クラウドサーカス株式会社

訪問ユーザー数7倍増加、資料作成時間45%カット!Keywordmapで効率的なコンサル提案、コンテンツ作成が可能に。

クラウドサーカス株式会社

目的

キーワード選定、ユーザーニーズ調査、工数削減

業種

デジタルマーケティングSaaS「クラウドサーカス」の開発・販売

利用部門

マーケティング室
アカウントエグゼクティブ2グループ

マネージャー

豊福 加奈子 様

リーダー

赤樫 朱海 様

記事コンテンツ作成から営業支援まで! 業務を横断したKeywordmap活用方法とは?

「マーケティングの力で世の中をもっと楽しく!」をミッションに掲げ、企業のデジタルマーケティング活動を「コンテンツ制作」「マーケティングツール」「コンサルティング」を通して支援するクラウドサーカス株式会社。マーケティングとエンターテインメントを融合させた提案で、一人ひとりに最適な情報を、最高の顧客体験で提供しています。

今回は、同社において日ごろからKeywordmapを活用いただいている、豊福様と赤樫様にインタビューさせていただきました。

 

(取材・文・撮影:Keywordmap事務局 カスタマーサクセスチーム)

インタビュー

営業とコンテンツ制作、それぞれの課題解決のためにKeywordmapを導入

――本日はどうぞよろしくお願いいたします。では、さっそくですが、御社のサービスの特徴や、強みを教えていただけますでしょうか。

豊福様(以下、豊福) 弊社は、マーケティングオートメーションツールである『BowNow』とCMSの『BlueMonkey』という商材を筆頭に、デジタルマーケティングを支援する様々なツールを提供しています。またWeb制作といたしましてオウンドメディアの構築、さらにコンテンツの作成やリードナーチャリングといったコンテンツマーケティングの支援も行っております。

この2つに加え、制作したサイトのコンサルティングも行っており、「ツールベンダー」「Web制作会社」「コンサルティング会社」という3つの側面を持っているのが弊社の明確な強みです。この3つの強みを持っていることで、企業のデジタルマーケティングを一貫して自社内で支援できるので、お客様と伴走して成果を追うことができます。

――ありがとうございます。
いま、オウンドメディア制作のお話がでました。御社でもメディアを運用されていますが、現在のデジタルマーケットにおいてコンテンツマーケティングはどのような役割を担っているとお考えですか。

豊福 弊社がターゲットにしている業界や市場のリードタイムは長期化している傾向にあります。そういう状況下では、徹底的なリードナーチャリングが必要で、リードナーチャリングのためには、やはり良質なコンテンツを、定期的に提供していかなければならないと思っています。

――まさに、コンテンツマーケティングですね。

豊福 はい。

弊社はMAを提供していますが、MAをうまく活用するにはコンテンツが不可欠です。さらにそのコンテンツを載せる器としてオウンドメディアも運営しているので、企業のコンテンツマーケティング支援を行いながら、一方で弊社としてもコンテンツマーケティング施策を積極的に推進しているわけです。

――なるほど。企業のコンテンツマーケティング支援と自社のオウンドメディア運営のために、Keywordmapを導入していただいたということですね。では、Keywordmapの導入前、御社に何か課題があったのですか。

赤樫様(以下、赤樫) 残業時間と資料の作成時間がいずれも非常に長くなっていたことです。

私は、新規営業に加えて、既存のお客様のマーケティング支援を行っています。Keywordmapの導入前は、資料作成に膨大な時間がかかっていました。といいますのも、お客様からある特定のキーワードで集客したいという要望をいただくと、必要なデータを集めるためにひたすらキーワードをチェックして、外部ツールにコピー&ペーストを繰り返すという作業が発生していたからです。そのうえで、さらに定量的なデータに基づいた調査や分析を行うので、とにかく膨大な時間がかかってしまいます。結果的に残業時間が延びてしまうわけです。

――豊福さんはいかがでしょうか。

豊福 私はメディアサイト『エムタメ!』のディレクションを務めているのですが、メディアを開設したころはノウハウ系の記事を主体にして運用していました。ですが、しばらくしてノウハウ系の記事のみだと流入数に限界があると感じたため、やはりSEOにフォーカスしたコンテンツを制作する必要があると考え、サードパーティの支援ツールの検討に入りました。ですから当時の課題と言えば、SEO記事の制作だと思います。

