コンバージョン率(CVR)の改善方法と活用できるツールを解説
コンバージョン率の改善には、何よりもまずコンバージョン率が低い原因の追求が重要です。原因を突き止めなければ、解決策の立案はできないでしょう。
そこで本記事では、コンバージョン率が低い原因や、実際にコンバージョン率を改善するための方法を7つ紹介していきます。
コンバージョン率を改善するのにおすすめのツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
また、Keywordmapを開発したCINCでは、ビッグデータを活用し、セッション数増加からコンバージョン数増加まで一気通貫で支援しています。コンバージョンが増えない、コンバージョン率を高めたいとお困りの方はお気軽にご相談ください。⇒CINCのSEOコンサルティング・SEO対策代行サービス
目次
コンバージョン率(CVR)とは?
コンバージョン率とはWebサイトへのアクセス数(セッション数)のうち、望ましいコンバージョンにつながった割合を指します。サイトを評価する上で重要な指標の一つであり、略称はCVRです。
おもにGoogle広告やSNS広告といったWeb広告の成果を計測する際に用いられますが、一方でWeb広告に限らず、自然検索経由やそのほかのチャネルにおいても、Webサイトの成果指標として用いられます。
コンバージョン率(CVR)とCTRの違い
コンバージョン率(CVR)とクリック率(CTR=Click Through Rate)は混同されがちですが、全く異なる指標です。
CTRはクリック率を示し、広告やWebページのタイトルリンク、SNSの投稿といったコンテンツが、各媒体上で表示された回数(インプレッション数)に対して、実際にユーザーにクリックされた割合を表します。対してCVRはコンバージョンの成果率を示し、Webサイトへのアクセスに対して特定のアクションが実行された割合を表します。
CTRはコンバージョンの前の段階のKPIとして用いられることが多く、したがってコンバージョン数の改善にはCTRの向上が強く影響します。
コンバージョン率(CVR)の算出方法
コンバージョン率(CVR)は以下の式で求められます。
CVR=コンバージョン数÷セッション数×100(%)
例えば、あるサイトの会員登録をコンバージョンとした場合を考えてみましょう。1ヶ月の会員登録が50件でセッション数が5,000だった場合、CVRは以下のように計算されます。
CVR=50÷5,000×100=1(%)
コンバージョン率(CVR)の平均値
CVRの平均値は、一般的なWebサイトでは2%~3%です。ただし、コンバージョンが何を指しているのか(会員登録、資料ダウンロードなど)、あるいは業界やビジネスによって異なり、BtoB(Business to Business)企業とBtoC(Business to Consumer)企業では異なる傾向があります。あくまで目安として捉えておきましょう。
BtoBのWebサイト
BtoB企業のWebサイトでは、コンバージョンがお問い合わせや資料請求、ウェビナーの申し込みなどで測定されます。BtoB企業のコンバージョンでは通常、金銭の発生しない中間段階の成果を示すことが多いでしょう。
WordStream社が行った調査によると、BtoBにおけるリスティング広告のCVRが3.75%、ディスプレイ広告の場合は0.80%とリスティング広告のほうが高い傾向にあります。
参照:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry [Updated!]
