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各SEOツールは、Webサイトの調査・分析に強みを持つものや、キーワード分析・コンテンツ制作に強いもの、検索順位の計測に強いもの、被リンク調査に強いものなど多種多様です。
したがって、何の目的も・方針もなく、「なんとなく良さそうだから」というような安易な理由で契約しても成果に結びつけることは難しいでしょう。SEOツールの選定には、各ツールの機能・特徴と自分が抱える課題やニーズを照らし合わせる必要があります。
今回はSEOの施策別、および機能別に33パターンのツールを集め、網羅的に解説しています。各ツールの特長を理解した上で自社にとって必要なツール選定の参考にしてみてください。
目次
SEOツールの選び方
SEOツールは、それぞれ調査対象や機能の特長が異なるため、自社の状況に合わせて目的にあった強みを持つSEOツールを選定しなければなりません。言い換えれば、SEOツールにはどのような種類が存在するのか、それぞれどのような特徴があるのか、また自社の事業形態、サイトタイプに合わせてどのような調査が必要なのかを理解することが、正しいSEOツールを選ぶために必要不可欠です。
- SEOツールの種類
- 事業形態別の選び方
- サイトタイプ別の選び方
以下では、この三つについてまず解説していきますので、SEOツールを選ぶ際の参考にしてみてください。
SEOツールの種類
最近では、オールインワンなSEOツールが増えているものの、自社が注力したい施策に対して必要な強みを備えているか、よく調べた上でツールを選定することが望まれます。
代表的なものだと、主に下記のような(対象・対策別)種類が存在します。当記事では、それぞれに対して高い性能を持つツールを紹介していきます。
事業形態別の選び方
ツールを選ぶ際は、SEOを行う目的を事業形態に即して考えることが重要です。たとえば、BtoCなのかBtoBなのかという違いで必要なSEO調査は変わります。
BtoBの場合、新規のリード獲得(見込み顧客の情報)が目的となることが多く、むやみに流入数を増やす施策は工数の無駄につながりかねません。そのため、すでに検索上位を獲得しているような競合サイトを抽出し、その競合サイトの流入元となっており、かつ自社ビジネスへの影響度の高いキーワードを、競合調査ツールで調査・分析することが望まれます。
重要なのは、自社の目的を明確にした上で必要な機能を持つツールを選定することです。
サイトタイプ別の選び方
自社サイトが、データベース型サイトなのか、メディアサイトなのかといった「サイトタイプ別」でも、SEO施策や選ぶべきツールは変わります。
サイトタイプに対して有効なSEO項目、おすすめな種類のツールは、主に下記となりますので、参考にしてみてください。
■データベース型サイト
- 有効なSEO施策:サイトのユーザビリティ、クローラビリティ、サイトの構造
- おすすめツール:内部SEO対策ツール、外部SEO対策ツール、検索順位チェックツール
※データベース型サイトとは、膨大なページ数をもつ一覧系のサイトを指します。ECサイトや、不動産・飲食店を紹介するサイトなど。
■ブログメディアサイト
- 有効なSEO施策:コンテンツの品質、対策キーワード
- おすすめツール:コンテンツSEO対策ツール、競合調査ツール、キーワード調査ツール
※ブログメディアサイトとは、テキスト主体の記事型コンテンツを発信しているサイトを指します。
自社サイト分析ツール
自社サイト分析ツールは、自社のサイトを分析するのに特化したSEOの定番ツールです。自社サイトへのアクセス状況や、自社サイト内のアクセスの動き、といったトラフィック状況を正確に測定することで、次のSEO施策の意思決定が可能になります。
自社サイト分析ツールについては、Google社が提供している無料ツールが代表的です。
Googleアナリティクス(Universal Analytics)

