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企業のInstagramアカウント成功事例7選!戦略・運用メリットも解説
今回はInstagramの運用を成功させている企業アカウントを7つご紹介。
また、企業がInstagram運用を行うメリットや成果を生み出すためのポイントについても解説しています。
Instagramの活用を検討しているSNS担当者の方、企業アカウントの成功事例を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
企業のInstagram成功事例7選
本章では、Instagramにおける企業アカウントの成功事例を7つご紹介。
特に認知拡大やブランディングに活用できているアカウントです。
また、それらのアカウントがどのような投稿を行っているのか、Instagramのどんな機能を活用しているのか、といった点についても解説しているので、成功させるためのノウハウも知ることができます。
- GRL グレイル
- ニトリ公式
- 北欧、暮らしの道具店
- ダイソー公式アカウント
- ロクシタン| L’OCCITANE en Provence
- キッコーマン公式
- LIPS(リップス)-コスメ・メイク動画
①GRL グレイル
(引用:https://www.instagram.com/grl_official/)
1つ目は「GRL グレイル」の公式アカウントです。
日本最大級の女性向け洋服通販サイトとして支持を集めるこちらのブランドは、124万人(※2022年9月時点)のユーザーにフォローされています。
さらにフォロワー数のみならず、Instagramの運用方法も非常に参考になります。
注目すべきポイントは以下2点です。
- UGCの活用
- ショッピング機能の活用
UGCの活用
まず1点目はUGCを活用している点です。
UGCとは「User Generated Contents」の略称で、ユーザーの手によって生成されたコンテンツの総称です。
Instagramにおいてはユーザーが投稿したコンテンツを指します。
GRLではブランドの商品を購入したユーザーの投稿コンテンツ(=UGC)をGRLの自社アカウントで投稿しています。
下記が実際にUGCを活用した投稿例です。
(引用:https://www.secure.instagram.com/p/CiMrR0gOGSJ/)
一般ユーザーの声を届けることができ、ブランドの信頼獲得・購買行動の促進につなげることができます。
副次的ですが、ユーザーにとっても公式アカウントに取り上げられるというメリットがあるため、UGCの投稿が活性化される効果もあります。
ショッピング機能の活用
2つ目はショッピング機能を活用している点です。
ショッピング機能とはInstagramの投稿上で、写真と商品ページを紐づけ、投稿を見た人を商品ページに誘導することができる機能です。
(引用:https://www.instagram.com/grl_official/)
この機能を使えば、広告のように商品の強い訴求を行わずに商品ページまで誘導できるので、購買につながりやすくなる効果があります。
②ニトリ公式
(引用:https://instagram.com/nitori_official)
2つ目はニトリの公式アカウントです。
家具から小物などを幅広く取り揃えるニトリはInstagramの運用に長けており、そのフォロワー数は132万人(※2022年9月時点)を誇ります。
そんなニトリのアカウントで注目すべきポイントは、文字入れ投稿を活用している点です。
文字入れ投稿
ニトリのアカウントでは商品写真に「その商品をどのようにして使うか?」といった情報を文字にして取り入れています。
(引用:https://www.secure.instagram.com/p/CckMq9bMcKV/)
文字入れを行うことで伝わる情報量が増え、より商品の魅力の理解につながり、結果として多くのエンゲージメント(「いいね」・「コメント」・「保存」など、投稿に対するユーザーの反応数の「合計」)を獲得しやすくなっていると考えられます。
最近ではCanvaなど画像作成ツールを使えば、無料で簡単に誰でも文字入れ投稿を作成できるので、こちらの手法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
③北欧、暮らしの道具店
(引用:https://instagram.com/hokuoh_kurashi)
3つ目は「北欧、暮らしの道具店」のアカウントです。
