Web広告とは?12種類の広告の特徴や出し方から費用まで徹底解説
Web広告には、以下のようなものがあります。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
- アフィリエイト広告
- ネイティブ広告
- 純広告・バナー広告
- 記事広告
- リワード広告
- 動画広告
- SNS広告
- メール広告
- デジタル音声広告
Web広告は、ターゲティングが細かく設定できる、効果が測定できる、費用対効果が高いなどのメリットがあります。そのため、多くの企業がWeb広告を活用してマーケティング活動を行っています。
当記事では、Web広告の種類について一つ一つ分かりやすく解説していきます。また、Web広告の種類だけでなく、Web広告を利用するメリットやデメリット、種類・媒体の選び方、効果的に運用するコツまで幅広くカバーしています。Web広告の運用をご検討中の方や、Web広告についてご関心がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Web広告とは
Web広告とは、インターネット上のメディアに掲載されている広告のことです。基本的にインターネット上で表示されるあらゆる広告は、このWeb広告に分類されます。スマートフォンなどデジタルデバイスが普及した今日、各種ソーシャルメディア(SNS)や検索エンジン、Webサイトなど、様々な場面でWeb広告を目にする機会は多くなっています。
Web広告の種類や特徴をあらかじめ知っておくことで、自社マーケティングのフェーズに応じて適切な広告を選択することができるようになるでしょう。
本記事では、多種多様なWeb広告の種類や特徴について詳しく解説していきたいと思います。
Web広告の種類【特徴と出し方】
本章ではWeb広告の種類とその出稿方法について解説していきます。Web広告は以下の12種類があります。それぞれ見ていきましょう。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告
- アフィリエイト広告
- ネイティブ広告
- 純広告・バナー広告
- 記事広告
- リワード広告
- 動画広告
- SNS広告
- メール広告
- デジタル音声広告
リスティング広告
リスティング広告はGoogleやYahoo!など、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告です。主に自然検索結果以外の上部や下部に表示されます。
リスティング広告は検索キーワードに応じて広告が切り替わる「検索連動型」の広告です。ユーザーが検索したキーワードに関連した広告が表示されるため、広告の内容に関心の高いユーザーに訴求できるというメリットがあります。一方で選定したキーワードで検索をしない「潜在層」、「低関心者層」にはリーチしにくいというデメリットもあります。
課金方式は1クリック毎に広告費が発生するクリック課金型となっているため、表示されるだけでは費用がかかりません。出稿を開始した時点から効果を期待できる「即効性」が魅力のWeb広告です。
■特徴
- 低予算から始められる
- 顕在層にアプローチできる
- 即効性がある
ターゲット:顕在層
例:Google広告、Yahoo広告
リンク: 気軽に利用できるオンライン広告で顧客を増やしましょう | Google 広告
参考記事:
リスティング広告とは?費用や運用のやり方を焼かりやすく解説
リスティング広告のメリット・デメリットとは?仕組みや基礎まで解説
リスティング広告の出し方
リスティング広告を出す場合、「Google 広告」、「Yahoo!広告」といったツールを使用します。今回は「Google 広告」を例にリスティング広告の出し方を説明します。「Google 広告」での出稿は以下の流れで行います。
①アカウント作成
広告を出す目的やビジネス情報などを登録し、アカウントを作成しましょう。
②支払い情報を入力
クレジットカード情報などの項目を入力します。
③新しいキャンペーンの作成
キャンペーンとは、キーワードや入札単価などの広告を配信する上で必要な情報を管理するものを指します。今回はリスティング広告を実施するので、キャンペーンタイプは「検索」を選びましょう。
④キャンペーン設定を選択
リスティング広告を行う場合は「検索ネットワーク」を選択します。また、ここでユーザーのターゲティングや予算の設定などを行います。
⑤広告グループの設定
キーワード、広告文、表示URL、記事URLをまとめた単位である広告グループを設定しましょう。この広告グループでは入札価格などの設定が可能です。
⑥広告の作成
広告文や見出し、説明文などを入力します。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告はWebサイトやアプリの広告枠に表示される画像、動画、テキスト広告のことを指します。上記で紹介した「リスティング広告」の一部に含まれます。ディスプレイ広告の特徴はとして、年齢や性別、過去のWebの閲覧履歴などをもとに、興味を持ってもらいたい層をターゲティングできる点ですが挙げられます。つまり、潜在層から顕在層までに向けて幅広く訴求できる傾向にあります。