- Googleが提供しているツール。無料で利用可能
- Webサイトのトラフィック状況(セッション数、PV数、訪問者数、離脱率など)を調査できる
- Webサイトへ流入してきたユーザーの流入元、属性、サイト内の行動等が確認可能
- サーチコンソールと連携することにより、流入キーワード毎の成果が確認可能
Googleアナリティクスは、自社のサイトへ流入してきたユーザーについて調査可能なツールです。Webサイトのトラフィック状況を詳細に把握可能で、ユーザーの流入元(どこから自社サイトにやってきたか)や属性、流入キーワード等の情報をもとにセグメント別の成果まで調査できるのが特長です。また、それぞれサイト内でのCVまでの中間指標が計測可能のため、サイト流入後の導線改善の調査も可能です。
- 料金:無料
- トライアル:アカウント作成すれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒Googleアナリティクス
※Googleアナリティクスの現バージョンであるUniversal Analytics(UA)は、2023年7月にGoogleアナリティクス4(GA4)に移行する予定です。移行後は、現在のGoogleアナリティクスとは各所でかなり異なる仕様となるので注意が必要です。なお、UAからGA4へデータの引き継ぎはできないため、GA4の活用も併行して進めていくことが推奨されます。
Googleサーチコンソール

- Googleが提供しているツール。無料で利用可能。
- Webサイトの流入キーワードごとの平均掲載順位のほか、クリック率や表示回数なども確認できる
- 訪問時に検索されたキーワード(検索クエリ)が分かる
- 外部からリンクされているページが分かる
- モバイル対応やエラーの発生しているページなど、問題点についても指摘を受けられる
Google Search Console(サーチコンソール)は、自社Webサイト・ページ)の流入キーワードが分かり、かつ、その流入キーワードの検索順位、クリック数、クリック率、表示回数がチェックできます。またそれ以外にも、Webサイトが抱えるユーザビリティにおける問題点と、その改善案を提案してくれるなど、あらゆる場面で重宝する定番ツールです。
Google Analyticsが自社サイトへ流入したユーザーの行動を調査するツールであるのに対して、GoogleサーチコンソールはGoogle検索結果と自社Webサイトとの接点について調査するツールだと考えることができます。
- 料金:無料
- トライアル:アカウント作成すれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒Googleサーチコンソール
コンテンツSEO対策ツール
いまや、SEOの主流となっているコンテンツSEOの実施に活用可能なツールです。
コンテンツSEOとは、自社商品の紹介に限らず、検索ユーザーのニーズに応える記事コンテンツを発信することで検索エンジンに最適化させ、様々な検索キーワードで調べるユーザーと接点を持ち、中長期で自社のファンを獲得する、SEOマーケティング施策のひとつです。
コンテンツSEO対策ツールは、コンテンツ品質を向上させるための調査が可能な点が特長です。記事コンテンツを作成しても検索順位が向上しない方や、これからオウンドメディアを立ち上げてコンテンツ作成をされる方におすすめです。
ツール無しでは、Googleに評価されるためにコンテンツ内で言及すべき検索ユーザーのニーズや、どのような検索キーワードを対策すべきなのかが定量的に可視化できないため、ツールを用いて再現性高く実施していくことが重要でしょう。
以下の代表的なコンテンツSEOツールについてそれぞれ紹介していきます。
Keywordmap

- 記事作成に必要なユーザーニーズ調査
- 上位表示に役立つ共起語の調査と含有率のチェック
- 上位競合ページの文字数、ページ構成(hタグなど)を抽出
- 上位競合ページと自社ページの差分を定量的に比較
Keywordmapは競合調査、市場調査、ニーズ調査、およびキーワード調査からコンテンツ制作まで一気通貫で対応可能なSEOの決定版ツールです。ファクトデータにもとづくスコアリングにより、コンテンツ内容として重要度の高い要素が分かりやすいのが特長です。自社記事をコピペすることで、上位表示コンテンツと比較して抜け漏れているユーザーニーズや共起語を提示してくれます。
- 料金:有料(企業ごとに最適なプランを提案)
- トライアル:7日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Keywordmap
EmmaTools

- 上位表示コンテンツの調査分析機能
- 完成したコンテンツの自動分析、アドバイス機能
- 外部ライターの管理や、コピペ率チェック等のライティング外注時のサポート
Emma Toolsは、自社にリソースが無い場合のライティング外注をサポートする外部ライター管理機能が特長です。分かりやすい操作画面のため、初心者の方も安心して活用することができます。コンテンツ内で不足しているキーワードをUI上で把握することでユーザーの意図に合う記事作成が可能です。
- 料金:基本料金59,800円/月
- トライアル:不明
- ページはこちら⇒Emma Tools
tamicoSEO