北欧のライフスタイル、家具、雑貨などを紹介するこちらのアカウントはフォロワー数123万人ほど(※2022年9月時点)となっています。
そんな北欧、暮らしの道具店のアカウントで注目すべきポイントは世界観を統一している点です。
世界観の統一
アカウントの写真やその色彩に統一感を感じるのではないでしょうか。
Instagramは他のSNSと違い写真・動画が中心となるので、各投稿における視覚的な印象は特に強く、ブランドイメージとリンクします。
統一感を出すことができれば、ユーザーに対して視覚的な印象を与えやすく、より認知してもらいやすくなるメリットがあります。
結果的にユーザーからのエンゲージメントが獲得しやすくなります。
運用初心者の方が初めから高度なクリエイティブを作るのは難しいため、まずは色彩などを統一することから始めてみることをおすすめします。
④ダイソー公式アカウント
(引用:https://instagram.com/daiso_official)
4つ目は100円ショップで有名な「ダイソー」のアカウントです。
フォロワー数は179万人(※2022年9月時点)と多くのユーザーに支持されています。
日本を代表する小売企業として、Instagramでもその特性を活かした施策を実施しています。
ダイソーの注目ポイントは2つです。
- 新商品の紹介投稿
- オリジナルキャンペーン
新商品の紹介投稿
ダイソーのアカウントでは、新商品が発売されるごとにInstagramで商品紹介を行っています。
まるでチラシのような画像を投稿していることから、InstagramのユーザーをECサイトへの送客や実店舗の来店につなげたい意図があると考えられます。
(引用:https://www.secure.instagram.com/p/CiMx8uiI8Dj/)
(引用:https://www.secure.instagram.com/p/CiHoWAMsigi/)
(引用:https://www.secure.instagram.com/p/CiEaWe2szvv/)
こうした有益な最新情報が定期的に発信されていると、ユーザーもフォローしたいと感じるのではないでしょうか。
オリジナルキャンペーン
ダイソーではユーザー参加型のオリジナルキャンペーンを盛んに実施しています。
(引用:https://www.instagram.com/p/CftBymzhuUH/)
(引用:https://www.instagram.com/p/CftByslPjwu/)
他にも15歳以下のアンバサダーを募集していたりと、ユーザーを巻き込んだキャンペーンも実施しているのが特徴です。
(引用:https://www.instagram.com/p/CcmwxXOOCKk/)
そうしたキャンペーンは既存顧客内での盛り上がるだけでなく、新規顧客にもブランドを認知してもらうチャンスになります。
⑤ロクシタン| L’OCCITANE en Provence
(引用:https://www.instagram.com/loccitane_jp/)
5つ目は「ロクシタン」のアカウントです。
オーガニックハーブなどの植物原料やエッセンシャルオイルをベースに、植物療法やアロマテラピーの考え方を取り入れたコスメティックブランドになります。
こちらのアカウントは2022年9月時点で17万人のフォロワーを抱えています。
注目ポイントは2つです。
- リールの活用
- インスタライブの活用
リールの活用
ロクシタンでは、リールを用いてユーザーがゲーム感覚で参加できる投稿を行っています。
リールとはInstagramに搭載されている、TikTokやYouTube Shortsのような最長90秒の縦長動画機能のことです。
最近では縦長動画の需要が高まり、集客においてもリール動画が活用されるようになってきています。
(引用:https://www.instagram.com/reel/CZjHvH_Agjb/)
こうした動画を活用したユーザー参加型の投稿を行うことで、ただ楽しんでもらえるだけでなく、自社商品の宣伝も行えるメリットがあります。
また商品紹介だけでなく、ハウツー動画もリール機能を活用して発信しています。
(引用:https://www.instagram.com/reel/CY3XjyoIQNz/)
動画にして伝えることで、よりユーザーにノウハウを伝えやすくなります。
最近の流行である縦長動画を活用して、Instagram運用に役立ててみましょう。
インスタライブの活用
2つ目はインスタライブの活用です。
インスタライブとはInstagramアプリ内で行えるライブ配信機能のことです。