そのうえでなんですが、実際にサジェストワードや共起語などをそれぞれ別のツールを利用して抽出していたので、赤樫のケースと同様にやはり時間や工数はかかっていたのもネックでした。

――お二方ともKeywordmap導入前は複数の無料ツールを横断的に利用し、膨大な分析範囲から1つのデータを導き出していたと。そのために時間や工数に大きな負荷がかかっていたということですね。
Keywordmapを導入いただいたきっかけにも、重なる部分があるでしょうか?

赤樫 導入のきっかけは弊社の代表だと聞いています。私個人としては、社内のカスタマーサクセスの一人から、「良いツールだから使ってみて」と無料トライアル登録の共有があったことがきっかけでした。実際に使ってみて、本当に良いツールだなと感じていたのですが、気が付いたらいつの間にか有料版になっていました(笑)。

豊福 代表自身が事前準備の重要性を一番わかっているというのが大きいですね。弊社の営業は徹底的に事前準備を行って提案資料を持参するので、コンペでもあまり負けません。ただ、それだけに提案資料を作るのは本当に大変です。代表は、その大変さと重要さをはっきりと理解していて、それゆえに資料作成に割く時間や工数を削減するKeywordmapに投資してくれたのだと思います。

Keywordmapで事実データを基にした集客方法を提案!

――現在、利用いただいている機能やその頻度を教えていただけますか。

赤樫 一番使っているのは自然検索ワードですね。次にワードマップ。あとは、バルク順位、関連ワード、ときおりPPC広告ワードを使っています。少し前に、ワードマップの機能が増えましたよね。

――ニーズマップですね。

赤樫 そうです。すごく使いやすいです。機能が増えるたびに、たくさん触っています。

――ありがとうございます。実際にお使いいただいている機能は、どのようにご活用されていますか?

赤樫 新規営業の際は提案書の作成に使っていますし、既存のお客様をサポートする際には、短い時間で本質的なコミュニケーションを図るための資料の作成に活用しています。お客様とはスプレッドシートを共有していて、訪問前にここで、先方Webサイトの現状を分析したコンテンツ案でしたり獲得キーワードなどを提示しています。

――あらかじめ情報を共有しておくことで、スムーズにキーワードの提案などが行えるようになるわけですね。営業以外で、たとえばコンテンツの制作においても、Keywordmapは使われますか。

豊福 初回のディレクションで利用していますね。営業の方で全体像を描いて提案していますが、やはり実際にコンテンツを管理するディレクターとでは、どうしても認識に齟齬が生じてしまいます。したがってディレクターは、「こういうコンテンツを作ります」という例を挙げたり、「このコンテンツしか作らないのであれば、対策するキーワードはこれになります」というふうに、初回時の認識のすり合わせを行うのですが、ここでKeywordmapを使っています。

――なるほど。コンテンツ案でしたり、キーワード抽出や選定でご利用されていると。広告の方でも、ご活用いただいていると聞きましたが、いかがでしょう。

赤樫 はい、使っています。お客様の競合他社がリスティング広告を出稿している場合、そのキーワードやクリエイティブを調査して、予算の最適化やCTR、CVRが最大限見込めそうな提案を行っています。

――ありがとうございます。ではそのうえで、新規営業、既存のお客様支援におけるオススメ機能3選を教えていただけますでしょうか。

赤樫 個人的なオススメ度としましては、バルク順位が一番ですね。3つ挙げるとすればバルク順位、自然検索ワード、ワードマップです。私自身、概要的な全体像を伝える提案が苦手ということもあって、実際に数字として根拠があると、まず自分が納得したうえで提案することができます。その点からするとKeywordmapは、まさに数字として根拠が出せますよね。事実をもとにした集客の方法を力強くお伝えできるので、この3つ、とくにバルク順位はオススメだと思っています。

自然検索ワードは、お客様との初めての接点のときにフックになってくれます。自社はもちろん、競合サイトの流入キーワードも調査できるので、興味を持ってくれる一番のきっかけとして重宝しています。