- 比較的安価に利用可能なツール
- コンテンツ作成のためのニーズ調査、共起語が調査可能
tamicoSEOは記事のプランニング、作成に特化したツールです。自然言語処理技術にもとづき、ユーザーニーズをはじめ、検索結果や競合サイトの分析レポート、既存記事に不足している要素など分析・抽出できます。
- 料金:31,500円〜110,000円/月
- トライアル:14日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒tamicoSEO
パスカル

- 代理店への導入実績が豊富なツール
- SEO上位表示に必要な要素を指示書としてまとめレポーティング可能
Pascalはレポーティング機能が多彩で代理店への導入実績が豊富なツールです。特定キーワードの対策に必要な調査結果を指示書としてまとめてレポーティングが可能なため、外部ライターへの指示出しの効率化が可能です。
- 料金:45,000円〜80,000円/月
- トライアル:4日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Pascal
ミエルカ

- コンテンツSEOに必要な機能を搭載
- 独自のスコアリングでSEO施策の優先順位を調査可能
- CV改善に役立つデータの抽出
ミエルカは、コンテンツSEOに必要な機能を網羅したコンテンツSEOツールです。自社サイトの課題とコンテンツ作成の打ち手を重要度順に分かりやすいのが特長です。また売上につながるキーワードの自動推定機能により、成果に繋がるSEO施策が可能です。
- 料金:15万円〜60万円/月(個別見積もりプランあり)
- トライアル:無料お試しあり(期間不明)
- ページはこちら⇒MIERUCA
TACT SEO

- URLのみでSEO課題の自動抽出可能
- 自社サイトと競合上位サイトをSEO観点で比較可能
- キーワードのグルーピングによるトピッククラスター分析が可能
TACT SEOは、ユーザーが求めている情報の取得や、キーワードのグルーピング機能が特長です。URLを入力するだけで、自社サイトと上位表示サイトを比較し、サイト全体・ページ単位でSEO上の課題を自動提案してくれるため、SEO初心者でも指示に従って施策を実施することが可能です。
- 料金:9万円/月〜
- トライアル:無料お試しあり(期間不明)
- ページはこちら⇒TACT SEO
KEYWORD FINDER

- Google Analytics連携でのCVキーワード可視化が可能
- 独自メソッドでおすすめキーワードの自動取得が可能
- コンテンツ作成後に独自メソッドでSEOスコアチェックが可能
KEYWORD FINDERは、おすすめキーワードの自動取得とSEOスコアによるSEOチェックが特長です。SEO初心者でも独自のメソッドによる自動化で、効果的なキーワード選定やコンテンツ制作が実現可能です。
- 料金:5万円〜20万円/月
- トライアル:無料お試しあり(期間不明)
- ページはこちら⇒KEYWORD FINDER
SEARCH WRITE(サーチライト)

- 対策すべきキーワードを自動抽出可能
- 記事コンテンツに必要な要素を可視化
- コンテンツ施策のタスク管理が可能
SEARCH WRITEは、SEO業務の一連のフローを一気通貫でサポートしてくれるツールです。管理者にとって嬉しい、施策のタスク管理機能までついているのが特長です。キーワードやSEO課題について自動でツールが提案してくれることから、初心者でも安心して活用が可能です。
- 料金:5万円/月〜
- トライアル:無料お試しあり(期間不明)
- ページはこちら⇒SEARCH WRITE
LeapHand

- 上位サイトのコンテンツ調査・比較分析可能
- エラーページ、重複やコピーコンテンツチェック機能あり
- 自社サイト内コンテンツの自動取得により簡単に現状把握可能
LeapHandは、SEOに必要な機能だけを集約したことで、比較的安価に導入可能なツールです。エラーページや重複ページのチェック機能がついているのが特長です。高いツールが多い中で、中々手が届かないWebマーケティング担当者には、超えやすいハードルの価格設定となっております。
- 料金:1.1万円〜5.5万円/月
- トライアル:無料お試しあり(期間不明)
- ページはこちら⇒LeapHand
内部SEO対策ツール
Googleが提示するページエクスペリエンスに関する自社サイトの課題や、クローラビリティの最適化、検索エンジンに正しく評価されるためのhtmlタグ、サイト構造に関する問題、改善に必要な調査分析が可能な、内部SEO対策ツールを紹介します。
内部SEOの課題は、サイトの検索順位やアクセス数を見ているだけでは把握しきれません。内部SEOを最適化した結果、検索順位が大幅に上昇することも少なくないので、調査可能なツールを活用して、定期的に現状把握を行うことをおすすめします。
Lighthouse