ロクシタンではこの機能を使い、商品紹介をしています。
(引用:https://www.instagram.com/loccitane_jp/reels/)
インスタライブ上でユーザーとの双方向でのコミュニケーションは次のようなメリットがあります。
- ユーザーのファン化
- 信頼度向上
- 購買促進
ただの画像ではなく動画、特にライブ配信の形式で発信することで、商品の訴求力を高める狙いもあると考えられます。
⑥キッコーマン公式
(引用:https://www.instagram.com/kikkoman.jp)
6つ目は醤油をはじめとした調味料製品で有名な「キッコーマン」のアカウントです。
料理初心者の方でも簡単に作りやすいレシピを紹介することをコンセプトに情報発信しています。
注目ポイントはトレンドを意識したハッシュタグの活用です。
トレンドを意識したハッシュタグの活用
Instagramにおけるハッシュタグとは、コンテンツを作成する際のキャプション(文章部分)に打ち込む「#」で始まるタグのことを言います。
昨年、検索エンジンと同様、Instagramでも日本語キーワードによる検索が可能になりましたが、それまではハッシュタグのみ検索できる仕様でした。
そのため、ユーザーがInstagram上で情報を探す際は、ハッシュタグが使われることが多いです。
つまり、ハッシュタグを活用することで投稿をより多くの人に届けやすくなります。
また、ハッシュタグ検索によって、投稿の表示回数を増やすためには、トレンドを意識しながら、ユーザーによく使われているハッシュタグを設定することがおすすめです。
一例として、キッコーマンのアカウントでは「ひな祭り」の季節に合わせて、「#ひな祭り」、「#ひな祭りご飯」といったハッシュタグを活用して、「ちらし寿司」のレシピを発信しています。
(引用:https://www.instagram.com/p/CamH8gqvHml)
ひな祭りには当然、ちらし寿司の美味しいレシピを知りたい人がいるわけですから、認知獲得につながりやすくなります。
他にも、夏に向けて夏野菜カレーのレシピを紹介したりと、トレンドを考慮したハッシュタグを活用することで多くの人に投稿が届く工夫をしています。
(引用:https://www.instagram.com/p/CgBvy8Fv-0G/)
⑦LIPS(リップス)-コスメ・メイク動画
(引用:https://instagram.com/lipsjp)
7つ目は女性向けにコスメ情報を発信する「LIPS(リップス)」のアカウントです。
フォロワー数は2022年9月時点で87万人となっています。
注目すべきポイントは2つあります。
- ハイライトの活用
- コンテンツのデザイン
ハイライトの活用
LIPSでは様々な情報を「ハイライト」としてまとめています。
ハイライトとは、以下画像のように、過去に公開したストーリーズ投稿をプロフィールページにまとめたものです。
(引用:https://instagram.com/lipsjp)
ハイライトを使うことで、24時間で消えてしまうストーリーズの弱点を補うことができます。
ストーリーズはタイムリーな情報発信には優れていますが、24時間で消えてしまうため情報の保持が難しいことが弱点です。
しかし、ハイライトとして格納することで時間制限なくユーザーに情報を伝えることができ、再投稿する必要がなくなります。
また、ECサイトなどのリンクを掲載したストーリーズをハイライト化することで、サイト送客につなげられるのもメリットです。
(引用:https://instagram.com/lipsjp)
LIPSでは新作のコスメ情報や、自社アカウントのキャンペーン情報をハイライトとして掲載しています。
ストーリーズを見れなかったユーザーにも、伝えたい情報を届けることができています。
コンテンツのデザイン
LIPSはコンテンツのデザインも魅力的です。
1つとして同じようなデザインはなく、どれも思わずクリックしてしまいそうではないでしょうか。
(引用:https://instagram.com/lipsjp)
現在、Instagramで多くのエンゲージメントを獲得するためには、「ユーザーを飽きさせないこと」が重要だと言われています。
そのため、写真だけでなく、補足情報として文字を入れた画像を活用するアカウントが増加傾向にあります。
企業がInstagramを運用する7つのメリット
そもそもなぜInstagramを運用する企業が増えているのでしょうか。
本章では、企業がInstagram運用を行うメリットについて解説していきます。
