで誰でも利用可能
  • リンク:ラッコキーワード

ahrefs

ahrefs

Ahrefs(エイチレフス)も検索ボリュームや関連キーワードの抽出に活用できるツールです。競合の獲得キーワードを調査することもできます。またahrefsは被リンク分析にも強いツールで、横断的なSEO対策が可能です。

特徴や具体的な機能は以下の通りです。

特徴機能
  • キーワードごとに対策難易度やリスティング広告の想定クリック単価が具体的な数値で分かる
  • キーワード選定以外のSEO向け機能もある(サイトの問題抽出、被リンク分析など)
  • 検索ボリューム調査
  • 関連キーワード調査
  • 競合分析
  • 料金:12,500〜125,000円/月
  • トライアル:なし
  • リンク:ahrefs

Ubersuggest

Ubersuggest

Ubersuggestも検索ボリュームや関連キーワードを調査することができるツールです。そのほか関連キーワードをマップのように可視化したり、競合分析もついています。またキーワード選定以外にも、サイトのSEO観点での問題抽出や被リンク分析などもあります。

特徴や具体的な機能は以下の通りです。

特徴機能
  • キーワードごとに対策難易度やリスティング広告の想定クリック単価が具体的な数値で分かる
  • キーワード選定以外のSEO向け機能もある(サイトの問題抽出、被リンク分析など)
  • 検索ボリューム調査
  • 関連キーワード調査
  • キーワードマップ(関連キーワードの可視化)
  • 競合分析
  • 料金:無料〜9,999円/月(無料プランは表示数に制限あり)
  • トライアル:無料版は登録なしで誰でも利用可能/有料版は7日間トライアルあり
  • リンク:Ubersuggest

SEO対策キーワードの入れ方・使い方

SEO対策におけるキーワードの取り扱いで注視すべきなのはキーワード選定だけではありません。コンテンツ作成時のキーワードの入れ方・使い方も、SEO対策においてとても重要です。

「対策キーワードはコンテンツに多く入れれば入れるほど良い」というのは誤った考え方です。キーワードは出現率や数で考えるのでなく、「どこに・どのように入れるか」という含め方が検索順位に影響を及ぼします。

具体的には、以下のような場所に対策キーワードを入れることを意識してください。

タイトル(titleタグ)

検索結果にインデックスされる見出しです。titleタグに対策キーワードを含めないと上位表示される可能性が極端に低下するため、必ず入れましょう。

ディスクリプション(meta descriptionタグ)

titleタグと一緒に検索結果に表示される説明文です。ディスクリプションにキーワードを含めることで、検索結果上でのクリック率の上昇、およびより多くのクリックを獲得することにつながります。

見出し(hタグ)

ページ内に表示される見出しです。h1タグはtitleタグと同様に「そのページのタイトル」を意味しますので、キーワードを必ず含めるようにしてください。h2以降は文脈に違和感のない範囲で含めることが推奨されます。

導入文

導入文は本文の書き出しにあたります。導入文にもキーワードを挿入し、「検索タイトルと同じ内容が書いてある」ことをユーザーや検索エンジンに認識してもらうことが重要です。

本文

本文にもキーワードを含めていきます。前述の通り、キーワードは多く入れれば良いというものではないため、あくまで文章として自然な範囲で含めましょう。

アンカーテキスト

アンカーテキストとは、リンクが施されるテキスト部分のことを指します。以下のように、リンク先ページのタイトルなど、リンク先のページを具体的に表すキーワードを入れてください。

<a href="リンク先URL">リンク先ページのタイトル</a>

ここで含めるキーワードとはリンク先のページの対策キーワードであり、当該ページの対策キーワードとは関係の無いようにも思われます。しかしアンカーテキストは正しい形式を徹底することでサイトのクローラビリティを高めることに繋がり、結果的にサイト全体の評価に影響します。

画像(alt属性)

alt属性は「代替テキスト」とも言い、画像の内容を伝えるためのテキスト情報のことです。alt属性にも、キーワードを含められるのであれば含めると良いでしょう。対策キーワードとの関連性が高いと判断され、Googleの「画像検索」に表示される可能性が高まります。

URL

URLにもキーワードを含めると、ユーザーにとって何のページであるかが分かりやすくなります。URLは日本語ではなく英字や数字を使うことが推奨されているため、タイトルを端的な英語に変換するなどして含めましょう。

キーワードの入れ方についてより詳しくは、以下の記事で解説しています。
SEOキーワードの入れ方を解説!ページのどこに含めれば検索順位は上がるのか?

まとめ

SEOにおける対策キーワードの選定方法やツール、キーワードの入れ方について解説しました。

キーワード選定を行っていくうえでは、まず以下のポイントを意識しましょう。

  • SEO対策キーワードには種類がある
  • ロングテールキーワードから狙う
  • 上位表示の可能性があるか調査する

そして、2通りのアプローチで、網羅的にキーワードを抽出していきます。実際のキーワード抽出方法、および選定方法については本文で詳しく解説した通りです。

  • テーマキーワードから探す
  • 競合他社のサイトから探す

最後に、選定した対策キーワードの取り扱い方について説明しました。キーワードは入れる数ではなく、含める箇所・場所が重要です。以下のような箇所に漏れなくキーワードを含めることで、ユーザーの利便性や検索エンジンの理解度向上に繋がります。

  • タイトル(titleタグ)
  • ディスクリプション(meta descriptionタグ)
  • 見出し(hタグ)
  • 導入文
  • 本文
  • アンカーテキスト
  • 画像(alt属性)
  • URL

当記事で紹介したツールも活用しながら、効果的なキーワード選定に取り組んでみてください。

この記事を書いたライター
Keywordmap編集部
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Keywordmapのカスタマーレビュー

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ツールは使いやすく、コンサルタントのサポートが手厚い

良いポイント

  • 競合他社と自社のキーワード獲得状況や想定流入数などを数クリックで確認できるので、自社の強み、弱みを把握できる
  • キーワード選定もについては、月ごとの検索Volの変化が一覧で確認できるので、検索volが最も多い時期に合わせて、記事を新規作成、リライトするかの計画が立てやすい
  • 動画やFAQ以外でわからないことや、相談ごとがあればカスタマーサポートの方に連絡すれば相談にのってくれる

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初心者でも確実な成果につながります。サポートも充実!

良いポイント

  • 自然検索の流入数が約4倍まで増加
  • ユーザーニーズ分析でキーワード選定、見出し作成。外注先から上がってきた記事に共起語チェックを網羅度を調査することで上位表示率がアップ
  • サポートも親切で、個別に相談に乗ってもらえて、タイムリーに疑問を解決してくれる

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機能が豊富で、ユーザーニーズ調査から競合分析まで使える

良いポイント

  • 一見すると似ているキーワードでも、実はニーズが少し違うといった細かいニーズ分析ができる
  • 競合が獲得している自然検索キーワードや広告出稿しているキーワードが抽出できるため、詳細な競合分析が可能
  • 上位サイトのコンテンツ内容を調査して、自社コンテンツには何が欠けているか分析できる共起語分析機能がすごく便利