なお、上記は広告におけるCVRの目安です。自然検索やSNSといった別チャネル経由のCVRは異なります。また、BtoBのWebサイトでは、複数のコンバージョンポイントが存在します。「CVRの目安はこのくらい」と一概には言えないことに注意しておきましょう。
BtoCのWebサイト
BtoCのWebサイトでは、商品やサービスの実際の購買が主要なコンバージョンポイントになります。
平均CVRは1〜2%程度とされており、BtoBと比較するとやや低い傾向にあります。
以下は、2023年にRuler Analytics社が実施した調査(自然検索や広告、SNSなどを含む6つのチャネル経由)に関するCVRの統計データです。
CVRの統計データ
- ECサイト(BtoC):0.8%
- 旅行関連サイト:0.5%
- 金融関連サイト:1.0%
- 不動産関連サイト:1.7%
- ヘルスケア関連サイト:1.2%
コンバージョン率(CVR)が低い原因
コンバージョン率(CVR)が低くなる原因は、主に次の5つだと考えられます。当てはまっている項目があるか確認しましょう。
- 入力フォームの項目が多い
- ターゲットが最適化されていない
- ターゲットのニーズが満たされていない
- ファーストビューが適切でない
- 広告のクリエイティブと遷移先がマッチしていない
入力フォームの項目が多い
入力フォームの項目が多いと、CVRは低下する傾向にあります。
項目が多すぎるフォームは、ユーザーの意欲を減退させ、CVRの低下につながります。特にスマートフォンの小さな画面では入力がユーザーにとって負担となるため、離脱の原因となりかねません。
株式会社Waculの調査によると、フォームの入力項目を1つ減らすごとにフォームの通過率が2%上昇したと報告されており、項目の数がCVR改善に大きく影響することがわかります。
入力フォームをコンバージョンポイントにする場合は必要な要素を吟味し、最小限の項目に絞りましょう。
ターゲットが明確になっていない
ターゲットが明確になっていないと、コンバージョンは増えず、CVRも向上しません。
サイトのターゲット設定は、CVRに直接影響を及ぼす重要な要素の一つです。ターゲットの設定を誤ると、訪問数は増えてもコンバージョン数が増えずCVRが低下します。
たとえば、プロテインを販売するECサイトについて考えてみましょう。ターゲットが身体を大きくしたい男性なのか、スリムなボディメイクを目指す女性なのかで、プロテインの訴求の仕方が大幅に変わります。
ターゲットが明確になっていなければ、誰に向けてプロテインを売ればいいかわからず、どの層にも刺さらない「筋肉を大きくしながら痩せる」といったような曖昧で怪しい訴求を打ってしまいかねません。そうなれば、当然、サイト訪問者は訴求を自分ゴト化できず、ニーズを満たせないとして他のWebサイトへ移ってしまう可能性が高まります。すなわちCVRの低下です。
Webサイトのターゲットを最適化し、広告やコンテンツ、サイト設計を通じて適切なユーザーに訴求していきましょう。
ターゲットのニーズが満たされていない
サイトがターゲットのニーズを十分に満たせていないと、CVRは低下します。特に、ターゲットが明確になっているのにCVRが低い場合は、ニーズを満たせるようなコンテンツが用意されていない可能性が高いでしょう。
再度、プロテインを売るECサイトで考えてみましょう。ターゲット像を身体を大きくしたい男性と設定したのであれば、「筋肉を大きくする」ことや「体重を落とさない」こと、「タンパク質の含有量」などにフォーカスした情報がニーズを満たす可能性が高いと考えることができます。
逆に「腹持ちが良い」、「美肌に効果的」のような情報はノイズになりかねず、離脱を促す可能性が高まります。
ターゲットのニーズを理解し、それに合うコンテンツやサービスを提供することは、Webサイトの重要な役割です。コンバージョンする価値をユーザーが見出せるWebサイトを目指しましょう。
ファーストビューが適切でない
ファーストビューとは、サイトを訪れたユーザーが最初に触れる情報のことです。
ファーストビューがターゲットにマッチしていないと、CVRは低下するといわれています。ユーザーを引き込む魅力的なファーストビューがなければ、訪問してすぐに離脱される可能性が高まるからです。
以下はSEOツール「Keywordmap」の複数ある内の一つのLP(ランディングページ)におけるファーストビューです。