- 認知獲得ができる
- 特に若年層に訴求できる
- ブランディングにつながる
- Facebookとの連携が可能
- 購買につなげられる
- 低予算かつ高精度な広告を出稿可能
- 顧客のサポート・リピートにつなげられる
認知獲得ができる
Instagram内で効果的な運用を行うことができれば、自社の認知向上につながりやすくなります。
現在、Instagramを利用している世界の月間アクティブユーザー数は約10億人と言われています。
日本に限定すると、2019年6月時点で月間アクティブユーザー数は約3300万人です。
(参考:https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/)
2019年時点での情報なので、現在ではますます増えていると考えられます。
そのため、多くのユーザーと接点を持つための手段として、Instagram運用が有効であることは言うまでもないでしょう。
特に若年層に訴求できる
Instagramを使えば、特に若年層に訴求することができます。
2021年に総務省によって行われた調査によると、10代と20代の7割近くがInstagramを利用しています。
以下がInstagramと同じく、Meta社が運営するFacebookと比較した表です。
(参考:https://www.soumu.go.jp/main_content/000765258.pdf)
上記データからもわかる通り、Instagramは若年層への訴求がしやすいSNSといえます。
ブランディングにつながる
Instagramの運用はブランディングにもつながります。
というもの、先述した通り、ユーザー数が多く、かつ画像・動画が中心のInstagramは、ユーザーにより商品の魅力や自社の世界観などを伝えやすいからです。
自社商品に最適なブランディングをInstagramを通して実践しましょう。
Facebookとの連携ができる
InstagramはFacebookとの連携ができます。
両者ともMeta社が運営するSNSだからです。
Facebookと連携することで、同時投稿が可能となり、投稿の手間が削減されるメリットがあります。
購買につなげられる
Instagramを上手く使えば自社商品の購買に繋げることができます。
理由は以下2点です。
- 購買につながる機能が豊富だから
- 消費者の中でInstagramでの購買行動が普及してきているから
Instagramには商品紹介と購入サイトへの誘導を行うショッピング機能が搭載されていたり、プロフィール欄やストーリーズにECサイトのリンクを貼り付けられるなど、購買につなげやすい仕様となっています。
さらに、最近ではInstagramはただのSNSではなく、ショッピングの場としても機能しています。
例えば、下記のような報告があります。
2020年の「Instagram Trends Research Study」によると、調査対象者の44%が毎週Instagramで商品タグやショップタブなどの機能を使って買い物をしています。
(引用元:https://business.instagram.com/blog/instagram-shopping-product-tags-customers/)
つまり、Instagramがユーザーの購入ツールの1つとして使われ始めているのです。
低予算かつ高精度な広告を出稿できる
Instagramでは広告を低予算かつ高精度で出稿することができます。
実名登録制のFacebookと連動したSNSということもあり、Instagramはユーザーを細かくターゲティングした広告の出稿が可能です。
さらに、1日100円という低予算から出稿できる点も魅力です。
顧客のサポート・リピートに繋げられる
Instagramを運用する中で、顧客のサポートやリピートにもつなげることができます。
理由は以下2つです。
- UGCが自社商品の改善に役立てられるから
- ストーリーズ、リールなどユーザーと交流する機能が充実しているから
UGCとはユーザーが投稿する商品の口コミのことです。
例えば下記のようなものがあります。
(引用:https://www.instagram.com/p/Cg3XX5uP8MB/)
自社の商品・サービスに対するユーザーの本音を直接聞くことができるため、改善に役立てられるのです。
さらに、ストーリーズ、コメント機能など、気軽にコミュニケーションを取れる機能があるため、ユーザーの声を収集しやすいメリットもあります。
企業のInstagram運用を成功させる10のコツ