- ページの読み込みやレスポンスの速さ、スクロールする際のパフォーマンス等、UI/UXに関わる指標の状況把握が可能
- サイト訪問者や検索エンジンのクローラーにとって最適な構造か把握可能
- SEOの評価を受けるためのタグの設定が適正かどうか把握可能
- GoogleChrome拡張機能あり
- 誰でも無料で利用可能
Lighthouseは、Googleが公式で提供しているChrome拡張機能のツールです。調査したいサイトを開いて、拡張機能アイコンをクリックするだけで簡単にサイト状況を調査可能なところが特長です。現在、GoogleがUXに関する指標を重視している背景もあり、サイト運営者の方は定期的にチェックすることが望まれます。
- 料金:無料
- トライアル:拡張機能追加で誰でも利用可能
- ページはこちら⇒Lighthouse
PageSpeed Insights

- ページ読み込みの速度に関して、重要な指標が適正かどうか調査可能
- ページのUX改善におすすめの方法を自動提案
- モバイル端末向け、パソコン端末向けの2パターンでパフォーマンス測定可能
- 誰でも無料で利用可能
PageSpeed Insightsは、Googleが提供しているページ表示に関するUXの状況を調査可能なツールです。Lighthouseによく似たツールで、URLを入力するだけで、改善案まで自動提案してくれる機能が特長です。上位表示されている競合サイトと自社サイトの評価を比較することで、自社サイトが上位表示に必要な要素を把握可能です。
- 料金:無料
- トライアル:登録無しで誰でも利用可能
- ページはこちら⇒PageSpeed Insights
Deepcrawl

- 検索エンジンのクローリング最適化に必要な改善策を調査可能
- 検索エンジンに正しいページを表示させるために必要なデータを調査可能
- 代理店が活用するための、レポート機能やダッシュボード機能あり
- 海外ツール
Deepcrawlは、内部SEOで行うべき対策を自動提案してくれるツールです。Googleが提供する無料ツールと異なり、スコア表示に留まらず課題点と対策まで提案してくれるのが特長です。ページがインデックスされなかったり、サイト構造をどうすべきか分からなかったり悩まれているサイト運営者の方におすすめです。
- 料金:36万円/年〜
- トライアル:無料お試しあり
- ページはこちら⇒Deepcrawl
screaming frog

- URLを入力することで、サイト全体のデータを抽出可能
- titleタグ、metaタグの一括抽出で重複ページの発見
- リンクしている外部ページ含めてエラーページを抽出可能
- Googleアナリティクスやサーチコンソールと連携可能
- 海外ツール
Screaming Frogは、独自のクローラーによりWebサイトの内部状況を把握することが可能なツールです。本番環境だけでなく、ステージング環境でも活用可能であるため、ローンチ前のサイト課題の発見にも役立ち、また、自社だけでなく競合のサイトも調査できるのが特長です。UIが英語のみにはなりますが、解説記事も多くWeb上に存在しており英語に慣れない方でも利用しやすくなっています。
- 料金:無料〜149ユーロ/年
- トライアル:インストールすれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒screaming frog
外部SEO対策(被リンク)ツール
外部SEO対策は被リンクの獲得を目的とすることが多いです。そのため、外部SEO対策ツールは、おもに被リンクの調査が可能なツールのことを指します。
Google検索のリリース当初から現在にいたるまで、被リンクは検索順位を決めるシグナルの一つとして重要視されてきました。それゆえに被リンクを調査・分析することも大切であり、たとえば、自社や競合のサイトが外部からどのように評価されているのか被リンクの数や分散性を比較することで、自社の対策方法を策定するのに役立ちます。
被リンクツールは、上記のような比較調査や、独自スコアに基づくドメインパワー判定により、対策キーワードのSEO難易度を可視化するなどといった特徴を持っています。
ahrefs

