季節に合わせたキーワード選定~シーズンオフの流入増加対策

最終更新日:

コンテンツマーケティング

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季節キーワード

季節感のあるキーワードは、該当する季節には検索Vol(需要)が大幅に上昇するので、集客を増大させるために施策を集中投下していく必要があります。一方で、該当する季節が過ぎ去ってシーズンオフになると、検索Volは徐々に下落します。ただし、検索Volが落ちたのが季節要因だからといって、何の対策もしないままでいることは悪手です。シーズンオフであっても集客する必要があり、検索Volの増減にも対応して顧客ニーズのあるキーワードを探し続けなければなりません。

そこで、今回は季節要因による検索Volの増減に適応した、キーワードの選び方について解説していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

検索Volの年間推移

まずは検索Volの年間推移を知ることからはじめましょう。正確に月々の検索量を把握することが、適切なキーワードを選ぶ大前提となります。

「アウトドア」は夏に伸びない?

「アウトドア」というキーワードは、「キャンプ」を連想させるので、夏に伸びるだろうと考えがちです(キャンプの検索Volは7、8月に一番伸びる)。また、実際に「アウトドア」と検索すると上位に表示されるのは「キャンプ」に関連するページばかりです。しかし、このような、なんの根拠もない予想に基づいた判断は非常に危険です。

事実、「アウトドア」というキーワードの検索Volが最も増加するのは、なんと1月や11月。しかも、7月や8月とは、100万回ほども差があるのです。(※2019年3月時点)

一方で「キャンプ」と「アウトドア」という非常に関連性の高いキーワードが、異なる時期に検索Volが増減するというのは好機と捉えることができます。というのも、春季から夏季には「キャンプ」、秋季から冬季にかけては「アウトドア」という各キーワードで、類似したテーマのコンテンツを強化するという判断が可能になるからです。

注意したい点は、検索Volに合わせて対策する時期をしっかり調節すること。効果が表れる期間を考慮して、1、2ヶ月前から対策した方が良いでしょう。

「キャンプ」「アウトドア」ともに2019年3月時点の数値

このように、月々の検索Volを正確に抽出した年間推移を把握すれば、キーワードの季節要因を調査することができます。

季節要因を調査しないキーワード選定は、無益なキーワード対策、あるいはキーワードの機会損失を引き起こしかねません。年間を通した安定的な集客は望めなくなってしまう可能性があるで、必ず対策するようにしましょう。

ツールで年間推移を把握する

検索Volの期間的な推移を把握することが重要なのはおわかりいただけたと思います。では、どのようにして検索件数の推移を調べればよいのでしょうか?

Googleトレンドで過去数年間の推移を確認

Googleトレンド」は、Googleが無料で提供しているツールで、キーワードの推移を確認できます。2004年~現在という長期間から、一時間前といった直近までの推移を独自のスコア(相対数値)で表示しています。もちろん、季節要因を把握しやすい一年間の推移も見ることができます。

調査したいキーワードを入力すると、トレンド(人気度)の推移グラフや、検索された場所(国内各都市から世界各国まで)などを表示します。また、キーワードを並べて比べることができ、最大5キーワードまで比較が可能です。

上図では「花見」「かき氷」「紅葉」を比較しています。人気度がものの見事に季節で別れていますね。

さらに、入力したキーワードの関連トピックや関連ワードまで抽出してくれるので、コンテンツ作成の企画やテーマ出しにも大いに役立ちます。 Googleトレンドで推移調査、さらにGoogleキーワードプランナーを活用することで、より精度の高いキーワード対策が可能になります。

Keywordmapの「キーワードDB」機能

さらに詳しく調査したい場合は、Keywordmapの「キーワードDB」機能を活用することで、検索Volをはじめ、キーワードに関する様々な情報を抽出することができます。もちろん年間検索Volの推移も確認可能。
また、後述しますが、シーズンオフにおける季節キーワードの顧客ニーズ抽出にも優れたパフォーマンスを発揮します。

「キーワードDB」で調査したいキーワードを入力。そこで「検索Vol推移グラフ」をクリックすると、検索指定したキーワードの月次検索量をグラフで確認できるようになります(下図)。ここでは「コート」と入力しています。

Keywordmap内に格納された数千万にも及ぶキーワードの中から「検索Vol」として抽出し、推移グラフ化しています。Googleトレンドの人気度という「相対値」ではなく、具体的な「数値」からグラフ表示されるので、より正確な判断、キーワード対策が可能になります。