また、ターゲティングから広告の配信、効果測定まで自動で行うプラットフォームである「DSP(Demand-side Platform)」を用いたDSPなどのアドネットワークも、このディスプレイ広告に含まれます。
■特徴
- 画像や動画で訴求をすることができる
- 潜在層にアプローチできる
- ブランディング効果がある
ターゲット:潜在層~顕在層
例:Google広告、Yahoo広告
リンク: 気軽に利用できるオンライン広告で顧客を増やしましょう | Google 広告
ディスプレイ広告の出し方
ディスプレイ広告の掲載ツールとして代表的なのが「Google広告」と「Yahoo!広告」です。今回はGoogle広告を例にディスプレイ広告の出し方を紹介します。以下の流れで出稿します。
①アカウントを作成
広告を出す目的やビジネス情報などを登録し、アカウントを作成しましょう。
②支払い情報を入力
クレジットカード情報などの項目を記入し、送信します。
③新しいキャンペーンの作成
キャンペーンとは、キーワードや入札単価など、広告を配信する上で必要な情報を管理するものを指します。今回はディスプレイ広告を実施するので、キャンペーンタイプは「ディスプレイ」を選びましょう。
④キャンペーン設定を選択
ディスプレイ広告を行う場合は「ディスプレイネットワーク」を選択します。また、ここでユーザーのターゲティングや予算の設定など行います。
⑤広告グループの設定
キーワード、広告文、表示URL、記事URLをまとめた単位である広告グループを設定しましょう。この広告グループで入札価格の設定が可能です。
⑥広告の作成
広告文や見出し、説明文などを記入します。
リターゲティング広告
リターゲティング広告は過去にWebサイトを訪問したことのあるユーザーに対して広告を表示させます。インターネットを利用していると、よく調べたり、購入したことのある商品の広告を目にする機会が多いと思いますが、その広告は主に「リターゲティング広告」です。
リターゲティング広告のメリットには、自社の製品・サービスに興味を持っている健在層・顧客層のユーザーにフォーカスしてターゲティングできる点があげられます。一方で、検索行動に合わせた広告を表示するため、ユーザーが監視されているような気分になりネガティブな印象を与えるケースもあることです。
■特徴
- ユーザーの興味を再喚起させられる
- 関心があるターゲットに配信できる
- 多彩なターゲティングができる
ターゲット:顕在層、顧客層
例:Google広告、Yahoo広告
リンク: 気軽に利用できるオンライン広告で顧客を増やしましょう | Google 広告
リターゲティング広告の出し方
リターゲティング広告の出し方は上記で述べたディスプレイ広告の例とほとんど同じです。異なるのはリターゲティング広告の場合、キャンペーン作成時にマーケティング目標の「ユーザーの行動を促進する」のカテゴリーから「ウェブサイトで購入する」を選択する点です。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は成果報酬型広告とも呼ばれ、サイトに掲載された広告を経由してユーザーが購入に至った場合など、広告主が設定した成果(コンバージョン)を達成した際に、サイト運営者に報酬が支払われる広告モデルです。コンバージョンして初めて広告費が発生するため、費用対効果が高いことが大きなメリットです。一方で、リスティング広告などと比べて成果を得られるまでに時間がかかりやすいデメリットもあります。
アフィリエイト広告はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)が、広告主とアフィリエイター(サイト運営者)を結びつけることで成り立っています。まず広告主がASPに広告を出稿し、次にASPが広告や報酬の管理、さらにアフィリンク(遷移先の広告ページのリンク)を発行します。そして、そのASPに登録しているアフィリエイターがサイトにアフィリンクを貼り付け、ユーザーがそのリンクを通じてコンバージョンに至ると報酬が発生するという流れです。
■特徴
- 成果報酬型
- 費用対効果が高い
- 成果が出るまでに時間がかかる
ターゲット:潜在層、低関心者層
例:A8.net、afb、Google AdSense
リンク: 【アフィリエイトA8.net】日本最大級の広告主数・サイト数のアフィリエイトサービス
アフィリエイト広告の出し方
今回はASPの代表格であるA8.netを例にアフィリエイト広告の出し方を紹介します。
①アカウント登録
まずはA8.netのHPの「オンライン申し込み」からアカウントを作成します。企業情報や連絡先などを登録します。
②審査
契約内容や信用できる企業かどうか審査される期間があります。審査結果は最短即日で通達されます。
③プログラム初期設定
プログラムの初期設定として以下3点の準備が必要になります。
- メディア向けPRシートの記入
- トラッキングタグの設置・テスト
- 広告素材の準備
④入金
料金プランを選択し、入金します。料金プランは以下の通りです。
- トライアルコース:40,000円/月(税抜)
- スタンダードコース:37,000円/月(税抜)
- ロイヤルコース:33,000円/月(税抜)
