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SEOキーワードの探し方、見つけ方とは?キーワード選定の基礎から応用まで

最終更新日:

コンテンツマーケティング

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コンテンツマーケティング
キーワードの探し方

SEOにおけるキーワード選定は、Webサイトへの集客を行う上で基盤となるとても重要なプロセスです。現代において、顧客となり得るユーザーは購買行動上、必ずといっていいほど「検索」を行います。GoogleやYahoo!等の検索結果で上位表示されることで、自社サイトの認知~購入(取引)までのフローが実現しやすくなります。

以下のような情報を整理し、適切な検索キーワードを選定することで効果的なWeb施策を行いましょう。

■基本的に意識すべきこと
・自社の商品(サービス)理解
・ターゲットユーザーの検索意図
・キーワードの特徴(クエリタイプ)

■SEO観点で意識すべきこと
・キーワードの検索数
・競合サイトが上位表示している検索キーワード

この記事では、「頑張ってコンテンツを作成しても上位表示されず集客できない……」とならないための方法について、基本的な知識から、ツール(Keywordmap)活用にいたるまでご紹介します。

本質的且つ効果的にキーワードを探し、成果まで最短距離で進みましょう。

キーワードを探す前に理解すべきこと

検索キーワードの重要性:購買行動モデルにおける検索

まず、Web戦略を実行する上でも、購買行動モデルを理解することが重要です。
提唱されている購買行動モデルとしては、AIDMA(アイドマ)やAISAS(アイサス)が一般ではありますが、2005年にアンヴィコミュニケーションズがAISCEAS(アイシーズ・アイセアス)といわれる、インターネットの普及による顧客の心理変化に対応した購買行動モデルを提唱し、時代の変化と共に顧客の購買フェーズにも変化が生じてきています。

AISCEASは、注目(Attention)・興味(Interest)・検索(Search)・比較(Comparison)・検討(Examination)・行動(Action)・共有(Share)と7つのフェーズで、購買にいたるまでの行動が分けられております。

キーワードの探し方
※出典:http://www.sezax.co.jp/monthly_up/vol_102.html

この購買行動の中でも「検索」というフェーズが存在しており、それゆえに検索する際に必要なキーワードはマーケティングを行う上で、大きな役割を担うことがわかります。

キーワードの探し方:商品(サービス)理解

Web戦略で成功するために重要なポイントとして、自社商品(サービス)の理解があげられます。つまり、自社サービスのカテゴリ・特徴を的確に理解することが、対策キーワードの選定につながるのです。

そのためには、自社のSTP分析※をして、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」を明確化しましょう。STP分析とまでいかなくとも、自社商材・サービスの特徴や強み、弱みを明らかにしておくことは、自社の理想とする顧客に対してアプローチするための適切なキーワードを選択するうえで必要不可欠です。

※STP分析とは
マーケティング論の権威であるフィリップ・コトラーが提唱した、マーケティング戦略において基礎となるフレームワーク。

商品(サービス)のカテゴライズによる細分化

自社が展開している商材をすべて洗い出し、カテゴライズし細分化します。(ツリー構造のイメージ)

キーワード 探し方

上の階層にいくほど、キーワードの抽象度が高くなり、検索Volも増加することで、検索エンジン上での競合性が高まります。それにより、キーワードの上位表示の難易度が高くなるため、低い階層から狙うなど、自社サイトのフェーズに応じた対策を考える必要があります。

商品(サービス)の特徴を理解する

各商品(サービス)における特徴を洗い出し、訴求したい内容を決めていきます。
自社サービスの特性とは異なるキーワードを対策しても遠回りとなります。
また、特徴が明確になれば、その特徴を軸に対策するキーワードを広げることも可能です。

例)自社商品の特徴が「メンズ向けのおしゃれ」である場合
対策キーワード:眼鏡 メンズ おしゃれ
キーワードと自社で表現できる強みのコンテンツとの関連性が高くなります。

競合他社と商品(サービス)を比較する

・競合はどのような商品を販売しているか
・競合はどのような価格帯で販売しているか

競合サイトのWebページ等の情報から、上記のような自社との差分を調査し、自社のアピールポイントを明確化します。
自社が競合と比較してアピールできる部分をWebサイト上で表現し、それに関連するキーワードを対策することで、ユーザーの検索意図と合致し、CVにもつながりやすくなります。

まずは、以下3つをまとめキーワード戦略を進めていくようにしましょう。

「優先度の高いキーワードカテゴリを整理する」
「自社が訴求したい軸を決める」
「競合よりアピールできる部分から対策する」

キーワードの探し方:ターゲットユーザーの検索意図

ここから、具体的にキーワードを選ぶ方法を紹介します。

まず第一段階として、商品(サービス)に関連する検索キーワードを把握することが重要です。その商品に関して、ターゲットとするユーザーが実際にどのようなニーズを持ってキーワードを検索しているのかを理解する必要があります。

