株式会社ウエディングパーク

リライトで流入が驚異の600%増加! 業界大手メディアが語るKeywordmapの活用方法

株式会社ウエディングパーク

目的

サイト流入増加、ユーザーニーズ調査、リライト

業種

ブライダルサービス

利用部門

メディア開発本部

ディレクター

清野 廉 様

ユーザーに良質なコンテンツを提供できるキーワード領域をKeywordmapで探る

式場探しの決め手が見つかるクチコミサイト「ウエディングパーク」をはじめ、これから結婚するカップルに役立つメディアを複数運営する株式会社ウエディングパーク。日本最大級のクチコミ掲載数を誇り、多くのカップルの幸せをサポートしてきた「ウエディングパーク」において、Keywordmapはどのように活用されているのでしょうか?

今回は、メディア開発本部ディレクターの清野様にお話を伺いました。

(取材・文・撮影:Keywordmap事務局 カスタマーサクセスチーム)

インタビュー

Keywordmap導入の背景は『業務の効率化』

――本日はどうぞよろしくお願いいたします。さっそくですが、まずは御社のサービスの特徴と強みを教えてください。

弊社は「結婚をもっと幸せにしようという経営理念のもと「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンを掲げて、「インターネット×ブライダル」で事業を展開しております。

具体的に申し上げますと、これから結婚する方々向けの5つの専門メディアをメインに、ウエディング業界向けに最適化した運用型広告の出稿サポートや動画などの広告クリエイティブ制作支援などもやらせていただいております。

私が担当しているウエディングパークは、国内最大級の結婚準備クチコミ情報サイトです。カップルに向けては、全国の結婚式場の公式情報や、先輩カップルや列席した方のクチコミを元に比較検討できるコンテンツなどを提供しています。一方、情報を掲載いただいているクライアント様(結婚式場)には、公式ホームページにユーザー(カップル)を送客するというかたちで自社集客の最大化を支援しております。

――ありがとうございます。それでは、Keywormdmapを導入いただいたきっかけを教えていただいてもよろしいでしょうか?

業務の効率化ですね。

導入を検討していた当時は、記事やコンテンツの作成にあたって、ユニークユーザー数をひとつのKPIに設定していました。記事作成にはどうしても時間がかかります。キーワードの選定だけでもSERPs調査や競合調査、大量のキーワード抽出に検索ボリュームを調べて、さらに精査して……限られた人数の中でそうした対策を可能な限り数多く、短い時間で行っていくために導入を決めました。

――オーガニックの流入からユニークユーザーを増やしていくことがミッションのひとつということでしょうか?

そうですね。

――コンテンツ制作についてもう少しお伺いしたいのですが、競合他社との差別化を図るために何か工夫している点はありますか? たとえばオリジナリティのあるコンテンツを提供するといったことはありますか?

数字ばかりを追うのは意識的に避けて、ユーザーの問題を解決するという軸だけはしっかりと持っています。

ですから、オリジナリティを全面に出すというよりは、サイトを訪れるユーザーにとって本当に必要なものは何かを探るために、ユーザーインタビューをしたり、ペルソナに近い社員への社内インタビューをしたりして得た情報をコンテンツに反映して、オリジナリティにつなげていますね。

――ペルソナの生の声が反映されるというのは、コンテンツSEOとして素晴らしいですね

ユーザーに価値を提供できるキーワードをKeywordmapで探す

――導入時、ほかのツールと比べた際にKeywordmapに決めた理由は何かございますか?

はい、あります。

ユーザーニーズを分析するようなワードマップに似た機能を持つツールがほかにもあるというのは知っていました。しかし、プラスαで競合に流入しているキーワードを調査できる機能やSEO全体のトレンドを分析する機能があったので、そこが他ツールとの明確な差だと感じて導入を決めました。

――なるほど。ありがとうございます。それでは、現在どの機能で、どのような作業をされていますか?

メインは、ユーザーニーズ分析の「ワードマップ」ですね。記事やコンテンツの制作に活かしています。

ほかにはサイトへの流入を分析する機能の「競合獲得ワード」を利用して、キーワードの選定やサイト流入の全体的な分析に活かしています。たとえば、狙うキーワードの選定という工程、単純にキーワードを拡大してく工程、コンテンツを実際に作成していく工程すべてで、「ああ、こういうニーズもあるんだ」というヒントとして活用しています。

大事にしているポイントは、「専門領域」であり、ユーザーに価値を提供できるキーワード領域であることです。

既存のページに追加すべき新しい情報があれば、おそらくユーザーにとっても新しい気づきになると思われますし、貢献できるのではないかと活用しています。

――ではオススメの機能も、「ワードマップ」と「競合獲得ワード」になりますか?

そうですね。ほかにも「共起語分析」と「ドメイン比較」はオススメですね。

「共起語分析」は、コンテンツをどんな内容にするのか方針を定めるのに非常に役立っております。これはワードマップも同じなのですが、ユーザーが本当に求めている情報は何かということについて、共起語分析を利用すると可視化できるので重宝しています。

――「ドメイン比較」機能はどうでしょうか?