ネイティブ広告
ネイティブ広告とはディスプレイ広告の一種で、Webサイトなどでコンテンツと同じような自然な形で掲載されている広告を指します。自然な形で目に入るため、ユーザーに対してWeb広告特有の煩わしさを感じさせずに接触しやすいのがメリットです。広告主は掲載メディアを選択できるため、興味を持ってもらいたい潜在層にアプローチすることが可能です。一方で、出稿先のフォーマットを合わせなければならないため、広告用の画像を制作する手間がかかりやすいといったデメリットも理解しておきましょう。
ネイティブ広告における代表的な4つの種類を紹介します。
①インフィード広告
インフィード広告とはWebサイトなどでページをスクロールする際に、コンテンツとコンテンツの間に挿入されている広告です。
②レコメンドウィジェット型広告
レコメンドウィジェット型広告とは、ニュースサイトなどで記事の下部に位置するおすすめコンテンツの枠に表示させる広告です。
③記事広告
記事広告は記事コンテンツと同じような体裁をとっている、製品やサービスをPRするための広告です。
④プロモートリスティング型広告
プロモートリスティング型広告はユーザーのサイト内の検索履歴や閲覧履歴をもとに表示させる広告です。例えば、ECサイトで自分が検索したり購入したりした商品の広告が頻繁に表示される経験があるかと思いますが、それはこの「プロモートリスティング型広告」に該当します。
■特徴
- ユーザーに違和感を与えないで広告を表示させられる
- 潜在層にアプローチできる
- デザインに時間がかかる
ターゲット:潜在層
例:Yahoo!ニュース、Amebaブログ
リンク: Yahoo!広告でサイトへの集客アップ | Yahoo! JAPAN
ネイティブ広告の出し方
今回はYahoo!広告でYahoo!JapanやYahoo!ニュースにインフィード広告を出す方法を紹介します。
広告を出すには以下の入稿項目を記入する必要があります。
・ロゴを作成
ロゴは180pピクセル×180ピクセル、容量150GBの画像データを登録します。ファイル形式はGIF 89a、JPG、PNGに指定されています。
ロゴの登録は任意となります。
・タイトルを記入
20文字以内でタイトルを記入します。
・説明文(ディスクリプション)を記入
90文字以内でタイトルを記入します。ただし、説明文は表示されなかったり、省略される場合があります。省略される場合は初めの38文字は表示されます。
・画像を作成
画像は以下の2パターンで登録することができます。
①1200ピクセル×628ピクセル、容量150GB
②300ピクセル×300ピクセル、容量150GB
ファイル形式はロゴと同様、GIF 89a、JPEG、PNGに指定されています。
・「主体者表記」を記入
20文字以内で会社名、商品名、サービス名、ブランド名のいずれかを記入します。
・「ボタン」を選択
ボタンとは「もっとみる」、「お申込みはこちら」など広告ページに移行するためのボタンのことを指します。これらのボタンは17種類あり、その中から選択します。
・表示URLを記入
29文字以内で表示URLを記入します。
・リンク先URLを記入
1024文字以内でリンク先URLを記入します。
純広告・バナー広告
純広告とは、Webサイトに設けられた広告枠を買い付け、一定期間掲載される広告のことを指します。形式は画像やテキスト、動画などで「バナー広告」とも呼ばれています。掲載先のメディアに一定期間掲載されるため、その商品・サービスに関心が薄い低関心者層や、潜在層にも訴求できるというメリットがあります。一方、効果の有無に関わらず掲載するだけで費用がかかり、単価も比較的高いというデメリットも存在します。
■特徴
- 入札方式ではないため、確実に掲載できる
- 媒体を選択できる
- 短期間で出せる
ターゲット:低関心者層、潜在層
例:Yahoo!Japan、日経電子版
リンク: 広告メニュー・サービス | デジタル | 日経マーケティングポータル
純広告・バナー広告の出し方
メディアによって広告メニューが様々なので、ホームページから出し方を確認する必要があります。「原稿規定」などを参考に申し込みましょう。
記事広告
記事広告はネイティブ広告の一種で、Webサイトに掲載されるPR用の記事のことです。メディアと連携して広告を制作することが多いため、「タイアップ広告」とも呼ばれます。記事の体裁をとっているため、読者に忌避されにくいメリットがある一方、記事の制作に時間や労力がかかりやすい点に注意が必要です。
■特徴
- ユーザーに違和感を与えないで広告を表示させられる
- 読み物としてユーザーに接触できる
- 潜在層にアプローチできる
ターゲット:潜在層、低関心者層
例:Smartnews、Yahoo!ニュース
リンク: 広告 | スマートニュース株式会社
記事広告の出し方
記事広告の出し方は特に決まった形式はなく、掲載したいメディアに出稿依頼を出し、打合せをしながら広告の内容を決めていくのが一般的です。場合によっては広告代理店などを通じて出稿されることもあります。
リワード広告
