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リッチリザルトとは?種類や設定方法、強調スニペットとの違いについて解説
当記事では、リッチリザルトとは何なのか、どんな種類があるのかといった基礎知識から、実際に検索結果にリッチリザルトを表示させるための実践方法まで詳しく解説します。
リッチリザルトを効果的に活用したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
リッチリザルトとは
リッチリザルトとはGoogleの検索結果において、検索ユーザーの利便性を高めるために、より多くの情報が表示される機能です。通常の検索結果に表示されるWebページのタイトルリンク・ディスクリプションに加え、ユーザーのニーズに基づいて、追加で情報が盛り込まれる形式となっています。
以前は「リッチカード」「リッチスニペット」と呼ばれていましたが、2018年からは「リッチリザルト」に統合されました。
リッチリザルトは、後ほど紹介する「構造化データ」にもとづいて表示されており、画像、レシピ、FAQ(よくある質問)など、ユーザーの検索ニーズと関連性の高い情報を一目で提供することができるという特徴があります。
ユーザーにとっては、自身の疑問についての回答を即座に得られる、あるいは詳しい情報が書かれたWebページであることをリッチリザルトから読み取れるというメリットがあります。一方でWebサイトを運営する側にとっては、検索結果でのクリック率(CTR)を高められるメリットがあります。
強調スニペットとの違い
Googleの検索結果画面上で似たような見え方をする機能に「強調スニペット」があります。
強調スニペットは、検索への回答を端的かつ強調的に表示させるものです。強調スニペットとリッチリザルトのもっとも大きな違いは、表示位置の違いです。
強調スニペットは、ユーザーの検索意図にいち早く回答するよう、検索結果の最上部に表示されます。一方、リッチリザルトはその記事についての関連情報を豊富に表示するだけで、順位が上がることはありません。
また、リッチリザルトは表示を促す対策がとれるなど、ある程度コントローラブルである一方、強調スニペットの表示は完全にGoogleにゆだねられています。
強調スニペットについてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
「強調スニペットとは?表示させる方法や非表示対策を解説」
リッチリザルトの種類
リッチリザルトはおよそ30種類あります。ここでは、よく表示されており、実装にも活かしやすい代表的な9種類のリッチリザルトを見ていきましょう。
- FAQ
- Q&A
- パンくずリスト
- 商品
- ハウツー
- 求人
- イベント
- レシピ
- 記事
- その他のリッチリザルト
FAQ
FAQは、あらかじめ決められた質問に対する回答を提供するリッチリザルトです。FAQを利用することで、ユーザー側は、知りたい内容に対して答えが解説されているWebページかどうか判断できます。これらの結果は、折りたたみ可能ないくつかの質問と回答を含むボックスの形で表示されます。
Q&A
Q&Aは、ユーザーから寄せられた質問に対する回答を提供するリッチリザルトです。質問とそれに対応する回答を含む垂直方向のリストの形で表示されます。
パンくずリスト
パンくずリストとは、検索結果に表示されるWebページのタイトルの上に表示される、そのページがWebサイト内の階層構造の中のどこに位置しているか示す表示形式です。パンくずリストを構造化データでマークアップすることで、Webサイトの構造をユーザーに伝えることができます。
商品
特定の商品に関する検索が行われた際に表示されるリッチリザルトです。商品のリッチリザルトでは、商品名、価格、画像など、特定の製品に関する情報がボックスの形で表示されます。
ハウツー
方法や手順について検索された際に表示されるリッチリザルトです。How toリッチリザルトは、特定のテーマに関するステップバイステップの手順をリスト形式で表示します。テーマによっては画像も表示されます。
求人
アルバイトや中途採用などについて検索された際に表示されるリッチリザルトです。求人情報について、職種、会社名、勤務地などが表示されています。
イベント
イベントの開催について、検索された際に表示されるリッチリザルトです。特定のイベントのタイトル、日付、場所、画像など、詳細情報が表示されています。
レシピ
特定の料理の作り方について、検索された際に表示されるリッチリザルトです。料理名、手順、材料、画像などがボックスの形で表示されます。
記事