競合もそうですが、まったく異なる業界の注目を浴びているようなWebサイトを分析して、どのようなところにポイントがあるのか、ウエディングパークでも横展開できることはないか、そういったところを探っていくために利用しています。

作業時間が半減! UU(ユニークユーザー)数は1.3倍に

――ありがとうございます。それでは、次に具体的な成果についてお聞きしてもよろしいでしょうか?

業務の効率化というKeywordmapの導入目的は狙い通り達成できたのではないかと思っています。

コンテンツ制作は、全体を通して丁寧に行うことを方針としているのですが、記事の骨子を作る段階でリソースが大きく割かれていました。Keywordmapをコンテンツ制作のプロセスに組み込むことで非常にスピーディーになり、そのボトルネックだった部分がうまく解消されました。

トラフィック増加についてその効果を正確に算出することは難しいですが、導入前後で比較すると約1.3倍程度になりました。Keywordmapを活用してリライトした記事は、流入が600%増加したものもあります。

――600%は凄まじいですね。業務効率化がKeywordmap導入の目的だったとのことですが、記事作成にかかる時間は、Keywordmap導入前後でどれくらい短縮されたでしょうか?

記事のアウトラインを作成するのに、およそ4時間かかっていたのですが、導入後は2時間ほどになったので、時間は半分に短縮されましたね。

――「トラフィックやユニークユーザーが増えても売上や成果に繋がらない」という声を聞くこともありますが、売上への影響はいかがでしょうか?

影響していると思います。

メディア全体の集客数が増加することは、メディアの価値が上がることに繋がりますし、それがクライアント様への送客数の増加につながっています。

――ありがとうございます。

――社内でKeywordmapの活用を浸透させた工夫はございますか?

まずは自分で使い倒してみる、ということですね。

そこから社内に対して、Keywordmapのメリットを語れるようにしたというのがポイントだと思います。これはツールだけの話ではなくて、担当者がまず率先してサービスを使い、それからメリットを語って、社内にそのインパクトを伝えるというフローが重要だと考えています。Keywordmap導入時も同じで、業務の中で、どんな時、どんな場面においてどう活用するか、どんな改善ができるのか、という具体例を意識して伝えました。

SNS時代に細分化するニーズ。検索意図からユーザーに迫る

――今後の目標についてお聞きしてもよろしいでしょうか

ウエディングパークを訪れていただいた方に、今まで以上に満足していただけるような情報を提供していくというのが目標です。単純にWebサイトから情報を得るというだけで終わるのではなく、その後の行動が変わるような、質の高い有益な情報を提供するというところにフォーカスしていきたいと思っています。

昨今は検索エンジンだけでなく、Instagramを筆頭にしたSNSの普及で、結婚や結婚式場に関する情報が増えて、非常に簡単に様々なチャネルから入手できるようになりました。そんな中で、膨大な情報の中から検索者が本当に求めている情報を適切に見極めてコンテンツを用意するようにしていきたいと思っています。

一方で、ニーズがより細分化し、実際にニッチな検索キーワードも出てくるようになりました。ユーザーの検索意図を丁寧に拾い集めて、しっかりと検索結果としてこたえられるように対策していかなければならないと思っています。

――なるほどですね。普遍的な検索行動と、SNSの登場で新しく生まれたニーズがあると。どんなキーワードなのかお尋ねしてもよろしいですか?

昔から変わらないのは「会場名」や、「エリア名」と「結婚式場」の掛け合わせです。一般的に皆さんが想像するようなワードには、やはり一定のニーズがあると思います。

反対に、SNSなどのチャネルを通してユーザー間での結婚式に関する情報共有が促進される中で、たとえば「少人数」、あるいは「ガーデンウェディング」というような、結婚式の新しい形をピンポイントで検索する方が増えている印象はありますね。

――興味深いですね。おそらくそのようなニーズの細分化というのは、ウエディング業界だけでなく、あらゆる業界でも同じことが言えるのではないでしょうか。

そうだと思います。

――おっしゃっていただいた目標や、今後トラフィックを増加させていくためにKeywordmapに期待することは、何かございますでしょうか?

サイテーション(言及・引用)に関するデータです。

たとえば、クエリごとに被リンクや指名検索の重要度の指標が表示されると、対策優先順位の参考になると思うので欲しいですね。

――開発に伝えさせていただきます。本日は貴重なお話をどうもありがとうございました。

企業DATA
株式会社ウエディングパーク
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「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念、「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンのもと、結婚を考えている人とブライダルサービスを結びつける事業を展開。「インターネット×ブライダル」を掲げ、クライアントとカップルのベストマッチを創出するため、5種のメディアを運営、業界を牽引している。また、ブライダル業界向けのアドテク広告の販売やクリエイティブ支援なども手掛けている。

業種:ブライダルサービス

https://www.weddingpark.co.jp/

Keywordmap事務局

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