- 自社と競合サイトの被リンク獲得状況を調査可能
- 独自スコアでドメインパワーを可視化
- Googleサーチコンソールでは判別できない不自然なスパムリンクを抽出可能
- GoogleChrome拡張機能あり
- 海外ツール
ahrefsは世界的に有名な被リンクの調査・分析ツールです。世界最大級の被リンクデータを保有しており、競合の被リンク獲得状況を、どのようなアンカーテキストをもってリンクが貼られているのかといったレベルで可視化できるのが特長です。安価に活用できることから、多くの代理店やフリーランスの方に活用されています。
- 料金:1.15万円〜11.15万円/月
- トライアル:有償で7日間
- ページはこちら⇒ahrefs
Googleサーチコンソール

- 自社サイトの被リンク(外部リンク)獲得状況を把握可能
- 悪質リンクの発見とGoogleへの否認申請が可能
- 被リンク元のアンカーテキストを調査可能
- 誰でも無料で利用可能
Googleサーチコンソールは、上述した通り、自社サイトのクリック数や平均検索順位などをチェック可能なツールです。一方で、被リンクの獲得と自社サイトの流入が伸びた要因分析や、スパムリンク対策にも役立ちます。被リンクについては、リンクされているページ、リンク元を一覧で確認することができ、CSVでダウンロードも可能です。どのWebページがどんなサイトから評価を受けているのか分析することで、それを参考にして他ページの改善に役立てましょう。
- 料金:無料
- トライアル:アカウント作成すれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒Googleサーチコンソール
MOZ

- 競合サイトの被リンク獲得状況を把握可能
- 独自スコアでドメインの権威性を被リンクサイトも含めて調査可能
- 独自のスパムスコアにより、事前に怪しい被リンクを調査可能
- GoogleChrome拡張機能あり
- 海外ツール
MOZは、海外製のツールでありながら、日本でも利用率が高い評判のツールです。独自のスパムスコアにより自社サイトに悪影響を及ぼす可能性のあるリンクを事前に調査できるのが特長です。また、無料でも活用可能な拡張機能をインストールすると、検索結果ページ上で、ドメインの権威性を可視化することができるなど、SEOに活用できるツールです。
- 料金:179ドル/月
- トライアル:30日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒MOZ
競合分析ツール
競合分析ツールは、競合サイトのアクセスデータを把握できるのが特長です。
競合分析ツールを活用することで、自社の運用実績ではなく、既に先行する競合の実績を基にSEOの施策が実行できるため、効率的に成果を創出することが可能になります。
なお、競合分析ツールは各ベンダーが独自保有しているデータから競合データを抽出しているため、ベンダー側でどのようなデータを保有しているのかがツール選定の焦点となります。
Keywordmap

- 競合サイトへの流入キーワードを取得可能
- 競合サイトの検索流入状況をURL単位で調査可能
- (競合サイトを含む)検索結果データを大量に取得可能
- 競合ページの上位表示要因を定量的に調査可能
- データのダウンロードが可能
Keywordmapは、日本語検索結果のデータを世界最大級の規模で保有しており、ファクトデータを基に、競合サイトのSEO・リスティング対策状況を調査可能です。「狙いたいキーワード・ベンチマークすべき競合」を把握することができるので、最短で成果を出せるSEO施策の実施が可能になります。先行の成功競合を調査したいなら最適のツールでしょう。
- 料金:有料(問い合わせ後、料金を提案)
- トライアル:7日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Keywordmap
SimilarWeb

- 無料の範囲内でも競合調査が可能
- 競合他社のチャネル別流入状況をURL単位で調査可能
- 特定URLへ流入しているユーザーの属性調査が可能
- 海外ツール
SimilarWebは、ニューヨーク証券取引所に上場しているグローバル企業により開発されたツールです。独自で保有する特定ユーザーの消費者行動のデータから、Webサイトへの流入をチャネル別で調査可能な点が特長です。流入するユーザーの属性調査が可能で、SEOに限らず商品開発や、海外マーケットを含む市場調査を行う企業や組織に活用されています。
- 料金:有料(問い合わせ後、料金を提案)
- トライアル:7日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒SimilarWeb
SEMrush