KeywordmapにはSEOやコンテンツ制作に役立つ様々な機能がありますが、このLPでは「広告運用者」の「リスティング広告で成果を上げるためのツール」として、かなり狭く絞った訴求を行っています。
ターゲットに対して、ニーズを満たすような訴求ができていないファーストビューではなく、Webサイトの価値と魅力を伝え、ニーズが解決できることを訴えかける必要があります。その上で、視覚的に魅力的な要素を組み込んだり、明確な次のアクションを提示したりすることでCVR改善が見込めるでしょう。
広告のクリエイティブと遷移先がマッチしていない
Web広告においては、広告のクリエイティブと遷移先LP(ランディングページ)のコンテンツがマッチしていないことも、CVRが低い原因の一つだと考えられます。広告で示された情報・内容を求めてLPを訪れたユーザーを混乱させてしまうからです。
広告から遷移した際、期待した内容が表示されなければコンバージョンは達成されません。広告クリエイティブとLPが強く関連しているかどうか情報の統一性をチェックし、スムーズにコンバージョンに到れるように導線を整備することが大切です。
コンバージョン率(CVR)を改善する7つの方法
それでは、コンバージョン率(CVR)を改善する方法を7つ紹介します。
- 広告のターゲティングを適切に設定する
- 広告文の内容を見直す
- EFOを実施する
- LPOを実施する
- Webサイトの導線を改善する
- CVのハードルを下げる
- 目を引く有益なコンテンツを作成する
広告のターゲティングを適切に設定する
広告経由のCVRを向上させるためには、まず誰に広告を配信するのかというターゲティングを適切に設定しましょう。
CVRが低い原因でも述べたように、ターゲットが明確であるかはCVRの改善に最も重要な項目のひとつですが、そうなれば当然、そのターゲットに広告が届くかどうかを左右するターゲティングも重要になります。
特にFacebookやX(旧Twitter)、LINEといったSNSでは、デモグラフィックやサイコグラフィックといった基本情報を用いたターゲティングや、作成したリスト、およびその類似ユーザーへのターゲティングなど、自由に幅広く精度の高いターゲティングを行うことができます。
ターゲティングが適切に行えていればCVRは大幅に改善する可能性があるため、まずは正しく設定されているかどうか確認するところからはじめましょう。
広告文の内容を見直す
広告文(広告クリエイティブ)を見直すことで、CVRを改善できる可能性があります。魅力的で明確なコピーを打ち出し、それがLPと強く関連していることで、訪問者の意思決定を後押しし、興味関心を高められるからです。
注意しなければならないのは、魅力的なコピーによってクリック率(CTR)が高くなっても、必ずしもCVR改善に寄与するとは限らない点です。広告をクリックしたターゲットユーザーの期待を裏切らないような「広告文とLPの関連性」を重視しましょう。
CVRが改善されない原因が広告のクリック時点にある場合、つまりターゲットではないユーザーがLPを訪れてしまっている場合は、広告文を見直すだけでもCVRが改善する可能性があります。
EFOを実施する
EFOとは、コンバージョン率を改善するためのエントリーフォーム最適化を指します。EFOを行うことで、ユーザーが感じるフォーム入力時のストレスを軽減し、途中離脱を減らすことができます。
フォームの最適化はCVR改善に大きく貢献します。EFOを実施する際は、以下を意識しましょう。
EFO実施の際に意識するポイント
- 必要ない項目はないか(項目数を極力減らす)
- ストレスなく入力できるか
- CTAボタンとフォームの申込ボタンは一致しているか
- フォーム入力が安全であることを示せているか
- 入力エラー表示があるか
- モバイル端末でも入力しやすいか
- メールアドレスや電話番後のサジェスト機能があるか
特に項目を絞ることは、重要なポイントです。上述に重ねて述べますが、項目を一つ減らすごとにフォーム通過率が2%向上するというデータもあるほどです。必要ない項目を排除すれば、ユーザーの負担を大きく軽減できるでしょう。
LPOを実施する
LPOとは、LP(ランディングページ)の最適化を指します。訪問者のニーズを満たすことができ、知りたい情報が揃っており、かつ利用する上で何の不便もないようなLPを制作することがLPOであり、CVRの改善に大きく寄与します。
LPOを実施する際のポイントは以下の5つです。
LPO実施の際に意識するポイント
- ユーザーの目を引くファーストビュー
- ページの読み込み速度が速い