前章では、Instagramを運用するメリットについて解説してきましたが、具体的にどんな点を工夫すれば効果的に運用できるのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本章では、Instagramのアカウント運用において、おさえておくべきコツを10個紹介します。
- 運用目的を明確にする
- ターゲットユーザーを定める
- ベンチマークを見つける
- ユーザーニーズに沿った発信を行う
- 運用方法をマニュアル化する
- ブランド固有のハッシュタグを使用する
- Instagram限定の情報を発信する
- Instagramの機能を使いこなす
- ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
- 統一感のあるクリエイティブにする
運用目的を明確にする
まずは運用目的を明確にしましょう。
なぜなら目的によって、Instagramで行うべき施策が変わってくるからです。
目的が不明確なまま「なんとなく」で運用してしまうと、発信の方向性が曖昧になり、成果に結びつかない状態に陥ります。
「認知拡大」、「ファンの増加」、「売上の向上」など運用を行う目的をはっきりさせましょう。
ターゲットユーザーを定める
ターゲットとなるユーザーを定義しておくことで、どんな投稿時間に、どのような投稿内容・クリエイティブにするべきか、といった戦略が明確になります。
例えば、「20代の女性からの認知を拡大したい」といった場合、それらのターゲットユーザーの趣味趣向や生活スタイルに合わせて投稿を行うことで、自社商品の魅力が伝わりやすくなります。
また、ペルソナを設定することで、自社のアカウント運営チーム内で、ターゲットに対する共通認識を持ちやすくなるメリットがあります。
ベンチマークを見つける
Instagramの運用をする上では、ベンチマークを見つけることをおすすめします。
実際に多くのフォロワーやエンゲージメントを獲得しているアカウントの投稿内容や運用方法を分析することで、効果的な運用を行う打ち手が見つかりやすくなるためです。
例えば、先月から今月にかけてベンチマークしているアカウントのフォロワー数が増加しているとしましょう。
その際にどんな投稿を行っていたのか、分析することでフォロワー増加の要因を見つけやすくなります。
ユーザーニーズに沿った発信を行う
言うまでもないですが、ターゲットとなるユーザーが求めている情報を発信することが重要です。
そもそも、投稿に関心を持ってもらえなければ、フォローされることは難しいです。
また、投稿を拡散させるという点においても、「役に立つ」「綺麗」「面白い」など、興味を持ってもらうような投稿をすることで、「いいね」や「保存」をしてもらいやすくなります。
「いいね」や「保存」を獲得すればInstagramのアルゴリズム上、良いコンテンツと判断され、結果的に投稿が多くのユーザーに広がりやすくなるのです。
運用方法をマニュアル化する
運用方法をマニュアル化することで、誰でも効率的に運用しやすくなります。
マニュアルを作成せずに誰か1人に依存したままだと、もしその1人が担当から外れた場合、また1からのノウハウを蓄積していかなければいけなくなる可能性があります。
そのためマニュアル化し、効果的な運用の「再現性」を担保しておくことをおすすめします。
また、アカウントが炎上しないための運用ルールなども明確化にしておきましょう。
ハッシュタグを活用する
投稿をより多くのユーザーに届けるためには、ハッシュタグを活用することをおすすめします。
先述したとおり、Instagramはハッシュタグの検索によって、情報を収集することが多いメディアです。
そのため、投稿を拡散させるためには、ユーザーがハッシュタグで検索したした際に、検索結果に表示される必要があります。
多くのユーザーが検索、使用しているハッシュタグを活用することで、目に触れる機会を増やすことができます。
また、自社独自に設定したハッシュタグを設定することも有効です。
というのも、固有のハッシュタグの使用によって、以下2点のメリットがあるからです。
- ユーザーとの接点になる
- 一種のコミュニティにもなる
ユーザーとの接点になる
ブランド独自のハッシュタグを作れば、ユーザーが投稿したUGCを簡単に探せるようになります。
ユーザーの商品に対する声だけでなく、どんなことに関心があるユーザーなのか、まで調べられるので顧客理解を深めることが可能です。
一種のコミュニティにもなる