最後にワードマップですが、提案の締めとしてコンテンツ案を出す際に、具体性を持ったユーザーニーズを提示できるので、そこがすごくありがたいですね。

※Keywordmap各種機能

――ワードマップを使って、どんな提案をされているのでしょうか。

説得力のある集客キーワードを調査するために使っています。ワードマップ上だと、主軸となるキーワードで検索すれば、ユーザーニーズに直結したサジェストワードが拾えますよね。まず、この主軸キーワードと一緒に検索されるサジェストワードをお客様にご覧いただきます。そして、次回の訪問時には、これらのキーワードで実際に集客できているWebサイトをバルク順位で抽出するという流れです。

バルク順位はキーワードごとに上位表示されているWebページを抽出するので、そのまま各Webサイトを分析して、検索上位サイトのSEO的な傾向を参考にすることができます。私たちは、その傾向をお客様に伝えて、実際の施策を提案しています。

――ロジカルですね。バルク順位の機能はビジネス上の競合ではなく、あくまでもキーワード上の競合を効率よく抽出する機能として活用いただいているわけですね。ありがとうございます。では、メディア運用におけるオススメ機能について、豊福さんはいかがでしょうか。

豊福 ニーズマップとワードマップのサジェスト分析です。

どんなニーズがあるのか、あるいはどんなキーワードで対策すれば良いのか把握できるので、SEO記事を作成する際には重宝しています。

コンテンツ作成のプロによるKeywordmapの使い方

――Keywordmapを使った記事の書き方についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

豊福 弊社では、記事一本まるまるライターに依頼するのではなく、アウトラインを作ったうえで依頼しています。アウトラインは記事の骨子となるタイトルや見出しです。ここを作成する際にKeywordmapを利用していますね。

ワードマップで対策したいキーワードを検索すれば、ユーザーニーズを抽出できるので、まずここを分析します。次に、同じくワードマップ上でサジェストワードを抽出し、テーマに当てはまりそうなキーワードを洗い出す作業に移ります。たとえば、「とは?」や「使い方」「活用方法」、あるいは「費用」といった言葉ですね。サジェストで対策キーワードを仕上げるというのは、鉄板なので、効果的なサジェストを探し出す参考にしています。

メインとなる対策キーワードとこれらのサジェストワードの掛け合わせ(※例、「MA 使い方」など)を選定して、実際に検索結果1位~3位を確認、タイトルや見出しを参考にします。

このようにして記事案を作成し、ライターに発注しています。その後、返ってきた記事をワードマップの網羅チェック機能に入れて、漏れなく情報が拾えているかチェックする、という流れですね。

 

※クラウドサーカス社作成

豊福 Keywordmapを使ってはじめに型を作ってしまえば、専門知識やノウハウがないライターさんでもSEO流入を見込める記事を書くことができます。実際このような方法で、「マーケティングオートメーション」や、「CMSツール」といったワードで上位表示させることができているので、お客様への信頼感の醸成につながっているのではないかと思っています。

社内でツールを浸透させるために必要なこと

――御社はKeywordmapをご利用されてすでに2年以上になりますが、現在、社内ではどれくらい普及しているでしょうか。

赤樫 営業部門だけですと、90%以上は利用していると思います。

――素晴らしいですね。Keywordmapもそうですが、社内でツールを浸透させるポイントがあれば教えてください。

赤樫 以前は適宜、Keywordmapの活用方法について勉強会を開いたりしていましたね。もともとは、御社の担当の方から非常にわかりやすいKeywordmapの資料をいただいたことがきっかけでした。これを共有しないのはもったいないと思いまして、少しだけ弊社用に足りないところを補って、勉強会という形で伝えていました。

――すごい。

豊福 赤樫は勉強会もやっていたのですが、そのほかにもメールで、Keywordmapのおすすめ機能の紹介もしていました。バルク順位はこうやって使えるよ、みたいな内容を社内共有として。そういうのを定期的に忘れず発信し続けてくれたのは、社内の者に大きな影響を与えたはずだし、ありがたかったですね。