- モバイル端末に対応している
- クチコミ・レビューがある
- CTAボタンが分かりやすい
- 他サイト・ページへのリンクが少ない
このような対応を行うことで、訪問者が快適に利用でき、コンバージョンへスムーズに促すことができます。ユーザーフレンドリーであることを意識しながら、ターゲットに合わせたLPOを実施しましょう。
なお、LPOについては以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
Webサイトの導線を改善する
商品・サービスのLPだけでなく、オウンドメディアといった他のWebサイト上においてもCVへの導線を改善することで、CVR改善に大きく寄与します。CVまでのルートが明確でなければ、ユーザーは行動できないからです。
まずはWebサイト全体を概観し、スムーズな導線を確保することから始めましょう。
- CVに導くボタンはわかりやすくする
- CVと関連するコンテンツにCV導線を設置する
- コンテンツ上の適切な箇所でCVを訴求する
- CV導線は多すぎず少なすぎず
以上のようなポイントを押さえると、ユーザーはコンバージョンポイントに到達しやすくなります。
CVのハードルを下げる
CVのハードルを下げることで、CVRを改善できる可能性があります。CVまでの複雑なステップや、個人情報提供への心理的障壁はCVを忌避するようにはたらいてしまうためです。
本当に必要かどうか怪しいような情報の入力を削減したり、ステップを簡素化したりすることで、ユーザーがストレスなくコンバージョンに進めるようにしましょう。
また、信頼できるサイトだと示すことで、個人情報提供への心理的障壁を低くできます。個人情報を尊重して保護するための仕組みについて開示したり、自社情報を詳しく掲載したりすることで、ユーザーの信頼感を高められます。
目を引く有益なコンテンツを作成する
ユーザーの目を引く有益なコンテンツを作成しLPに掲載することで、CVRは改善されます。魅力的なコンテンツによって、ユーザーのニーズを醸成することができ、意思決定を後押しできるからです。
コンテンツをより有益なものにする要素の例を紹介します。
- 商品・サービスの情報を充実させる
- 動画や画像を用いて直感的な理解を可能にする
- オリジナリティを持たせる
コンバージョン率(CVR)の改善に役立つマーケティングツール2選
ここからはコンバージョン率(CVR)の改善に役立つおすすめのマーケティングツールを2つ紹介します。
- AIアナリスト
- KAIZEN UX
AIアナリスト
AIアナリストは、データ分析から改善ポイントの提案、施策の管理、成果の検証まで行ってくれるマーケティングツールです。株式会社WACULが提供しています。
AIアナリストがCVR改善に役立つポイントは、以下の通りです。
- CVを最大化のための施策が充実している
- デジタルマーケティングがこれ一つでカバーできる
- Google Analytics等のデータをもとにPDCAを回せる
AIアナリストは、CV最大化のための施策を中心に展開しています。これ一つで完結するようデータ分析から戦略策定まで一貫して行ってくれるため、ブレずに対策を講じていきやすいのが特徴です。
CVRを増やす中でCV最大化を中心に進めていきたい、と考えている方に特におすすめのマーケティングツールです。
利用料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | –(無料分析可能) |
KAIZEN UX
KAIZEN UXは、2017年に設立された会社「株式会社Kaizen Platform」が提供するマーケティングツールです。
KAIZEN UXがCVR改善に役立つポイントは以下の通りです。
- 社内工数を割かずにCVR改善施策を進められる
- フォームやランディングページの改善もカバーできる
KAIZEN UXでは一気通貫でWebサイト改善が行えます。Webサイトの属性に合わせて最適なリソースを提供してくれるため、効率よくサイト改善を実現します。
カバー範囲が広いのも魅力的なポイントです。サイト改善の際に申し込みフォームやランディングページの改善を同時に着手するため、サイト改善を包括的に進めたい方におすすめです。
利用料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | – |
コンバージョン率(CVR)の改善に役立つアクセス解析ツール2選