ニュースやブログなどWeb上の記事形式のコンテンツを目立たせて表示されるリッチリザルトです。記事タイトル、著者、ページの公開日などが表示されます。
その他のリッチリザルト
その他、代表的なリッチリザルトには次のようなものがあります。
- 書籍
- レビュー
- ローカルビジネス
- ソフトウェアアプリケーション
公式ガイドラインを参考に、自社サイトでどのような構造化データを記述できるかを検討してみると良いでしょう。その際、リッチリザルトを見たユーザーにとってどのように役立つかを考えてみると効果的です。
リッチリザルトのメリット
改めてリッチリザルトのメリットを整理しておきましょう。リッチリザルトのメリットとして、特に下記の5点を挙げることができます。
- CTRの向上につながる
- 関連情報を追加できる
- クローラーに認識されやすくなる
- 検索意図に沿った表示が可能
- ユーザーを最適なページへ誘導できる
CTRの向上につながる
リッチリザルトが表示されるとCTRは向上しやすくなります。より多くの情報を表示することでユーザーは探したい情報をすぐに見つけやすくなり、詳細を知ろうとページを訪問したくなるからです。
Milestone社の以下の調査によると、リッチリザルトが表示された場合の平均CTR(クリック率)は58.2%にものぼることが報告されています。リッチリザルトが表示されない場合も含めたCTRが49.5%であることを比較すると、10%近くもCTRが高くなると言えます。
関連情報を追加できる
リッチリザルトの参照元となる構造化データには、多くの関連情報を追加できます。そのため、ユーザーは検索結果ページをひと目見るだけで探したい情報にアクセスしやすくなります。
どんなことが書かれているかよく分からないページよりも、自身が求める疑問について豊富な回答を含んでいそうなページに信頼感を抱き、訪問したくなることは想像に難しくないでしょう。
クローラーに認識されやすくなる
Googleのクローラーはページ内のテキストや画像、タグなどさまざまな箇所からページ情報を読み取っていますが、その精度は完璧ではありません。また、クローラーはあくまでロボットであり、自律的に思考して推測するといった人間と同様の認識ができるわけではありません。
リッチリザルトを表示させるために用いる構造化データには、クローラーに対しコンテンツの認識をサポートする働きがあります。構造化データを用いて「これは料理のレシピ」「これは調理時間」などと人間が意味づけを行うことで、クローラーはそれをヒントにページ情報を認識しやすくなります。
検索意図に沿った表示が可能
検索結果ページ上のリッチリザルトには、通常よりも多くの関連情報が表示されます。また、画像や動画などのメディアを提示することもあり、ユーザーはそのページが自身の検索意図を満たすものであるかどうかを直感的に理解することができます。
ユーザーを最適なページへ誘導できる
例えば「FAQ」のリッチリザルトでは、他のページへの導線を設置することができます。そのため、通常(リッチリザルトが表示されない場合)のWebページよりも、よりユーザーがアクセスしたいページを提示することが可能です。
リッチリザルトを表示させる方法
リッチリザルトを表示させるには「構造化データの設定」をおこなう必要があります。ここでは、以下の2つにわけて具体的に解説していきます。
- 構造化データとは
- 構造化データマークアップの方法
構造化データとは
ここまでにも何度か登場してきましたが、「構造化データ」とは、Webページに記述された情報を整理して検索エンジンの向けに「説明書き」したものです。たとえば、商品名、価格、レビューなどを設定(マークアップ)することができます。
検索エンジンがより正確にWebページの情報を理解することができるようにすることが役割の一つです。Webページの内容をより詳細かつ正確に読み取ってもらうことで、ユーザーの検索意図にもっとも適した情報や関連情報を、より豊富に盛り込んだリッチリザルトを表示させやすくするといった効果が期待できます。
なお、ページの情報をより詳しく精度高く伝えることができるため、間接的にSEOに好影響を与える可能性があります。
構造化データマークアップの方法【手動で直接マークアップ】
構造化データをマークアップするもっとも基本的な方法は、HTMLに直接コードを追加することです。HTMLのヘッダ内にメタタグ(どんな情報を記載しているのか検索エンジンに伝えるためのタグ)の形で記入します。以下は記述例です。
こちらは、構造化データの中でも「Q&A(QAPage)」の対応になります。
<html>
<head>
<title>店内の雰囲気について</title>
<script type=”application/ld+json”>