- URL単位で競合サイトの流入キーワード状況を調査可能
- 競合の流入状況をチャネル別で調査可能
- テクニカルSEO、コンテンツ等の様々な軸で上位表示アイデアを自動提案可能
- 海外ツール
SEMrush(セムラッシュ)は、全世界で600万アカウントも活用されている人気ツールです。一つのツールで、チャネル別調査、オーガニック・広告・SNS調査のように様々な軸で調査可能な点が特長です。一部UIとして日本語対応されていない部分もあるため、解説ブログ等で情報収集を行い慣れていく必要があります。
- 料金:119.95ドル〜449.95ドル/月
- トライアル:14日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒SEMrush
ahrefs

- URL単位で競合の流入キーワード状況を調査可能
- 競合の被リンク獲得状況を調査可能
- 競合のドメインパワーを独自スコアにより調査可能
- 海外ツール
ahrefsは、被リンク以外にも競合サイトのSEO状況や流入キーワードなど、様々な軸で調査可能です。競合サイトが保有するサイトへ流入貢献しているキーワードを基に、サジェストツールでは見つからないような、自社事業と親和性の高いキーワードの発見に活用可能です。
- 料金:1.15万円〜11.15万円/月
- トライアル:有償で7日間
- ページはこちら⇒ahrefs
Dockpit

- 国内250万人の消費者行動データを保有
- 競合サイトへ流入するユーザーの属性調査可能
- 競合サイトへの流入数や集客構造を調査可能
Dockpit(ドックピット)は国産唯一の消費者行動データを保有する競合分析ツールです。消費者行動のデータから、消費者ニーズとトレンドまで把握できるのが特長です。競合の流入状況と直近の施策状況を分析することで、競合が集客に注力しているターゲットの属性を把握したり、自社が実施しても成果が出る可能性のある施策を把握したりすることが可能になります。広告代理店やコンサルティング会社が多く導入している傾向にあります。
- 料金:有料(問い合わせ後、料金を提案)
- トライアル:無料お試しあり(期間不明)
- ページはこちら⇒Dockpit
検索順位チェックツール
検索順位チェックツールは主にSEO施策の効果測定、改善の際に用いられるツールです。
自社サイト・ページ、および対策キーワードを登録し、検索順位状況を定点で観測することで、行ったSEO施策がどのように検索順位へ影響しているか把握することが目的です。たとえば、検索順位が落ちてしまったページのリライトや、良い評価を受けているコンテンツと関連性のある記事を作成する等、次の施策への参考として役立ちます。
つまり、検索順位が変動した際に発生する、重要な機会損失を見逃さないSEOの運用が可能になります。
Googleの検索順位は使用するデバイスや位置情報などで変わります。検索順位取得条件や正確な順位データを取得できるかどうかが次の施策の精度を左右することもあるため、ツールを選ぶ際の参考にしてみてください。
Keywordmap

- 自社サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- 競合サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- キーワードをグルーピングするカスタマイズが可能
- 複数キーワード1位〜51位までのリアルタイム検索順位を一括取得可能
- データのダウンロードが可能
Keywordmapは、市場調査から施策実行、施策評価まで一気通貫で実行可能なSEOツールです。キーワードを「ターゲット」や「ニーズ」毎にグルーピングして、定点で観測できる点が特長です。

また定点観測ではなく、市場調査の一環として特定のキーワード市場の1位〜51位の検索順位をリアルタイムで一括取得することも可能で、その瞬間の自社ドメインや競合ドメインの市場占有率等を可視化することができます。
- 料金:有料(問い合わせ後、料金を提案)
- トライアル:7日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Keywordmap
Googleサーチコンソール

- キーワードやページの掲載順位、クリック率や表示回数などが確認できる
- 自社サイト訪問時に検索されたキーワード(検索クエリ)が分かる
- データのダウンロードが可能
- 誰でも無料で利用可能
Googleサーチコンソールは、自社サイトの掲載順位を把握する定番ツールの一つです。ここで表示される掲載順位は、あくまで特定のユーザーが訪問した際に掲載された順位です。シークレットモードではなく、ユーザーごとにカスタマイズされた検索結果画面の影響を受けているため、目検で調べた際の順位と乖離が起きる場合があります。
- 料金:無料
- トライアル:アカウント作成すれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒Googleサーチコンソール
GRC