調べられていないキーワード、つまり検索ボリュームが少ないキーワードをを、どんな検索意図があるのか考えずにむやみに対策してしまうと、大きな遠回りになる可能性があります。

サジェスト・関連キーワードの洗い出し

ユーザーの検索意図と、自社の商品(サービス)との共通点や盲点を抽出します。
以下のような対策リストの作成や、Keywordmapのようなツールを用い自動でカテゴライズし、効率化すると工数が削減されます。

以下、対策リストのイメージです。

キーワードの探し方

テーマごとにカテゴライズしてもわかりやすいでしょう。
以下はKeywordmap「ニーズマップ」機能によるキーワードのテーマ分け。

キーワードの探し方、Keywordmapニーズマップ
出典:Keywordmapニーズマップ

キーワードの探し方:キーワードの特徴(クエリタイプ)

続いて、クエリに関してです。

検索されるクエリは大きく4つのタイプに分けられております。
参考:4 new moments every marketer should know

クエリはユーザーが実際に検索窓に入力する語句なので、それぞれの特徴を掴み適切な施策で対応することが重要となります。当然、キーワードを探す際も、このクエリタイプを参考にすることが不可欠です。

キーワード探し方、クエリ

Knowクエリ

ユーザーが何かを知りたいという情報を必要としている際に検索するクエリです。実施施策例は記事コンテンツの施策等になります。

例) Knowクエリ

「プロテインとは」

キーワード○○を検索 → ○○を知りたいと考える → 自社の関連するキーワード + とは 等 → 記事ページで対策

Doクエリ

何かをするという意図を持つクエリであり、ある程度意思を持っているユーザーが検索するキーワードです。たとえば、ハウツー系などの方法や、やり方を調べる語句が挙げられます。
動画での商品の活用紹介、商品の情報ページ、ホワイトペーパー等で、購入の温度感を高める施策が有効です。

例) Doクエリ

「腹筋 割り方」

キーワード○○を検索 → ○○をやってみたいと考える → 自社の関連するキーワード + やり方(方法) 等 → 動画コンテンツなどで対策

Goクエリ

何かをしたいという意思決定に近い状態のユーザーが検索するキーワードです。
サービス紹介ページ、比較ページ、事例ページ等、購入の意思をサポートする施策が有効です。

例) Goクエリ

「ジム 赤坂」

キーワード○○を検索 → ○○に行きたいと考える → 自社の関連するキーワード + 店舗名(ブランド名) 等 → サービスページで対策

Buyクエリ

何かを買いたいという意思を持ったユーザーに対して発信していくキーワードです。
主にリスティング広告等の施策が有効です。

例) Buyクエリ

「プロテイン おすすめ」

キーワード○○を検索 → ○○を買いたいと考える → 自社の関連するキーワード + 購買意図に近いキーワード 等 → リスティング広告で対策

キーワードの探し方:検索数(検索Vol)

Webマーケティング施策を行っていくうえで、キーワードの検索数は非常に重要な指標となります。できるだけ多くのキーワードを把握し、そのキーワードの検索数を調査することが重要です。
また、キーワードの検索数を知ることで、どれだけの検索ユーザーにアプローチできるか、という市場感を軸とした試算を立てることも可能となります。

たとえば、検索Volが大きい(月間の検索回数が多い)キーワードなら、上位表示されれば集客数も増加しますし、多くのユーザーに商品・サービスを認知させることができます。

一方、検索Volが小さいキーワード(ロングテール)は、それ単体では集客数増加につながりませんが、コンバージョンしやすいという特徴※があります。

以上のように検索エンジン上でどういうアプローチを行っていくのか、についてもキーワードの検索Volが重要になるのです。

※ロングテール
「プロテイン」と比べて「プロテイン 人口甘味料 なし」は検索Volが少ないですが、よりユーザーニーズが表れているため、コンバージョン(ECサイトであれば注文)されやすい傾向にあります。

キーワード探し方

キーワードの探し方:競合サイトが上位表示している検索キーワード

SEOで上位表示を狙うためには、市場(検索市場)・自社(商品理解)・競合すべて網羅的に調査して検索キーワードを選定することが重要です。

市場を調査することで、市場感を鑑みたうえで、そもそも対策すべきか否かの戦略的判断を下すことができます。
自社を調査することは、自社の現状把握と課題点の抽出を可能にします。
競合サイトや競合が上位表示しているキーワードを調査することで、自社と競合を俯瞰的に見て、競合と比較して足りていない点、競合が上手くいっている点(参考にすべき点)などを把握することができるようになります。