{
”@context”: “https://schema.org”,
”@type”: “QAPage”,
”mainEntity”: {
”@type”: “Question”,
”name”: “喫煙ルールについて”,
”text”: “店内は分煙がされていますか?”,
”answerCount”: 2,
”upvoteCount”: 26,
”acceptedAnswer”: {
”@type”: “Answer”,
”text”: “喫煙所が指定されています。分煙は徹底されているように感じました”,
”upvoteCount”: 1337,
”url”: “https://example.com/question1#acceptedAnswer”
},
”suggestedAnswer”: [
{
”@type”: “Answer”,
”text”: “一部喫煙スペースがありますが、大部分は禁煙です。禁煙スペースまでタバコの煙やにおいは届かないように感じました。”,
”upvoteCount”: 42,
”url”: “https://example.com/question1#suggestedAnswer1”
}
]
}
}
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>
上記例の場合では、ユーザーには以下のようなリッチリザルトが表示されます。
構造化データマークアップの方法【ツールを使って自動マークアップ】
細かい箇所まで柔軟に設定できることを考えると手動でマークアップすることが理想ですが、すべてのページを手作業でミスなくマークアップするというというのは骨の折れる作業です。
Googleが提供するツール「構造化データマークアップ支援ツール」を用いれば、初心者でも分かりやすく自動的にマークアップを行うことが可能です。構造化データマークアップ支援ツールでは以下の構造化データを簡単にマークアップすることができます。
- 記事
- イベント
- ローカルビジネス
- 商品
- ソフトウェアアプリケーション
- 映画、テレビ番組
- 書籍
- 求人情報
- 書評
- データセット
- レストラン
具体的にはマークアップしたい構造化データの種類を選択し、ページ内の該当箇所を選定することで、HTMLコードが自動で生成されます。以下は「記事」の構造化データをマークアップした事例です。
マークアップしたい箇所(記事の名前や著者名)を選び、HTMLコードを出力させています。
WordPressのプラグインを使用
WordPressでコンテンツ管理を行っている場合は、プラグインを活用して、マークアップすすることができます。WordPressでマークアップする場合は、プラグインを使用しましょう。
特に次の2つのプラグインがよく使用されています。
どちらも数万以上のユーザーからダウンロードされている信用性の高いプラグインであり、簡単な操作でマークアップが可能です。「Yoast SEO」はブロック形式で設定でき、「Schema」はシンプルな入力欄を埋めていくだけでリッチリザルトに対応できるなど、操作性に若干の違いがあるので、使ってみて合うものを選ぶとよいでしょう。
リッチリザルトの確認方法(リッチリザルトテスト)
構造化データは、1字でも間違っていると検索エンジンに正しく理解してもらえない場合があります。構造化データを記述したら、リッチリザルトが正しく反映されているかを公開前に確認しましょう。ここでは、Googleの公式ツール「リッチリザルトテスト」を用いた確認方法を紹介します。
①「リッチリザルトテスト」ページにアクセス
Googleの「リッチリザルトテスト」のページにアクセスします。
②タブを「コード」に切り替える
③確認したいページのURLを入力する
④「コードをテスト」をクリック
⑤「テスト結果」画面を確認
(どのタイプの構造化データかも検出されます)
⑥エラーに応じてマークアップを修正
(@typeをわざと間違えてテストすると、アイテムが検出されないとの結果が表示されました)
既に公開されているWebページの構造化データをテストする場合は、HTMLコードよりもURLの入力が便利です。そのため、手軽に自社サイト以外のWebページがどんな構造化データを使用しているのか調査することができます。
Googleサーチコンソールでリッチリザルトのレポートを確認する方法
次に、Googleサーチコンソールでリッチリザルトの反映状況について確認する方法を紹介します。
前章の「リッチリザルトテスト」を用いた方法は、構造化データを記述したあと公開前にチェックするものであるのに対して、こちらのGoogleサーチコンソールによる方法は、公開後にチェックするものです。レポート形式でリッチリザルトの反映状況を知ることができます。