- 少量のキーワードであれば、無料版でも調査可能
- 自社サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- 競合サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- Google、Yahoo!、Bingの検索順位を調査可能
GRCは、比較的安価であることから、企業だけでなく多くの個人アフィリエイターの方にも活用されている検索順位チェックツールです。Googleに限らず、Yahoo!、Bingまで検索順位を調査可能な点が特長です。シンプルなUIで、活用方法もWebやYouTubeにて公開されているものが多く、初心者でも安心して利用できます。ただし、Webブラウザには対応しておらず、インストールして特定のデバイスで活用することになるため、法人利用の方はアカウントの扱いに注意が必要です。
- 料金:無料〜2,475円/月
- トライアル:無料版をダウンロードすれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒GRC
Demandmetrix

- 自社サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- 競合サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- Googleサーチコンソールとの連携により各ページのCTR分析が可能
- PC検索、モバイル検索のデバイス別で順位計測
- 海外ツール
Demandmetrix(元GinzaMetrix)は、大量キーワードの定点観測が可能な施策評価に強みがあるSEOツールです。Googleサーチコンソールとの連携や、モバイル検索での順位計測が可能な点が特長です。海外ツールということもありグローバル利用にも対応しています。
- 料金:有料(問い合わせ後、料金を提案)
- トライアル:14日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Demandmetrix
Gyro-n

- 自社サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- 競合サイトの特定キーワードの検索順位を定点観測
- 特定地域別での検索順位を調査可能
- クラウド型ツールのため、チームでアカウントの共有が可能
Gyro-nは、Googleマップにおける検索順位が調査できることから、地域性のあるビジネスに役立つSEO・MEOツールです。フォーム改善などのCVR改善に関する機能も備わっているため、CVに基づくサイト改善も可能です。
- 料金:500円〜1万6800円/月
- トライアル:3ヶ月の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Gyro-n
その他、検索順位の測定が可能なツールは以下記事で詳しく解説しています。
「検索順位チェックツールおすすめ10選!無料・有料の違いや機能別に解説」
キーワード分析ツール
キーワード分析ツールは、おもにSEOにおけるキーワード選定の際に使用されることが多い傾向にあります。
サイト立ち上げ時や、新しくWebページを作成する際、上位表示させたいキーワードを調査し、対策を行うことが求められます。大量にキーワードを洗い出すことで、検索におけるキーワードのニーズ規模やWebサイトへの想定流入数を把握します。そうして、自社が上位表示された場合の成果を推測し、自社が上位表示されるべきキーワードの選定を行います。
ツール選定の際は、キーワード毎に検索ボリュームや、リスティングのCPC(クリック単価)等、自社に必要な情報が把握可能かを見極めることが重要になります。
キーワードプランナー

- 関連するキーワードを調査可能
- キーワード毎の検索ボリュームlやCPCを把握可能
- 無料版は制限あり
キーワードプランナーは、GoogleがGoogle広告の利用者向けに提供しているツールです。入力したキーワードの検索ボリュームを把握したり、関連キーワードを抽出することが可能です。リスティング広告用に自社のビジネスに関連するキーワードを拡張することなどもできますが、Google広告を一定量出稿していないと、検索ボリュームを概算でしか把握できないため注意が必要です。
- 料金:無料
- トライアル:アカウント作成すれば誰でも利用可能
- ページはこちら⇒キーワードプランナー
なお、キーワードプランナーに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
「【最新版】Googleキーワードプランナーの使い方|代わりになるツールも紹介!」
Keywordmap

- キーワードの検索ボリュームやCPCを調査可能
- サジェストワードや関連キーワードを一括抽出可能
- キーワードをクエリタイプ(DoクエリやKnowクエリなど)別で抽出可能
- キーワード毎の季節性を調査可能
Keywordmapは、効率的なキーワード分析・調査が可能なSEOツールで、キーワード選定をゼロからサポートします。たとえば、特定のキーワードに関連するキーワードの拡張・洗い出しや、豊富な絞り込み機能で検索流入を増やすためのキーワードを調査することが可能です。また、年間の検索Vol推移データにより、季節毎に対策すべきキーワードを可視化することができます。
- 料金:有料(問い合わせ後、料金を提案)
- トライアル:7日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Keywordmap
SEOキーワード選定ツール