中でも競合調査は手間がかかり、かつ難易度が高く、簡素化されやすいポイントでもあります。
しかしながら競合調査を行うことでメリットは多くあります。

成功している競合を先行者と考える

先行者は多くの失敗のうえで、いまの成功があるという考え方です。
成功している競合も失敗を繰り返して、いまの形となっています。その競合が持つノウハウを活かし、踏襲することが成果への近道です。競合の戦略を理解し自社に組み込むことができれば、正しい努力をし、最短距離でスタートからゴールまで向かうことが可能となります。結果、1から自社で取り組みを始める必要がなく、自社の強みに集中することができます。

競合調査から、以下のようなキーワードの探し方が考えられます。

①競合が対策しているキーワード = 集客できるキーワードと想定できる
②競合の順位が低いキーワード = 対策することで、競合との差を埋められる

言い換えれば、競合に追いつくためには①を対策し、その後、さらに競合を追い抜いて確かなポジションを築いていくためには②のような対策を行うべきでしょう。下記でも触れますが、競合が未対策であるワードを押さえにいくのも効果的です。

キーワードの探し方:Keywordmapを活用し、最短時間で競合調査を行う

Keywordmapでは、競合サイトの上位表示キーワードの調査が可能です。
URLを入力するだけで、競合サイトの獲得キーワードとそれに不随する「LP」・「検索Vol.」が主に抽出できます。イメージとしては、「競合サイト版のサーチコンソール」です。

今回は、競合調査の重要性にちなんで、「競合獲得ワード」という機能についてご紹介します。

自社・競合を相対比較し、圧倒的スピードで差分を明確化することができ、自社の対策漏れキーワードの抽出も行えます。

競合と比較し、自社の強み・弱みを明確化させる

Keywordmapでは、サイト全体および特定のキーワードに対し、自社サイトと競合サイトを定量的に比較することができます。
強み・弱みになっているキーワードを明確化し、自社のキーワード戦略の方向性を定めることが可能です。

キーワードの探し方

競合の対策キーワードを抽出し、自社の戦略キーワードにする

競合のみが上位表示しており、自社が対策できていないキーワードだけを抽出します。

抜け漏れを明確化し、網羅的な対策が可能になります。

キーワードの探し方

競合よりも先駆けた対策を

ターゲットとする領域(検索市場)において、自社も競合も対策できていない、いわゆる「未対策キーワード」の抽出が可能です。どこよりも先駆けた対策で、差分を埋めることができます。

▼その他のキーワード調査ツールはこちら

SEOキーワードの探し方、見つけ方とは?キーワード選定の基礎から応用まで

まとめ

ここまでキーワード選定について解説しましたが、基礎的な部分は早いうちに身に着け、その後のSEO観点での調査・分析を如何に効率的に行うか。という部分が重要になります。
競合との立ち位置・差分を明確にし、日々PDCAを回し、勝てるサイトを作り上げていくことが重要となります。

この記事を書いたライター
Keywordmap編集部
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Keywordmapのカスタマーレビュー

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ツールは使いやすく、コンサルタントのサポートが手厚い

良いポイント

  • 競合他社と自社のキーワード獲得状況や想定流入数などを数クリックで確認できるので、自社の強み、弱みを把握できる
  • キーワード選定もについては、月ごとの検索Volの変化が一覧で確認できるので、検索volが最も多い時期に合わせて、記事を新規作成、リライトするかの計画が立てやすい
  • 動画やFAQ以外でわからないことや、相談ごとがあればカスタマーサポートの方に連絡すれば相談にのってくれる

*

初心者でも確実な成果につながります。サポートも充実!

良いポイント

  • 自然検索の流入数が約4倍まで増加
  • ユーザーニーズ分析でキーワード選定、見出し作成。外注先から上がってきた記事に共起語チェックを網羅度を調査することで上位表示率がアップ
  • サポートも親切で、個別に相談に乗ってもらえて、タイムリーに疑問を解決してくれる

*

機能が豊富で、ユーザーニーズ調査から競合分析まで使える

良いポイント

  • 一見すると似ているキーワードでも、実はニーズが少し違うといった細かいニーズ分析ができる
  • 競合が獲得している自然検索キーワードや広告出稿しているキーワードが抽出できるため、詳細な競合分析が可能
  • 上位サイトのコンテンツ内容を調査して、自社コンテンツには何が欠けているか分析できる共起語分析機能がすごく便利