Googleサーチコンソールでは、以下の手順でリッチリザルトのレポートを確認します。
①Google Search Consoleアカウントにログイン
②左側サイドバーにある「拡張」をクリック
(有効となっている構造化データが「拡張」の下に表示されています)
③「有効なアイテムのデータを表示」をクリック
「有効なアイテムのデータを表示」をクリックすると、該当する有効な構造化データを含む記事URLが一覧で表示されます。ここで有効となっていれば、リッチリザルトとして表示される対象となっていることが確認できます。
リッチリザルトのSEO効果
リッチリザルトには直接的なSEO効果があるわけではありません。構造化データをマークアップすれば検索順位が上がるといったことはないということです。
ただし、構造化データマークアップをすることでユーザーエクスペリエンスが高まった結果、検索エンジンからのサイトの評価が上がるといった「間接的なSEO効果」は望むことができます。ここでは、リッチリザルトが間接的にどのようなメリットをもたらすかについて次の3つの観点から解説していきます。
- アクセス数が増える
- 検索結果への反映速度が早まる
- 情報の正確性が高まる
アクセス数が増える
リッチリザルトの表示によって、サイトへのアクセス数の増加が期待できます。平均CTRが通常の記事よりも10%近く高くなることはすでに紹介したとおりです。アクセスが増加する理由として、以下の理由が挙げられます。
- 視覚的にユーザーの目を引くことができる
- 検索ニーズを解決してくれるページであることがページ訪問前に伝わる
- 信頼性・信用性を持ちやすい
適切に情報が整理されたリッチリザルトが表示されることで、ユーザーの悩みに対する情報を豊富かつ、すばやく理解できる形で提供しているページであることが伝わりやすくなります。また、通常の記事よりも広いスペースに表示されることで視認性が高まることも、クリック率を高める一因と言えます。
検索結果への反映速度が早まる
構造化データを使って検索エンジンのWebコンテンツ理解を手助けすることで、自社サイトの内容をいち早く反映してもらえることがあります。たとえば通常3日かけて読み込むはずのページを1日で読むことができれば、検索結果ページ上での反映もその分早まる可能性があるからです。
検索結果ページ上での反映速度が早まるということは、いち早く、より長い時間ユーザーの反応と評価を集めることができるということです。
情報の正確性が高まる
リッチリザルトを表示させるために行う構造化データのマークアップは、クローラーがページ内容を理解する手助けをします。また、リッチリザルトを表示させることでより詳細な情報を伝えることができます。そのため、検索意図に合わせた正確な内容(ページ)をユーザーに届けやすくなります。
リッチリザルトのデメリット・注意点
検索ユーザーにとってもサイト運営側にとってもメリットのあるリッチリザルトですが、ただやみくもに構造化データをマークアップしていくことはおすすめできません。デメリットや注意点も存在します。
「マークアップの労力ばかりかかって期待した結果が得られなかった・・・」とならないように、あらかじめ次の6点について知っておきましょう。
- 確実にリッチリザルトとして表示されるわけではない
- 必ずしも検索順位が上がるわけではない
- Googleのコンテンツガイドラインに準拠する必要がある
- 必須プロパティを含めないと表示されない
- 推奨プロパティはなるべくすべて含める
- 重複ページのすべてに構造化データをマークアップする
確実にリッチリザルトとして表示されるわけではない
リッチリザルトに表示されるかどうかはGoogleの判断によるため、構造化データをマークアップしたからといって、必ずしも表示されるとは限らない点には注意しておきましょう。リッチリザルトに限らず、Googleは「ユーザーが望む情報か」を最優先に表示内容を決定しているため、確実に表示させられる方法はありません。
ただし、下記のポイントを押さえてページ作成・構造化マークアップをおこなうことで、表示される可能性は高まります。
- Googleの「構造化データに関する一般的なガイドライン」に準拠する
- テストツールを使って、きちんと有効化されているかを確認する
- ページ自体の品質を高める
「構造化データに関する一般的なガイドライン」には、構造化データとリッチリザルトに関する基礎〜実践的な内容がまとめられています。一度目を通しておくとよいでしょう。
必ずしも検索順位が上がるわけではない