ここからはコンバージョン率(CVR)の改善に役立つおすすめのアクセス解析ツールを2つ紹介します。
- Googleアナリティクス
- Similar Web
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。
GoogleアナリティクスがCVR改善に役立つポイントは以下の通りです。
- Webサイト内のアクセス解析ができる
- コンバージョンに至るまでのユーザーの動きを把握できる
- サイト連携や他サービスとの連携が楽になる
Googleアナリティクスは訪問者数やPV数、コンバージョン数のほか、平均滞在時間や直帰率などを分析することができます。ほかにもユーザーの属性として、年齢や性別の他、使用言語や使用しているOS・ブラウザまでわかるという高機能な解析ツールです。
コンバージョンそのもののほか、そこに至るまでのユーザー行動まで解析できるため、CVR改善には欠かせないツールです。
利用料金 | 無料 |
無料トライアル | – |
GA4の設定が完了していない方は以下から設定方法を確認できます。
Similar Web
Similar Webは、Similar Web社が提供するアクセス解析ツールです。主に競合調査に用いられることが多く、日本語にも対応しています。
- サイト分析
- トラフィック調査
- オーディエンス分析
- サーチトラフィック分析
- コンバージョン分析
流入経路や競合の調査に強みを持っており、ターゲットの属性を分析できるほか、スマホアプリの状態まで調査できます。
利用料金 | スターター:125ドル(約18,500円) プロ:333ドル(約49,300円) チーム:要問い合わせ エンタープライズ:要問い合わせ ※9月20日時点 |
無料トライアル | ◯ |
コンバージョン率(CVR)の改善に役立つヒートマップツール2選
ここからはコンバージョン率(CVR)の改善に役立つおすすめのヒートマップツールを3つ紹介します。
ヒートマップツールを活用することで、ユーザーが興味を示している箇所を見つけることができます。そのため、CTAボタンといったCV導線設置といったCVR改善施策の発見に役立ちます。
- User Heat
- SiTest(サイテスト)
User Heat
User Heatは、多くの機能が搭載されたヒートマップツールです。無料版でも多くの機能が利用可能ですが、有料版だとさらにその幅が広がります。
無料版の代表的な機能
- EFO機能
- GoogleSearchConsoleとの連携による検索ワードの可視化
- テキストマイニング機能
有料版の代表的な機能
- 10種類以上のヒートマップ
- 25種類以上の絞り込み機能
- SEO改善向け機能
- パワーポイントスライドレポートの自動作成機能
- 日報月報機能
User Heatは、ヒートマップを中心に包括的な改善を進めていきたい方におすすめです。
利用料金 | 無料 |
無料トライアル | – |
SiTest(サイテスト)
SiTestは、ヒートマップツールを提供しながら、サイト解析から改善までを一気通貫で実現するサイト改善ツールです。CVR改善に必要な機能を一通り揃えています。
中でも魅力的な機能が「録画再生機能」「パーソナライズ機能」です。
録画再生機能ではサイト訪問者のページ内での動きを録画した動画を再生し、ヒートマップの結果をより深く解析できます。それをもとにパーソナライズ機能を使うことで、ターゲットの属性ごとにサイトの使用を場合分けすることが可能です。
まさに「かゆいところに手が届く」ユニークな機能でしょう。
利用料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | ◯(ABテスト1回分) |
コンバージョン率(CVR)の改善に役立つLPOツール2選
ここからはコンバージョン率(CVR)の改善に役立つおすすめのLPOツールを2つ紹介します。
- Optimizely
- Ptengine
Optimizely
Optimizelyは、ABテストを軸にLPの最適化を実施できるLPOツールです。株式会社ギャプライズがOptimizely社のオフィシャルパートナーとして、日本での販売・サポートを請け負っています。
OptimizelyがCVR改善に役立つポイントは、以下の2点です。
- 細かなターゲティング機能と独自の統計エンジンを用いたLP改善ができる
- モバイルアプリ最適化プラットフォームを構築している