Instagramのユーザーは、自分と同じハッシュタグを使用しているユーザー・投稿に対して「いいね」を付与したり、相互フォローしたりする傾向があるなど、ハッシュタグが一種のコミュニケーション手段として機能しています。
ハッシュタグを通じて、自分と同じような関心のあるユーザーを見つけ、そこから交流が生まれるケースも少なからず存在します。
そのため、自社固有のハッシュタグを活用することで、顧客同士の結びつきを強めることにつながるのです。
例えば下記アカウントでは、「古着女子」をコンセプトにInstagramにおいてコミュニティの形成に成功しています。
(引用:https://www.instagram.com/furuzyo/)
多くのユーザーが「#フルジョ」を使用して、コーデ画像を投稿しています。
古着好きの女性がハッシュタグを通じてつながれる場になっており、ハッシュタグが一種のコミュニティとして機能している事例です。
インスタ限定の情報を発信する
Instagramのアカウント限定の情報を発信するのも良いでしょう。
ホームページや他のSNSで収集できる情報を同じようにInstagramで投稿するだけでなく、Instagram限定の情報を載せられれば、ユーザーが「フォローする理由」を作ることができます。
例えば、ディズニーランドでは開園前のパーク写真を載せています。
(引用:https://www.instagram.com/p/CCFg37Lgyek/)
公式サイトや他SNSでは公開されていないような情報を発信することで「ここでしか見られない」を共有しています。
あなたのアカウントでもInstagram限定の情報をユーザーに届けてみてはいかがでしょうか。
Instagramの機能を使いこなす
ただコンテンツを作成するだけでなく、Instagramの機能を駆使してみましょう。
Instagramにはショッピング機能、ストーリーズ、リール、ハイライトなど多様な機能があります。
そのため、あらゆる機能から自社サイトへの導線を作ることができるのです。
例えば、ストーリーズから直接ECサイトへ誘導させるケースや、フィード投稿を経由してショッピング機能へ遷移させる場合など、多様な導線が設計できます。
自社のアカウントに最適な機能を駆使しましょう。
ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
Instagramでは積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
コミュニケーションをとることで、ユーザーがより自社のアカウント・商品に興味を持ってくれたり、信頼の獲得につながったりするからです。
ユーザーからの興味を引くことができれば、投稿に多くのエンゲージメントがつきやすく、より多くの人に投稿を見てもらいやすくなります。
例えば、ユーザーの自社商品に対する投稿に対して、「いいね」を付与したり、コメントを送信してみるといったアクションがあげられます。
統一感のあるクリエイティブにする
投稿するコンテンツは統一感を持たせましょう。
写真や動画がメインとなるので、クリエイティブに統一感がないと、ユーザーに好感を与えるのが難しくなる傾向にあります。
投稿への関心を引きづらくなるので、結果として、ユーザーからのエンゲージメントが伸び悩むことにつながります。
画像作成時は、色合いや文字の大きさなど、デザインのバランスに注意してみましょう。
まとめ
Instagramにおいての企業の成功事例、運用メリット、運用する上でのコツを紹介しました。
当記事で紹介した運用メリットは以下の7点になります。
- 認知獲得ができる
- 特に若年層に訴求できる
- ブランディングにつながる
- Facebookとの連携が可能
- 購買につなげられる
- 低予算かつ高精度な広告を出稿可能
- 顧客のサポート・リピートにつなげられる
また、運用のコツは以下の10点です。
- 運用目的を明確にする
- ターゲットユーザーを定める
- ベンチマークを見つける
- ユーザーニーズに沿った発信を行う
- 運用方法をマニュアル化する
- ブランド固有のハッシュタグを使用する
- Instagram限定の情報を共有する
- Instagramの機能を使いこなす
- ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
- 統一感のあるクリエイティブにする
当記事を通じて企業のInstagram運用について理解を深めていただければと思います。
詳しくはこちら
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