リワード広告とは、広告を通じてコンバージョンとして設定した行動をとったユーザーに報酬が支払われる広告です。報酬がメディアだけでなく、ユーザーに対しても支払われる点が特徴であると言えます。主に、アプリ会社などがユーザーを増やすための施策として活用しています。短期間で認知度やクリック数を上げやすい点が主なメリットです。一方で、コンバージョンしたユーザーの定着率が良くない点も把握しておきましょう。
■特徴
- ユーザーのエンゲージメントを高めることができる
- コンバージョン率を高めることができる
ターゲット:潜在層~顕在層
例:LINE「動画リワード広告」
リンク:LINE広告ネットワーク 動画リワード広告 – LINE for Business
リワード広告の出し方
LINEの動画リワード広告を例に、出し方について説明します。
①アカウント・アプリ登録
会社情報や支払い口座情報など送信し、審査の結果を待ちます。
②配信確認
審査に通ったら広告の配信確認をします。
③配信
テスト配信で問題がないことが確認できたら、配信スタートとなります。
動画広告
動画広告とは、その名の通り動画によって商品・サービスのPRを行う広告です。一度に伝えられる情報量が多かったり、アニメーションによって目を引きやすいため、関心がないユーザーにも訴求しやすいという効果があります。動画広告は「YouTube」などの動画配信サービスや、「Twitter」、「Instagram」といったSNS、さらに「Yahoo!Japan」などのポータルサイトでも掲載可能です。
■特徴
- 視覚と聴覚で訴求できる
- インパクトを与えられる
- 拡散が見込める
ターゲット:低関心者層、潜在層
例:YouTube広告
リンク:オンライン広告キャンペーン – YouTube 広告
YouTube広告の種類
YouTube広告には、以下の5種類あります。
- インストリーム広告
- ディスカバリー広告
- ハンパー広告
- アウトストリーム広告
- マストヘッド広告
①インストリーム広告
インストリーム広告とは、動画のはじめや途中に挿入されている広告です。スキップ可能タイプとスキップ不可能なタイプが存在し、それぞれ課金方式も異なります。スキップ可能なインストリーム広告は30秒以上視聴されないと費用は発生しません。一方でスキップ不可能なインストリーム広告は、表示された回数分の費用が発生します。
②ディスカバリー広告
ディスカバリー広告とは、検索結果ページや関連動画の横の部分に表示されている広告です。クリックすると動画が再生され、費用が発生する仕組みとなっています。
③ハンパー広告
ハンパー広告とは動画の前後や途中に表示される6秒以下の広告です。ユーザーがスキップできない形式となっています。課金方式は1000回表示されるごとに費用が発生する仕組みになっています。
④アウトストリーム広告
アウトストリーム広告とは、YouTube以外のGoogle動画パートナーサイトに表示される広告です。2秒以上再生されると費用が発生する仕組みになっています。
⑤マストヘッド広告
マストヘッド広告とは、YouTubeのホーム画面の上部に表示されている広告です。音声なしで最長30秒間再生されます。インプレッション数もしくは日別単価で費用が決まります。
動画広告の出し方
Youtubeの動画広告を例に出稿方法を紹介します。
①広告動画をYouTubeにアップロード
まず、広告として出す動画をYouTubeにアップロードします。
②Google広告で新しいキャンペーンを作成
Google広告にログインし、新しいキャンペーンを作成します。
③キャンペーンタイプを選択
キャンペーンタイプは「ブランド認知とリーチ」のカテゴリーから「動画」を選択します。
④広告配信の詳細情報を記入
入札価格や配信期間などの詳細情報を記入します。
⑤配信する動画のURLを貼る
最後に①でアップロードした動画の URLを貼り付け、設定を完了させます。
SNS広告
SNS広告とはFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSで配信されている広告のことを指します。個人情報(年齢や性別、誰をフォローしているかなど)が集まりやすく、またユーザーの興味・関心が分かりやすいといったSNSの特徴を活かして、精度の高いターゲティングに基づいた広告を配信できるというメリットがあります。SNSはタイムラインには常に多くの情報が更新されているため、コンテンツの魅力が足りないと埋もれやすいといった特徴にも注意が必要です。
■特徴
- ユーザーの興味関心に基づいてターゲティングできる
- クリエイティブの幅が広い
- 認知度の向上にも繋がりやすい
ターゲット:全ての層
例:Twitter広告、Instagram広告
リンク: Twitter広告を行う – Twitter for Business
SNS広告クリエイティブのポイントや作成方法のコツを事例とともに紹介
SNS広告の出し方
Twitter広告を例に出稿方法を紹介します。
①広告文や画像などツイートする
アカウントを作成、もしくはログインし、広告クリエイティブを含むツイートを投稿しましょう。
②広告配信の目的を選択
「フォロワーの増加」や「エンゲージメントの増加」など目的を選びましょう。
③広告キャンペーンの選択
配信期間や予算など設定しましょう。
④広告グループを作成