以上のようにツールを活用することで、季節による検索Volの変化にもしっかりと対応するようにしましょう。

シーズンオフのキーワード対策

「キーワードDB」機能で、「パーカー」と検索してみます。

これを見る限り、パーカーは秋季から冬季にかけて検索Vol(需要)が伸び、春を過ぎると検索Volが下がっていく傾向にあります。しかし、春や夏にパーカーの需要はまったくないのでしょうか。逆に春や夏だからこそ需要があるキーワードが存在するかもしれません。

そこで、この疑問を「キーワードDB」で探っていきます。

「キーワードDB」の絞り込み機能を使って、3月→5月にかけて150%に増加するキーワードへ焦点を当てます。すると上図のように、「パーカー」の検索推移が通常とは真逆の形になりました。同時に、キーワード一覧では、需要の少ない春から夏にかけてのキーワードを一括抽出しています(下図)。

季節である「夏」や含んでいると時期を指定するようなワードを除外して、より正確な分析がしたいという方は、以下の図のようにして再検索してください。

このようにして「パーカー」に関するキーワードを、春から夏という重要が少ない時期からでも抽出することができました。
一覧で「パーカー」の掛け合わせキーワードを見ていくと……、

「虫除け パーカー」「半袖 パーカー」
「メンズuvパーカー」「uv加工 パーカー」
「uvカット パーカー」「メッシュ パーカー」
「半袖 メッシュ パーカー」「パーカー 麻」
「水着 上着 パーカー」「リネン パーカー メンズ」
「薄手 パーカー」「紫外線 パーカー」

といった、暑い季節特有の様々なニーズがあることがわかります。

「パーカー」は、涼しい、あるいは寒い時期に着るもの、というのは社会通念的にも年間検索推移にもはっきりと表れています。しかし、じつは夏にもれっきとした需要があり、数多くのキーワードが検索されているのです。

それぞれの季節特有の需要を考慮、たとえば「パーカー」だったら、夏季の場合「uv」や「メッシュ」、「半袖」などをテーマにしたコンテンツの企画をすれば、競合他社との差別化を図ることができますし、当然、これまで手薄だった期間の集客にも繋がることでしょう。

季節感のないキーワード

では、季節感のないキーワードは大丈夫なのでしょうか? じつは季節にほとんど関係のないキーワードであっても、時候の影響を受けて検索Volが増減するものは無数にあります。

たとえば、「京都観光」と「京都旅行」について考えてみましょう。どちらもほとんど似たような意味を持つ言葉のように見えます。

では、ここで以下の二つの図をご覧ください。

いかがでしょうか。 意味の似た言葉であっても、年間推移には大きな違いがありました。「観光」では旅行ハイシーズンの3月、そして「旅行」ではハイシーズン前の1月に検索Volが伸びていますね。

おそらく、「観光」は京都のどこを巡り、何をするかに主眼が置かれて検索されている一方、「旅行」の方は、旅行先は京都にするのか、何泊するのか、費用はどれくらいかかるのかという旅行の企画段階で検索されているのではないかと思われます。それゆえ検索Volが、ハイシーズンの3月に「京都観光」、その前の1月に「京都旅行」と増加しているのではないでしょうか。

この場合、どちらか一つのキーワードだけで年間的にカバーするというのは得策ではありません。上記のように検索Volの伸びる時期が異なっているのであれば、各キーワードの内容を精査して、対策時期を変えるようにしましょう。

まとめ

季節要因の調査で判明したのは、季節感のあるキーワードがシーズンオフであっても需要は発掘できるということでした。一方、季節に関係のないキーワードも、じつは季節や時候の影響を受けていることがあり、時期に合ったキーワード対策が必要であるということが判明しました。

これらは検索Volの年間推移を正確に知ることで、はじめて対策することができるようになります。ですから、まずはキーワードが月ごとにどれくらい検索されているのか知るところから始めましょう。

そして、もしキーワードの検索Volが減少した時期を確認したら、そこをあえてチャンスと捉えることで、競合他社がやらないような、季節に合わせた独自的なコンテンツを企画、制作するようにしましょう。

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Keywordmapのカスタマーレビュー

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ツールは使いやすく、コンサルタントのサポートが手厚い

良いポイント

  • 競合他社と自社のキーワード獲得状況や想定流入数などを数クリックで確認できるので、自社の強み、弱みを把握できる
  • キーワード選定もについては、月ごとの検索Volの変化が一覧で確認できるので、検索volが最も多い時期に合わせて、記事を新規作成、リライトするかの計画が立てやすい
  • 動画やFAQ以外でわからないことや、相談ごとがあればカスタマーサポートの方に連絡すれば相談にのってくれる

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初心者でも確実な成果につながります。サポートも充実!

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  • 自然検索の流入数が約4倍まで増加
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