- キーワードの検索ボリュームやCPCがわかる
- 関連キーワード・再検索ワードを洗い出せる
- YMYLやE-A-Tの難易度がわかる
- コンテンツ(記事)構成案の作成までサポート
- 無料で使える
SEOキーワード選定ツールは、その名の通りSEOにおけるキーワード選定をサポートするツールです。無料でありながら、豊富な機能を取り揃え、キーワードの調査・分析からコンテンツ制作まで役立ちます。とりわけ再検索ワードやYMYL・E-A-Tまでカバーしているのが当ツールの特長でしょう。
なお、「SEOキーワード選定ツール」には兄弟ツール「キーワード難易度分析ツール」と「キーワードサジェストツール」があり、いずれも無料で使えます。
- 料金:無料
- トライアル:パスワードの発行で誰でも利用可能
- ページはこちら⇒SEOキーワード選定ツール
Ubersuggest

- 制限付きでキーワードの無料調査可能
- 特定キーワードのサジェストワードを一括抽出可能
- キーワード毎の検索Vol.やCPC、SEO難易度を調査可能
- 海外ツール
Ubersuggestは、制限はあるものの無料で利用できるSEOツールです。独自スコアにより、キーワード毎のSEO対策の難易度まで把握可能な点が特長です。かなり安価に導入できるツールのため、フリーランスの利用が多い傾向にあります。
- 料金:無料〜9,999円/月(お得な買い切りプランあり)
- トライアル:7日間の無料お試しあり
- ページはこちら⇒Ubersuggest
ラッコキーワード

- 制限付きでキーワードの無料調査が可能
- Googleに限らず、YouTube等の様々なプラットフォームのサジェストワードを調査可能
- 分かりやすいUIで初心者でも安心して利用可能
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワードツールです。Googleに限らず、YouTube、Amazon等の様々なプラットフォームのサジェストワードを調査可能な点が特長です。また、キーワード調査だけでなく、コンテンツ制作にも役立つ機能を備えています。無料版の場合は、検索ボリュームが見られないため注意が必要です。
- 料金:無料〜9,900円/月
- トライアル:登録無しで誰でも利用可能
- ページはこちら⇒ラッコキーワード
▼キーワード分析ツールをもっと知りたい方はこちら
「おすすめのキーワードツール21選を紹介!目的・費用別でSEOに役立つ使い方まで解説」
▼検索ボリュームの調べ方を詳しく知りたい方はこちら
「Google検索ボリュームの調べ方と無料ツールの紹介」
まとめ:SEOツールはなぜ必要なのか
SEOツールは、定量的な指標を基にしたSEO対策のPDCAを効率良く回すために必要不可欠です。というのも、自社サイトの状態、競合サイトの状態を正しく把握できていないと、「何が正しい」のかわからないため、なんとなく施策を実行してしまい、結果的に成果創出が遅くなったり、そもそも成果創出ができなかったりしてしまうからです。
例えば、自社サイトを改善するための施策は、何の方針もない場合、何度もテストを重ねて効果を探っていきます。一方で、競合調査ツールがあれば、上位の競合サイトを参考に施策を打つことができるため、より効率的に改善を図ることができます。また、そもそもの話、上位競合サイトをベンチマークするにしても、その競合が集客に成功しているかどうかを探るためにも、競合調査ツールが必要になります。

ほかにも、Webサイトの効果測定を実施する際にツールが無ければ、新しく作成したページ・記事の成果を測れないし、リライトなどの改善の優先順位をつけることができません。外部SEO対策やキーワード調査等の各SEO施策についても同様で、定量的な指標を調査しないことには、再現性を持った施策を打つことはできないでしょう。
紹介した通り、SEOツールには様々な特長を持つツールがあります。
正しくSEOツールを選ぶためにも、まずは自社サイトの目的とそれに必要な調査分析が何なのか、明確にすることをおすすめします。その後、実際に無料トライアルを活用して、必要な調査が実行可能かどうかを試してみてください。また、自社サイトに必要な調査分析が分からない方は、アドバイスを貰うことも可能だと思いますので、各ツールベンダーにお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
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