広告グループとは、広告キャンペーンを管理する単位のことで、広告グループごとにターゲティングや予算などを設定することができます。
⑤配信ターゲットを選定
年齢や性別、キーワード(興味・関心)をもとにターゲティングすることができます。
⑥①のツイートを選択
①で投稿したツイートを選択します。
⑦キャンペーン内容を確認・配信
最後に配信期間や予算などキャンペーン内容を確認できたら配信を開始します。
メール広告
メール広告は大きく2種類あり、主にメールマガジンでメールのヘッダー部分やフッター部分に広告文やリンクが掲載されている種類と、広告メールとして内容全体が広告になっている種類が挙げられます。ある特定のメールマガジンに登録しているユーザーは、同じようなニーズを持っている場合が多いため、大きな効果を期待できる手法です。一方で、迷惑メールとみなされたり、メールが開封されなかったりするデメリットも覚えていきましょう。
■特徴
- ターゲティングの精度が高い
- より詳細な情報を伝えることができる
- クリックしてもらえる確率が高い
ターゲット:顕在層
例:「まぐまぐ!」
リンク: 広告について|株式会社まぐまぐ
メール広告の出し方
メール広告は上記で述べた「まぐまぐ!」のようなメルマガの配信プラットフォームに通じて掲載することができます。出稿したいメルマガの選定や掲載期間の設定が重要となります。
デジタル音声広告
デジタル音声広告とは、音楽配信サービスやインターネットラジオなどにおいて、コンテンツの合間に流れる広告のことを指します。他のWeb広告と同じように、ターゲティングが可能で、課金方式に関しても音声広告を聴いたユーザーの数によって費用が変動します。デジタル音声広告の大きな特徴として、「スキップされにくいこと」があげられます。一方で、広告に触れたことにより、アクションにつながったかどうかの判断が難しく配信効果を実感しにくい点にも注意が必要です。
■特徴
- 視覚的な干渉がない
- ながら聞きしやすい
ターゲット:低関心者層、潜在層
例:Spotify、radiko
リンク: Spotify 広告 | Spotify Advertising – Spotify Ad Studio
デジタル音声広告の出し方
Spotifyを例に音声広告の出し方を紹介します。
①音声ファイルを用意
最大30秒、最大容量1MBのMP3ファイルを用意します。
②テキストを記入
楽曲名の表示欄に表記される広告主名を記入します。
③CTAボタンを選択
「詳細はこちら」、「サイトに行く」などのCTAボタンを選択します。
④リンク先URLを記入
httpsサイトを用意しておきましょう。
Web広告におけるターゲット層
Web広告のメリットの一つとして、細かいターゲティングが可能な点を挙げました。いうまでもありませんが、ユーザーの興味・関心の有無で、広告の効果は雲泥の差が開きます。とはいえ、興味・関心を持っているユーザーにもニーズに応じて段階があります。
Web広告におけるターゲット層は以下の5つに分類されます。ターゲット層によって、効果的な広告手法が異なるので確認しておきましょう。
低関心者層
低関心者層はそもそも自社の製品・サービスを認知しておらず、関心がない層を指します。大手Webサイトに広告を掲載するなど、膨大なユーザーとの接点を確保できる広告手法を選びましょう。ユーザー訪問数が多いサイトに広告を掲載することで認知を獲得する方法がおすすめです。
<効果的な広告手法>
- アフィリエイト広告(成果報酬型の広告)
- 純広告・バナー広告(広告枠を買い付け、一定期間掲載)
- 記事広告(PR用の記事)
- 動画広告(動画でPRを行う広告)
- SNS広告(SNS上に表示される広告)
- デジタル音声広告(音楽配信サービスなどでコンテンツの合間に流れる広告)
潜在層
潜在層は自社の製品・サービスを知らない、もしくは知っているがほとんど関心がない層を指します。このカテゴリーの人々は課題に気づいていないだけで、実はニーズがある場合も存在するため、顧客になる可能性があります。ユーザー訪問数が多いサイトに広告を掲載することで認知を獲得する方法がおすすめです。
<効果的な広告手法>
- ディスプレイ広告(Webサイトなどの広告枠に表示)
- アフィリエイト広告
- ネイティブ広告(コンテンツと同じような自然な形で掲載)
- 純広告・バナー広告
- 記事広告
- リワード広告(ユーザーにも報酬が支払われる広告)
- 動画広告
- SNS広告
- デジタル音声広告
準顕在層
準顕在層はニーズはあるが自社の製品・サービスを認知していない層を指します。訴求することで顧客になる可能性が高くなります。認知拡大の効果があるディスプレイ広告などが有効な訴求方法となります。
<効果的な広告手法>
- ディスプレイ広告
- リワード広告
- SNS広告
顕在層
顕在層は自社の製品・サービスを認知しているが、実際に購入したり利用したりしたことはない層を指します。この層への訴求方法として、ユーザーが検索しそうなキーワードを狙って広告を配信するリスティング広告などが有効です。
<効果的な広告手法>
- リスティング広告(検索結果ページに表示される)
- ディスプレイ広告
- リターゲティング広告(行動履歴に基づき配信)