LPを最適化する上で、細かなターゲティング機能は必須です。Optimizelyでは細かなターゲティングの調整はもちろん、独自の統計エンジンを用いてLPを改善できます。
また、ABテストを軸にしたパーソナライゼーションをモバイルアプリで実装・改善していけるのも大きな魅力です。通常App StoreやPlay Storeのアップデートを待つことでモバイルアプリを改善していきますが、Optimizelyを使えばリアルタイムでアプリの改善を実行できます。
利用料金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | – |
Ptengine
Ptengineは、CVR改善を実行するための、All-in-Oneプラットフォームです。株式会社Ptmindが提供しています。
PtengineがCVR改善に役立つポイントは、以下の通りです。
- 1つのタグ設置だけで様々な改善施策が実行できる
- 直感的な分析を可能にするアクセス解析を提供している
Ptengine最大の特徴は、「1つのタグを設置するだけで、ヒートマップやABテストなどの施策をノーコードで実行できる」点です。Ptengineを使うことで様々な機能を実装でき、簡単かつ素早くLPOの実行が可能です。
利用料金 | フリー:無料 グロース:月額5,478円 プレミアム:要問い合わせ |
無料トライアル | –(フリープランあり) |
コンバージョン率(CVR)の改善に役立つEFOツール3選
ここからはコンバージョン率(CVR)の改善に役立つおすすめのEFOツールを3つ紹介します。
- Gyro-n EFO
- EFO CUBE
- GORILLA EFO
Gyro-n EFO
Gyro-n EFOは、これまでに6,000フォーム以上を改善に導いたEFO専門のツールです。
Gyro-nEFOがCVR改善に役立つポイントは以下の通りです。
- サポートが充実している
- スマートフォンにも対応
Gyro-n EFOでは基本的にサポートデスクに設定を任せられます。設定から運用までサポートが充実しているため、EFOにリソースを割きづらい方でも手軽に始められます。
利用料金 | 月額16,500円〜 |
無料トライアル | ◯(1ヶ月) |
EFO CUBE
EFO CUBEは、エントリーフォームからの途中離脱を防ぎ、CVR改善達成を助けるツールです。株式会社エフ・コードがサービスを提供しています。
EFO CUBEがCVR改善に役立つポイントは、以下の通りです。
- 入力補助やデータ解析機能が充実している
- スマホ対応が無料でできる
入力補助とデータ解析機能が充実しているのが、EFO CUBE最大の特徴です。自サイトの属性やターゲットに合わせて最適な補助機能を設定でき、それに特化したデータ解析が行えます。
利用料金 | 月額50,000円 |
無料トライアル | – |
GORILLA EFO
GORILLA EFOは、低価格が特長のEFOツールです。こちらのサービスもEFO CUBEを運営する株式会社エフ・コードが提供しています。
GORILLA EFOがCVR改善に役立つポイントは、以下の通りです。
- 低価格で導入できる
- スマホ用の入力補助が充実している
最大の特徴はその「安さ」でしょう。5フォームまでの制限はありますが、月々9,800円で利用が可能です。低価格なのに加え、スマホ用の入力補助が充実しています。EFO CUBEとの棲み分けがきっちりされているため、条件に合わせて使い分けることをおすすめします。
利用料金 | 初期費用:30,000円 月額費用:9,800円(1アカウント5フォームまで) |
無料トライアル | – |
まとめ:コンバージョン率(CVR)の改善にはユーザー行動を分析が重要
売上の増加を目指すにあたって、コンバージョン率(CVR)の改善は欠かせません。
「ターゲットへの理解」および「ターゲットニーズの解消」を通じ、ユーザーフレンドリーなWebサイトを提供することで、CVRを改善できます。
アクセス解析やヒートマップの分析を通じて現状を把握し、EFOやLPOといったユーザー目線での改善を行い、コンバージョン率向上を実現させましょう。
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Keywordmapのカスタマーレビュー
ツールは使いやすく、コンサルタントのサポートが手厚い
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