リッチリザルトを使用しても、必ずしも検索順位が上がるわけではありません。すでに紹介したとおり、構造化データのマークアップが持つのは直接的なSEO効果ではなく間接的な効果のみです。
構造化データをマークアップして満足するのではなく、リッチリザルトがどのように表示されているか、リッチリザルトを経由して訪問したユーザーがどのような行動をしているかなどを分析しWebサイトの質を向上していくことこそ、SEO効果を最大化していく上で有効でしょう。
Googleのコンテンツガイドラインに準拠する必要がある
Googleは、構造化マークアップに関連して以下のような内容をコンテンツガイドラインとして定めています。
- GoogleWeb検索のスパムに関するポリシーを遵守する
- 最新の情報を提供する
- 自分またはユーザーが生成したオリジナルのコンテンツを提供する
- ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしない
- 関連性がないコンテンツや誤解を招くコンテンツ(虚偽のレビュー、ページの内容と関係のないコンテンツなど)をマークアップしない
詳細なマークアップがされていても、クリックして訪問した先のページが十分な品質でないとGoogleに判断されればリッチリザルトは表示されにくくなります。マークアップだけでなくコンテンツ自体の品質も意識しましょう。
必須プロパティを含めないと表示されない
構造化データの種類ごとに、かならず記述するべき「必須プロパティ」が定められています。記述漏れがあるとリッチリザルトが表示されません。
各構造データごとの必須プロパティは、ガイドライン内「すべての構造化データ機能」から該当の構造化データのページを開き、「構造化データタイプの定義」の章で確認できます。
たとえば、「ハウツー(HowTo)」については、次のものが必須プロパティとして指定されています。
- name
- step
一方で、必須プロパティが存在しない構造化データの種類もあります。このあと紹介する「推奨プロパティ」と合わせて個別に確認しながら記述することをおすすめします。
推奨プロパティはなるべくすべて含める
必須プロパティはもちろん記述するべきですが、推奨プロパティについても可能なかぎり多く含めるようにしてください。詳細に記述しているほど、精度の高い検索結果を表示しやすくなります。
たとえば、ローカルビジネス(LocalBusiness)の構造化データでは、次のような項目が推奨プロパティとされています。
- aggregateRating(平均評価)
- menu(食事メニュー)
- openingHoursSpecification(ビジネスの営業時間)
- openingHoursSpecification.closes(営業終了時刻)
- review(クチコミ)
- telephone(電話番号)
重複ページのすべてに構造化データをマークアップする
色違い商品など、ページのほとんどが重複するページが複数存在している場合、重複するページすべてに構造化データマークアップを行うことが望ましいです。
ガイドラインにも「コンテンツが同一の重複するページがある場合は、正規ページだけでなく、重複するすべてのページに同じ構造化データを実装することをおすすめします」と言及されています。
まとめ
リッチリザルトについて詳しく解説してきました。内容について振り返ってみましょう。
「リッチリザルト」とは、検索エンジンで検索した際に、通常よりも多くの情報を含めて表示される回答のことです。 「構造化データ」というHTMLの記述を用いてコンテンツに「意味づけ」をすることで、検索エンジンがコンテンツをより正確に理解しやすくなります。その「意味づけ」を元に、ユーザーの求める関連情報がリッチリザルトとして表示される、という仕組みでした。
リッチリザルトは約30種あり、記事内では、
- よくある質問(FAQ)
- 商品情報
- レシピ
- 求人情報
など、代表的なものを確認しました。
リッチリザルトが表示されることで、次のようなメリットが期待できます。
- CTRの向上につながる
- 関連情報を追加できる
- クローラーに認識されやすくなる
- 検索意図に沿った表示が可能
- ユーザーを最適なページへ誘導できる
リッチリザルトが表示されるかは検索エンジンの判断によるため、確実に表示させられる方法はありませんが、構造化データのマークアップを適切に行うこと、それがきちんと反映されているかを確認することで、表示の可能性を高めることはできます。
当記事で紹介しているコツや注意点を、リッチリザルトについての対応に役立てていただけたら幸いです。
詳しくはこちら
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