- リワード広告
- SNS広告
- メール広告(メールマガジンに掲載された広告)
顧客層(明確層)
顧客層は既に自社の製品・サービスを購入もしくは利用したことがある層を指します。購入履歴やサイト訪問履歴を基にユーザーをターゲティングするリターゲティング広告などが有効です。
<効果的な広告手法>
- リターゲティング広告
- SNS広告
Web広告のメリット
そもそもなぜ、企業はこぞってWeb広告を出すのでしょうか。それは、オフライン広告にはないメリットが数多く存在するからです。本章ではWeb広告を出稿するメリットを一つ一つ解説していきます。Web広告を出稿するメリットは以下の9点です。
- 細かいターゲティングが可能
- マス広告より費用を抑えられる
- 効果測定が可能
- 出稿期間にも設定を変えられる
- 短期間で効果が出やすい
- フォーマットが豊富
- ユーザーとの接点が増える
- 事前に効果をシュミレーションできる
- ノウハウが豊富
細かいターゲティングが可能
Web広告は、届けたいユーザーを狙って(ターゲティングして)配信することができるという特徴を持っています。そのため、広告の内容に興味がある可能性が高い人にだけ見られるように設定できます。例えば、検索したキーワード、あるいは検索履歴や位置情報、プロフィールに登録された個人情報をもとにターゲティングできます。
マス広告より費用を抑えられる
Web広告ではクリックされて初めて費用が発生したり、購入・契約に結びついた場合にのみ広告費が発生する課金方式など、ユーザーがアクションを起こした分だけ広告費がかかる仕組みが存在します。そのため、無駄な広告費がかかることが少なく、マス広告のように高額な費用をかけずに済みます。
※費用や課金方式については下部で解説しています。
効果測定が可能
近年はSNSの発達によって、ソーシャルリスニングなどによるマス広告の分析も可能になりましたが、Web広告の場合、閲覧数やクリック数などを分析ツールで非常に詳しく調べることができます。よって、分析をもとに課題をあぶり出し、より効果的な施策を立案することができます。
出稿期間にキーワードを変更できる
広告を出稿(掲載)している期間にも、キーワードを変更したり設定を変えることができます。初めに行った施策で効果がなければ、途中で設定を変更可能なので、改善と実行がしやすいというメリットがあります。
短期間で効果が出やすい
SEOなどの他のWebマーケティング施策は効果が出るのに時間がかかる傾向にあります。一方でWeb広告の場合は、選定する種類や媒体にもよりますが、出稿を開始してから早い段階で効果を得やすいことがメリットと言えるでしょう。
フォーマットが豊富
Web広告は、検索結果に表示される検索連動(リスティング)広告や、Webメディアの端に掲載されたバナー広告、SNSでタイムラインをスクロールしている時などに表示されるSNS広告など、フォーマットが豊富です。そのため、ターゲティングしたい顧客や配信したいコンテンツに合わせて、適切なフォーマットを決選べるメリットがあります。
ユーザーとの接点が増える
Web広告は複数の媒体に出稿したり、SEOコンテンツなどと組み合わせたりすることにより、ユーザーとのタッチポイントを増やしやすい傾向にあります。例えば、Twitterで定期的に拡散されやすいツイートを発信しながら、同時にリスティング広告とYouTube広告を出稿することで、TwitterとGoogle検索エンジン、YouTubeの3つの媒体で自社の製品・サービスをユーザーに届けるチャンスが作れます。
事前に効果をシミュレーションできる
効果計測ツールを使って、事前に効果を予想することができます。例えば、Googleの「キーワードプランナー」というツールでは、膨大な量の蓄積されたデータから「クリック数」や「クリック単価」などを推定で導き出すことができるため、得たい効果を出すにはどれくらいの費用が必要か概算することが可能です。
ノウハウが豊富
Web広告は非常に多くの企業や個人が利用しているため、その分、運用や効果を出す方法について有益な情報を発信しているメディアも数多く存在します。そのため、マス広告に比べてネット上で情報を拾いやすく、豊富なノウハウを吸収することができます。
Web広告のデメリット
数多くのメリットが存在する一方で、Web広告にはWeb広告なりのデメリットがあります。Web広告の運用を検討しているのであれば、デメリットについて理解しておき、デメリットをカバーできるのかどうか確認しておきましょう。
運用するには一定の専門知識や経験が必要
Web広告は広告の種類や媒体それぞれの特徴や仕組みを理解した上で、一定の専門的なノウハウや経験がなければ成果を出すのが難しいと言えます。出稿する媒体ごとに異なるプラットフォームを使用しながら、データを効果的に分析し、課題の発見や施策の選定、実践から検証につなげる相応のスキルが必要になるためです。
十分な知識や知識がない担当者がWeb広告を運用する場合は、知識をインプットしつつ実践をする必要があるため、成果を出すためにある程度の期間が必要になると考えておくほうが良いでしょう。Web広告の運用を広告代理店などの外部に委託する場合でも、用語の意味などの知識は最低限持っておく必要があります。自社で運用する場合でも外部に委託するケースでも、Web広告を独学で学ぶ場合はデジタルマーケティングに精通した企業が開催しているウェビナーや、Web広告関連の書籍もしくはYouTube動画などを活用するのがおすすめです。