赤樫 そのおかげであれば良いのですが、私の所属する新規営業だけでなく、既存の営業部署もほぼほぼKeywordmapを使っているようです。ほかにも、コンサルの方でも使っているという声を聞いています。

――まさにキーマンですね。本当にありがたいです。

 

※赤樫さんが作成したKeywordmapの勉強会資料から一部抜粋。

驚異のユニークユーザー数7倍を達成! 工数も圧倒的に削減

――Keywordmapを導入して得られた具体的な成果などありましたら、お教えください。

豊福 サジェストワードでの対策を行うようになってからですと、重複してしまいますが、「マーケティングオートメーション」、「CMSツール」、「Webマーケティング」、「メールマーケティング」で1位を獲得しています。

――すごい、どれもビッグワードですね。

豊福 はい。ただ、それだけにどこのマーケティング企業も狙っているので順位変動はあるのですが、本日は1位でした(笑)。

――セッション数やPV数などは増加しましたか。

豊福 Keywordmapを導入したのが2018年の1月なのですが、翌月の2月からメディアのオーガニック検索のユーザー数が伸び始めて、ピークで約7倍は増えています。

※クラウドサーカス社作成

――7倍は衝撃的ですね……。赤樫さんはいかがでしょうか。

赤樫 導入前の課題だった残業時間と資料作成時間の大幅な削減が、具体的な成果の最たる部分かなと思っています。

――実際にどれくらい短くなりましたか。

赤樫 25%短くなっています。もともと月々40時間ほど残業していたのですが、いまでは3時間くらいの月もあったりします(笑)。

ただ残業時間の削減はほかにも要因があると思っていて、一方で資料作成時間はKeywordmapで45%も削減されているので、やはり非常に大きな成果がありました。

 

※クラウドサーカス社作成

――工数削減もKeywordmapの長所の一つなので、そのような声はありがたいです。ちなみになんですが、さきほどコンペで負けないというお話がありましたが、一回で決まることが多くなって回数が減ったなどありますか。

赤樫 逆に増えていますね。資料作成の工数や時間がかからないので。提案回数が多ければ多いほど受注確度はあがるため、いまではコンペ自体が増えているという状況です。

――なるほど。確かに最後に提案した方が、受注率が上がりやすい傾向にあると思うのですが、そのときに何かしら資料のお土産があるだけで印象が変わりますよね。

赤樫 はい、何か先方に持っていけるというのは本当に大きいです。

今後の目標は、再現性の構築とユーザーのファン化

――今後の目標などがあれば、お聞かせいただけますか。

赤樫 現状、営業担当者によって提案に個人差があるので、再現性のある施策をやっていきたいと思っています。たとえばKeywordomapを使って、提案までの流れを仕組み化し、全体的な受注率を上げる、というような施策ですね。ニュアンスでしたり感覚的なところも併せてフローの中に落とし込んで、誰でも行えるよう仕組み化することを目指しています。

豊福 私の方は、SEO記事への対策はこれまで通り継続しつつ、これからはノウハウや学習系の記事といったユーザーをファン化させるようなコンテンツを増やすのが目標です。記事の更新速度を上げつつ、メディアとしてさらなる成長を目指しています。

――ありがとうございます。では最後の質問になりますが、今後、Keywordomapに期待する点があればお教えください。

赤樫 最近、一番欲しいと思っている機能としては、Keywordmapで得たデータをスプレッドシートにそのまま連携できるようなものです。月次レポートとして抽出できれば、瞬時にお客様に展開できるので、あるととても嬉しいです。

――開発部に伝えさせていただきます。本日は、誠にありがとうございました

企業DATA
クラウドサーカス株式会社
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「マーケティングの力で、世の中をもっと楽しく!」というビジョンのもと、企業のデジタルマーケティングを「ツール」「コンテンツ制作」「コンサルティング」の提供を通して支援している。特にツールでは、MAツール「BowNow(https://bow-now.jp/)」とCMSツール「Blue Monkey(https://bluemonkey.jp/)」を中心に展開。また、マーケティング担当者向け情報サイト「エムタメ!(https://mtame.jp/)」の運用もおこなっている。

業種:デジタルマーケティングSaaS「クラウドサーカス」の開発・販売

https://mtame.co.jp/

Keywordmap事務局

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