分析やレポート作成の負担がかかりやすい
Web広告はリアルタイムで効果測定しやすい分、常に更新される数多くのデータが可視化されます。また短期間で細かく設定を変えやすい特徴もあるため、媒体や出稿キーワード、出向期間といった要素を適宜選択しながらも、計画的な予算の分配が欠かせません。
予算の範囲で数多くのデータを活用し、細かくPDCAを回すためには「どのくらいの効果が出ているのか」「何が数値が伸びない原因なのか」「どういった施策が必要なのか」といった分析やレポート作成が必須です。分析やレポート作成の負担が想定していた以上になってしまい、短期間で急遽Web広告の出稿を中止するケースもあります。運用担当者の知識や経験に加えて、担当者の数、Web広告に割ける工数などのリソースをきちんと確保することが重要です。場合によっては、外部への委託も選択肢に入れましょう。
Web広告の課金方式・種類ごとの費用相場
課金方式は大きく以下の8種類となっています。それぞれの具体的な課金の仕組みや、該当するWeb広告は以下の通りです。
課金方式 | 概要 | Web広告 |
---|---|---|
クリック課金型(CPC) | 広告が1クリックされる毎に費用が発生する | リスティング広告、ディスプレイ広告、リターゲティング広告、ネイティブ広告、SNS広告 |
インプレッション課金型(CPM) | 広告が表示された回数分の費用が発生する | ディスプレイ広告、リターゲティング広告、デジタル音声広告 |
エンゲージメント課金型(CPE) | 「クリック」や「シェア」などあらかじめ設定したユーザーの行動があった場合に費用が発生する | リスティング広告、ディスプレイ広告、リターゲティング広告、ネイティブ広告、SNS広告、アフィリエイト広告、リワード広告 |
成果報酬型(CPA) | 「購入」や「登録」などコンバージョンする毎に費用が発生する | アフィリエイト広告、リワード広告 |
配信数型 | 配信した回数分、費用が発生する | メール広告 |
広告視聴単価型(CPV) | 動画が視聴された回数分、費用が発生する | 動画広告 |
期間保証型(CPD) | 広告の掲載を保証された期間に応じて費用が変動する | 純広告・バナー広告 |
ページビュー保証型 | 保証されたページビュー数が達成されると費用が発生する | 記事広告 |
Web広告の種類と費用相場
また、各Web広告の種類とそれぞれの費用相場は以下の通りです。
Web広告 | 費用の目安 |
---|---|
リスティング広告 | 10円~数千円(/1クリック) |
ディスプレイ広告(DSPの場合) | 10円~数百円(/1,000インプレッション) |
リターゲティング広告 | 10円~(/1クリック) |
アフィリエイト広告 | 10円~数千円(/1クリック) |
ネイティブ広告(インフィード広告) | 20円~80円(/1クリック) |
純広告・バナー広告 | 数十万~数百万円(/1週間) |
記事広告 | ~100万円(/2万PV) |
リワード広告 | 70円~80円(/1CV) |
動画広告 | 10円~数百円(/1再生) |
SNS広告 | 1円~数百円(/1アクション) |
メール広告 | 10円~数十円(/1通) |
デジタル音声広告 | 500円~3000円(/1,000インプレッション) |
課金方式と費用相場
Web広告で用いられる一般的な課金方式の相場についても確認しましょう。
課金方式 | 費用 |
---|---|
クリック課金型(CPC) | 10円~数千円(/1クリック) |
インプレッション課金型(CPM) | 10円~数百円(/1,000インプレッション) |
エンゲージメント課金型(CPE) | 10円~(/1クリック) |
成果報酬型(CPA) | 100円~数万円(1/CV) |
配信数型 | 20円~80円(/1クリック) |
広告視聴単価型(CPV) | 数十万~数百万円(/1週間) |
期間保証型(CPD) | ~100万円(/2万PV) |
ページビュー保証型 | 70円~80円(/1CV) |
費用に関しては、リスティング広告であればキーワードの検索Volと平均クリック単価をGoogle広告のキーワードプランナーで把握できます。それらの数値と1コンバージョンにかかると想定される金額(CPA)、そしてその他コストを鑑みながら、どれくらいの費用をかけるか決めるようにしましょう。ほかのWeb広告に関しても概ね同じような考え方で費用と照らし合わせながら検討するのが一般的です。
Web広告の種類・媒体の選び方
主要なWeb広告の基礎知識、およびメリット・デメリット、課金方式・費用相場についてみてきました。これらの情報を参考にしたうえで、ビジネスを伸長させるためにどのWeb広告を選ぶべきか判断していくのですが、その際に念頭に入れておくべきポイントがいくつかあります。
- ターゲットが利用しているWeb媒体を選ぶ
- Web広告の目的に適した方法を選ぶ
- Web広告の予算から選ぶ
それぞれ見ていきましょう。
ターゲットが利用しているWeb媒体を選ぶ
Web広告はターゲットが利用している媒体で配信するのが重要です。
例えば、10代や20代の若い世代の利用者が多いInstagramで、60代以上のシニア向け商品の広告を出しても効果は期待しづらいでしょう。自社のターゲットとなるユーザーの年齢層やデジタル上の行動を考慮した上で、適切な媒体を選ぶことが必要です。
Web広告の目的に適した方法を選ぶ
Web広告の目的は企業によって多様です。最優先で認知度を上げたい場合もあれば、既に商品を知っている顧客層の興味や関心を高めたいケースもあります。また購入の一歩手前で競合の商品と比較している層に対して、自社を選んでもらう後押しをする目的でWeb広告を出すこともあるでしょう。ターゲットの顧客層にどのような行動変容を起こさせたいかなどの目的を明確にした上で適したWeb広告の種類や媒体を選ぶことが重要です。
Web広告の予算から選ぶ
目的に加えて予算の範囲内で成果が見込めるWeb広告を選ぶ必要もあります。
少額の予算でスタートしたい場合はリスティング広告やSNS広告などを検討すると良いでしょう。また十分な予算を確保している場合は、純広告や記事広告などを候補に入れやすいです。
Web広告を効果的に運用するコツ
本章ではWeb広告を効果的に運用するコツ紹介します。効果的な広告配信をするためにしっかりとチェックしておきましょう。
- ランディングページ(LP)を作成する
- ランディングページを最適化(LPO)する
- 入力フォーム最適化(EFO)する
- ターゲティングを慎重に行う
- 出稿先のメディアを慎重に選ぶ
- 最適なキーワードを選定する
- 設定を定期的に見直す
ランディングページ(LP)を作成する
広告をクリックすると遷移先として表示されるランディングページ(LP)を作成しましょう。その商品・サービスをアピールするページを用意することで売り上げに繋がります。
ランディングページを最適化(LPO)する
ユーザーが購入(登録)したいと思えるように、LPのコンテンツを充実させましょう。ファーストビューにおける導入文や画像などのクリエイティブの変更、ユーザーの意思決定を後押しするような体験談の活用など、PDCAを回しながら、常に改善・効率化していきます。
なお、Googleが公式で無料提供しているツール「Googleオプティマイズ」を利用することで、簡単にABテストが行えるので、LPOに役立ててみて下さい。
入力フォーム最適化(EFO)する
入力フォームとは、PRされた商品・サービスを購入(登録)するユーザーが個人情報などを入力する欄のことです。ランディングページの中に差し挟まれる形や、Webページがフォームになっている形式などがあります。
コンバージョン率が悪い場合の対策として、この入力フォームがページの中で見やすい位置にあるか、あるいは入力項目が簡潔かどうか確認してみましょう。ユーザー側の労力が増えれば増えるほど、それだけコンバージョン率は低下していく傾向にあります。
ターゲティングを慎重に行う
その広告は誰に向けて配信すべきなのか、年齢や性別、位置情報などをもとに慎重にターゲティングしましょう。ターゲットの具体像である「ペルソナ」を設定することでより明確になります。たとえば、Facebook広告はターゲティングの精度が非常に高いことで有名ですが、裏を返せば、こちら側でしっかりとターゲット自体を絞っておかなければ、Facebookに出稿したところで成果は得られないでしょう。
出稿先のメディアを慎重に選ぶ
ターゲットとする層はどのメディアに多く集まるのかといった検討を重ねましょう。記事広告であれば、出稿先のWebサイトを、どのような層が閲覧している傾向にあるのか調べるのはが基本です。
また、分かりやすい例を挙げれば、商材が女性向けでオシャレと親和性が望める場合、Instagramで広告を出すという方法が考えられます。
最適なキーワードを選定する
リスティング広告の出稿時のポイントになりますが、ターゲティングしたユーザーがどんなキーワードで検索しているのか検討し、選定しましょう。検索ボリュームが大きいキーワードであれば、その分ニーズも大きいと言える一方、比較的、検索ボリュームの低いキーワードは意図が明確になっていることが多いので、CVしやすい傾向にあります。
例:「ランニングシューズ」検索Vol.11,000
「ランニングシューズ レディース 軽い」検索Vol.170
「ランニングシューズ レディース 軽い」検索Vol.170
設定を定期的に見直す
Web広告の多くは、出稿した後にも設定を変えることができます。広告の効果を随時分析して、キーワードの追加・変更、クリエイティブの調整、ターゲットの変更などを行って、改善と実行を繰り返しましょう。
まとめ:Web広告は自社に適した種類や媒体選びが欠かせない
Web広告の種類やメリット、運用のポイントについて解説してきました。
Web広告の種類は非常に多様であるため、どの広告が適切なのか見極めることが重要です。本記事がWeb広告への理解につながれば幸いです。
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